- 45歳の女性。発熱、咳および呼吸困難を主訴に来院した。子供の夏休みに合わせて、築30年の木造家屋から引越するため、押入れの整理を行ったところ、夕方から、発熱、咳および呼吸困難が出現した。意識は清明。体温38.2℃。呼吸数20/分。脈拍92/分、整。血圧110/68mmHg。両肺野にfine cracklesを聴取する。血液所見:赤沈40mm/1時間、赤血球410万、Hb14.1g/dl、Ht42%、白血球14,200(桿状核好中球16%、分葉核好中球65%、好酸球2%、単球3%、リンパ球14%)。胸部エックス線写真で両側性にびまん性散布性粒状影を認める。抗菌薬の投与を受けたが、症状の改善はない。この疾患で誤っているのはどれか。
- a. 拘束性換気障害を認める。
- b. 発症にはlgE抗体が関与する。
- c. カビの反復吸入が原因である。
- d. 副腎皮質ステロイド薬を投与する。
- e. 気管支肺胞洗浄液中のリンパ球が増加する。
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 77歳の男性。胸部エックス線撮影で異常を指摘されて来院した。意識は清明。身長168cm、体重67kg。心雑音はなく、呼吸音に異常はない。血液所見:赤血球391万、Hb12.1g/dl、Ht36%、白血球7,000。血清生化学所見:総蛋白6.5g/dl、アルブミン3.6g/dl、クレアチニン0.9mg/dl、AST18単位、ALT13単位、LDH350単位(基準176~353)、CK32単位(基準10~40)。胸部造影CTと再構成三次元画像とを以下に示す。
[正答]
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[★]
- 29歳の女性。会社の健康診断の胸部エックス線写真で異常を指摘され、精査のため来院した。10年前からしばしば鼻出血を認めているが、放置している。身長149cm、体重45㎏。体温36.4℃。呼吸数20/分。脈拍84/分、整。血圧120/80mmHg。口腔内に血管拡張を認める。心音と呼吸音とに異常を認めない。胸部単純CTを以下に示す。
[正答]
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