日本脳炎ワクチン
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- the 22nd letter of the Roman alphabet (同)v
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- vanadium の化学記号
- verb / verso / 《話》very / velocity / volt[s] / volume / vide
Japanese Journal
- 現場で解決! ワクチン講座(6・完)日本脳炎ワクチン ジェービックV
- ワクチン (新薬展望2010) -- (治療における最近の新薬の位置付け〈薬効別〉--新薬の広場)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ジェービックV
組成
製法の概要
- 本剤は日本脳炎ウイルス北京株をVero細胞(アフリカミドリザル腎臓由来株化細胞)で増殖させ、得られたウイルスを採取し、ホルマリンで不活化した後、硫酸プロタミンで処理し、超遠心法で精製し、安定剤を加え充填した後、凍結乾燥したものである。
なお、本剤は製造工程で、ウシの血液由来成分(血清)、乳由来成分(エリスロマイシンラクトビオン酸塩)、ウシ及びヒツジの胆汁由来成分(デオキシコール酸ナトリウム)、ブタの膵臓由来成分(トリプシン)を使用している。
組成
- 本剤を添付の溶剤(日本薬局方注射用水)0.7mLで溶解した時、液剤0.5mL中に次の成分を含有する。
有効成分
- 不活化日本脳炎ウイルス北京株 参照品(力価)と同等以上
安定剤
- 乳糖水和物 17.86mg(乳糖水和物:ウシの乳由来成分。)
ホルマリン(ホルムアルデヒド換算) 0.01mg
L-グルタミン酸ナトリウム 3.57mg
等張化剤
- 塩化ナトリウム 0.83mg以下
塩化カリウム 0.02mg以下
緩衝剤
- リン酸二水素カリウム 0.02mg以下
リン酸水素ナトリウム水和物 0.30mg以下
希釈剤
禁忌
(予防接種を受けることが適当でない者)
- 被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合には、接種を行ってはならない。
- 明らかな発熱を呈している者
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者
- 本剤の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな者
- 上記に掲げる者のほか、予防接種を行うことが不適当な状態にある者
効能または効果
- 本剤は、日本脳炎の予防に使用する。
- 本剤を添付の溶剤(日本薬局方注射用水)0.7mLで溶解する。
- ◎初回免疫:通常、0.5mLずつを2回、1〜4週間の間隔で皮下に注射する。ただし、3歳未
満の者には、0.25mLずつを同様の用法で注射する。
- ◎追加免疫:通常、初回免疫後おおむね1年を経過した時期に、0.5mLを1回皮下に注射する。ただし、3歳未満の者には、0.25mLを同様の用法で注射する。
基礎免疫、追加免疫及び免疫の保持
- 初回免疫として2回接種を行い、さらに第1回の追加免疫を行うことにより基礎免疫ができる。その後の追加免疫のときの接種量は第1回目の追加免疫に準ずることとし、接種間隔は地域における日本脳炎ウイルスの汚染状況などに応じて実施すること。
定期接種対象者と標準的接種年齢
- 第1期は、生後6月から90月に至るまでの間に行う。初回免疫は3歳に達した時から4歳に達するまでの期間、追加免疫は4歳に達した時から5歳に達するまでの期間を標準的な接種年齢とする。
- 第2期の予防接種は、9歳以上13歳未満の者に行う。9歳に達した時から10歳に達するまでの期間を標準的な接種年齢とする。
- 平成7年6月1日生まれから平成19年4月1日生まれの者のうち、7歳6カ月以上9歳未満の者及び13歳以上20歳未満の者についても定期の予防接種の対象とする。
- なお、本剤の定期の予防接種への使用については、予防接種実施規則によること。
他のワクチン製剤との接種間隔
- 生ワクチンの接種を受けた者は、通常、27日以上、また他の不活化ワクチンの接種を受けた者は、通常、6日以上間隔を置いて本剤を接種すること。
重大な副作用
- ショック、アナフィラキシー様症状(0.1%未満):ショック、アナフィラキシー様症状(蕁麻疹、呼吸困難、血管浮腫等)があらわれることがあるので、接種後は観察を十分に行い、異常が認められた場合には適切な処置を行うこと。
- 急性散在性脳脊髄炎2, 3)(0.1%未満):急性散在性脳脊髄炎(ADEM)があらわれることがある。通常、接種後数日から2週間以内に発熱、頭痛、けいれん、運動障害、意識障害等があらわれる。本症が疑われる場合には、MRI等で診断し、適切な処置を行うこと。
- けいれん(頻度不明):けいれんがあらわれることがある。通常、接種直後から数日ごろまでにけいれん症状があらわれる。本症が疑われる場合には、観察を十分に行い、適切な処置を行うこと。
- 血小板減少性紫斑病(頻度不明):血小板減少性紫斑病があらわれることがある。通常、接種後数日から3週ごろに紫斑、鼻出血、口腔粘膜出血等があらわれる。本症が疑われる場合には、血液検査等を実施し、適切な処置を行うこと。
- 脳炎・脳症(頻度不明):脳炎・脳症があらわれることがある。接種後、 発熱、四肢麻痺、けいれん、意識障害等の症状があらわれる。本症が疑われる場合には、MRI 等で診断し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 日本脳炎ウイルスは、ウイルスに感染したコガタアカイエカの穿刺により感染する。本ウイルスは局所のリンパ組織で増殖した後、ウイルス血症を起こし、血液・脳関門を通って中枢神経系に運ばれると、日本脳炎を発症すると考えられている。あらかじめ本剤の接種により、日本脳炎ウイルスに対する能動免疫、特に中和抗体による液性免疫が獲得されていると、感染したウイルスの増殖は抑制され、発症は阻止される。
参考
- 受動免疫したマウスへの感染実験では、血中に10倍の中和抗体価があれば、105MLD50(50%マウス致死量)の日本脳炎ウイルス感染を防御するとの成績が示されている。蚊の1回の穿刺により、注入されるウイルスは103〜104MLD50とされている。これらの成績から、血中に10倍の中和抗体価があると、ウイルス感染が阻止されるものと考えられている4)。
★リンクテーブル★
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- 英
- Japanese encephalitis vaccine
- 同
- 日脳ワクチン
- 商
- エンセバック、ジェービックV
- 関
- 日本脳炎、日本脳炎ウイルス、予防接種
特性
- ジェービックVの場合:日本脳炎ウイルス北京株をVero細胞(アフリカミドリザル腎臓由来株化細胞)で増殖させ、得られたウイルスを採取し、ホルマリンで不活化した後、硫酸プロタミンで処理し、超遠心法で精製し、安定剤を加え充填した後、凍結乾燥
ウイルス感染マウス脳より精製したウイルスをホルマリン処理 ← oh! no! ソースは?
ワクチン接種
- 1-2週間隔で2回接種。(ここで抗体価が上がるが、1年後には下がっている) ← 資料によっては1-4週とか・・・
- 1年後に1回接種。(基礎免疫。ブースター効果で高い抗体価を得ることができる)
- 3-4年に1回接種(追加免疫) ← 資料によっては5年とか・・・
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商品
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