- 英
- yellow fever vaccine
- 関
- ワクチン類
- 黄熱ウイルス(17D-204株)
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- アフリカ(ケニア,タンザニア,サファリ,キリマンジャロ,ナイル,ビクトリア湖) (特集 実地医家のための渡航医療) -- (相談の多い有名渡航地・観光地)
- 南米(クスコ,マチュピチュ,ウユニ塩湖,イグアスの滝) (特集 実地医家のための渡航医療) -- (相談の多い有名渡航地・観光地)
Related Links
- 黄熱ワクチンは、黄熱ウイルスへの暴露が低い地域では、一般的には推奨されません ( generally not recommended)。しかし、この地域へ .... 黄熱以外のワクチン詳細 については、各検疫所および財団法人日本検疫衛生協会のホームページをご参照 ください。
- 黄熱ワクチンについて. □黄熱とはどういう病気ですか? 黄熱は、黄熱ウイルス感染 によって起きる重篤な感染症です。黄熱に感染した蚊に刺されることで感染します。 アフリカの熱帯地域と中南米の熱帯地域にみられます。 黄熱病の症状には、 ・発熱と ...
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
黄熱ワクチン
組成
製法の概要
- 本剤は、黄熱ウイルス (17D-204株) をトリ白血病ウイルスに汚染されていないニワトリ胚で培養増殖後精製し、安定剤を加え凍結乾燥したものである。
組成
- 本剤を日本薬局方生理食塩液 (「黄熱ワクチン溶解液」など) 3mLで溶かした液の1回接種量0.5mL中の組成を示す。
有効成分
- 黄熱ウイルス (17D-204株) 4.74log10 PFU以上 (備考) PFU: Plaque Forming Unit
安定剤
- D-ソルビトール 7.5mg
ゼラチン 7.5mg (備考) ブタ皮膚由来
禁忌
(予防接種を受けることが適当でない者)
- 被接種者が次のいずれかに該当すると認められた場合には、接種を行ってはならない。
- 9か月齢未満の乳児 (「副反応」および「小児等への接種」の項参照)
- 明らかに免疫機能に異常のある疾患を有する者及び免疫抑制をきたす治療を受けている者 (「相互作用」の項参照)
- 明らかな発熱を呈している者
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者
- 本剤の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな者 (「接種上の注意」の項参照)
- 上記に掲げる者のほか、予防接種を行うことが不適当な状態にある者
効能または効果
- 本剤は黄熱の予防に使用する。
- 本剤を日本薬局方生理食塩液 (「黄熱ワクチン溶解液」など) 3mLで溶解し、その0.5mLを1回皮下に注射する。
接種後の免疫の賦与
- 本剤接種後の黄熱に対する免疫は接種10〜14日目以後に賦与される (「臨床成績」の項参照)
不活化ワクチン製剤との接種間隔
- 不活化ワクチンの接種を受けた者は、通常、6日以上間隔を置いて本剤を接種すること。
他の生ワクチン製剤との接種間隔
- 他の生ワクチンの接種を受けた者は、通常、27日以上間隔を置いて本剤を接種すること (「相互作用」の項参照)
輸血及びガンマグロブリン製剤との接種間隔等
- 輸血及びガンマグロブリン製剤の投与を受けた者は3〜6か月以上間隔を置いて本剤を接種すること。また、本剤接種後14日以内に輸血及びガンマグロブリン製剤の投与を受けた者は、3か月以上経過した後に本剤を再接種すること(「 相互作用」の項参照)
慎重投与
(接種の判断を行うに際し、注意を要する者)
- 被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質を勘案し、診察及び接種適否の判断を慎重に行い、予防接種の必要性、副反応、有用性について十分な説明を行い、同意を確実に得た上で、注意して接種すること。
- 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等の基礎疾患を有する者
- 予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた者及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある者
- 過去にけいれんの既往のある者
- 過去に免疫不全の診断がなされている者及び近親者に先天性免疫不全症の者がいる者
- 妊婦又は妊娠している可能性のある婦人 (「 妊婦、産婦、授乳婦等への接種」の項参照)
- 高齢者 ( 「 高齢者への接種」の項参照)
- ゼラチン含有製剤又はゼラチン含有の食品に対して、ショック、アナフィラキシー様症状 (蕁麻疹、呼吸困難、口唇浮腫、喉頭浮腫等) 等の過敏症の既往のある者
- 本剤の成分又は鶏卵、鶏肉、その他鶏由来のものに対してアレルギーを呈するおそれのある者
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状
- ショック、アナフィラキシー様症状 (蕁麻疹、喘息様症状、呼吸困難、血管浮腫等) があらわれることがあるので接種後は観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
脳脊髄膜炎、ギラン・バレー症候群、急性散在性脳脊髄炎、けいれん、球麻痺等の神経系障害 (Neurotropic disease)
- まれに (10万回接種に0.4〜0.8例程度1)) 脳脊髄膜炎、ギラン・バレー症候群、急性散在性脳脊髄炎、けいれん、球麻痺等の神経系障害が発現することがあるので、接種後は観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
熱性多臓器不全 (Viscerotropic disease)
- まれに (10万回接種に0.3〜0.4例程度1)) 接種2〜5日目に疲労、筋肉痛、頭痛を伴う発熱があらわれ、呼吸不全、肝機能障害、リンパ球減少、血小板減少、高ビリルビン血症、腎不全等の急速な進行を特徴とする多臓器不全を発現し、重大な転帰をたどることがある1) 3)。接種後は観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 黄熱は黄熱ウイルス (フラビウイルス) が蚊によって媒介され発症にいたる。本剤を接種した場合、野生型ウイルス感染と同等の免疫応答が誘導されるものと予測されている。本剤の免疫応答において重要な役割を担っているのはウイルス構造タンパクに対する液性免疫反応であり、あらかじめ本剤の接種により黄熱ウイルスに対する液性免疫が獲得されていると、感染したウイルスの増殖は抑制され発症は阻止される2)。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- vaccine
- 関
- 予防接種 immunization、感染症、感染症予防法、シードロット・システム。immunization
種類
副反応
風疹ワクチン
おたふくかぜワクチン
- 2-3週間後、まれに、発熱、耳下腺腫脹、咳、鼻水
- MMRの際に無菌性髄膜炎が数千人に一人
- 髄膜炎の症状:発熱、頭痛、嘔吐
学校伝染病、予防接種、ワクチン (学校伝染病、予防接種、ワクチン.xls)
日本で使われているワクチン
その他マイナーなワクチン
- 1ヶ月に1回、6ヶ月続けて。
- 適応は低体重児と免疫不全児だった気がする
接種間隔
参考
- 1. 国立感染症研究所 感染症情報センター:予防接種のページ
- http://idsc.nih.go.jp/vaccine/vaccine-j.html
- 2. 日本で接種可能なワクチンの種類 - 国立感染症研究所
- http://idsc.nih.go.jp/vaccine/atopics/atpcs003.html
[★]
- 英
- yellow fever
- ラ
- febris flava
- 同
- 黄熱病、黒吐病 black vomit
[★]
- 英
- heat、hot、 fever(→発熱)
- 関
- アイソトープ、加温、発情、発情期、放射性、加熱、熱い、熱感、ホット
[★]
- 英
- cutin
- 関
- 角皮素