不活化インフルエンザウイルス(A/lndonesia/5/2005(H5N1)(CDC-RG2))
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Japanese Journal
- 公衆衛生 沈降インフルエンザワクチンH5N1の開発と今後
- 沈降インフルエンザワクチンの評価とインフルエンザA(H1N1)2009ワクチンの今後
- 庵原 俊昭
- ウイルス 60(1), 69-78, 2010
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- NAID 130004470945
- ワクチンへの期待--「新型インフルエンザA(H1N1)ウイルス用ワクチン」と「沈降インフルエンザワクチンH5N1」 (特集 総力特集:医療従事者のための新型インフルエンザ対策のすべて)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
沈降インフルエンザワクチンH5N1「化血研」(インドネシア株, 1mL×2)
組成
製法の概要
- 本剤は、厚生労働省より指定されたインフルエンザウイルスH5N1株をストレプトマイシン硫酸塩、ゲンタマイシンサルフェートとともに発育鶏卵で増殖させ、得られたウイルスを尿膜腔液からしょ糖密度勾配遠心法等により濃縮精製し、ホルマリンで不活化した後、リン酸塩緩衝塩化ナトリウム液を用いてウイルスのHAが規定量含まれるよう希釈調製し、免疫原性を高めるために水酸化アルミニウムゲルを加え不溶性とした液剤である。
組成
有効成分(製造株)
- 不活化インフルエンザウイルス(A/lndonesia/5/2005(H5N1)(CDC-RG2)):HA含量(相当値)は30μg
添加物
- 塩化ナトリウム:8.3mg
リン酸水素ナトリウム水和物:2.1mg
リン酸二水素カリウム:0.3mg
水酸化アルミニウムゲル(アルミニウム換算):0.3mg
チメロサール:0.001w/v%
ホルマリン(ホルムアルデヒド換算):0.0025w/v%以下
効能または効果
- 本剤は、新型インフルエンザ(H5N1)の予防に使用する。
- 通常、0.5mLをおよそ3週間の間隔をおいて、筋肉内もしくは皮下に2回注射する。
慎重投与
(接種の判断を行うに際し、注意を要する者)
- 被接種者が次のいずれかに該当すると認められる場合は、健康状態及び体質を勘案し、診察及び接種適否の判断を慎重に行い、注意して接種すること。
- 明らかな発熱を呈している者
- 重篤な急性疾患にかかっていることが明らかな者
- 本剤の成分によってアナフィラキシーを呈したことがあることが明らかな者及び本剤の成分又は鶏卵、鶏肉、その他鶏由来のもの、ストレプトマイシン硫酸塩、ゲンタマイシンサルフェートに対して、アレルギーを呈するおそれのある者
- 心臓血管系疾患、腎臓疾患、肝臓疾患、血液疾患、発育障害等の基礎疾患を有する者
- 予防接種で接種後2日以内に発熱のみられた者及び全身性発疹等のアレルギーを疑う症状を呈したことがある者
- 過去にけいれんの既往のある者
- 過去に免疫不全の診断がなされている者及び近親者に先天性免疫不全症の者がいる者
- 間質性肺炎、気管支喘息等の呼吸器系疾患を有する者
- 上記に掲げる者のほか、予防接種を行うに際し、注意を要する状態にある者
薬効薬理
臨床試験において、本剤を3週間間隔で2回接種することにより、インフルエンザウイルス(H5N1株)に対する中和抗体価の上昇は、皮下接種(健康成人男性)で73.7%、筋肉内接種(健康成人)で84.3%に認められた。
本剤の類薬をマウスに2回接種することにより、類薬と同じ抗原性の強毒株インフルエンザウイルス(H5N1)の感染に対して発症防御することが報告されている4)。また、同様の試験において、類薬と異なる抗原性の強毒株インフルエンザウイルス(H5N1)に対する中和抗体価も誘導し、感染に対してもウイルス増殖を抑制するとともに発症防御することが報告されている5)。
以上のことから、本剤を接種することにより感染したウイルスの増殖が抑制され、発病防止・重症化防止及びそれによる死亡を防止する効果が期待できると考えられる。
★リンクテーブル★
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商品
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- 英
- vaccine
- 関
- 予防接種 immunization、感染症、感染症予防法、シードロット・システム。immunization
種類
副反応
風疹ワクチン
おたふくかぜワクチン
- 2-3週間後、まれに、発熱、耳下腺腫脹、咳、鼻水
- MMRの際に無菌性髄膜炎が数千人に一人
- 髄膜炎の症状:発熱、頭痛、嘔吐
学校伝染病、予防接種、ワクチン (学校伝染病、予防接種、ワクチン.xls)
日本で使われているワクチン
その他マイナーなワクチン
- 1ヶ月に1回、6ヶ月続けて。
- 適応は低体重児と免疫不全児だった気がする
接種間隔
参考
- 1. 国立感染症研究所 感染症情報センター:予防接種のページ
- http://idsc.nih.go.jp/vaccine/vaccine-j.html
- 2. 日本で接種可能なワクチンの種類 - 国立感染症研究所
- http://idsc.nih.go.jp/vaccine/atopics/atpcs003.html
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- 英
- sedimentation、precipitation、sediment、precipitate
- 関
- 遠心沈降、遠沈、沈降物、沈渣、沈殿、沈殿物、誘起、誘発、降水、降水量、沈澱
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- 英
- influenza vaccine
- 同
- インフルエンザHAワクチン
- 関
- ワクチン
-インフルエンザHAワクチン
- 英
- influenzaHA vaccine
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- 英
- cutin
- 関
- 角皮素