- 関
- 分岐鎖アミノ酸
添付文書
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/3259111A1035_2_01/3259111A1035_2_01?view=body
WordNet
- the 5th letter of the Roman alphabet (同)e
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Japanese Journal
- 非代償性肝硬変患者に対する肝不全栄養剤 (ヘパンED) の栄養学的評価
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- ヘパンEDとは?効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べられる(おくすり110番: 薬事典版)
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ヘパンED配合内用剤
組成
成分・分量
- 1包(80g)中、L‐イソロイシン 1,730mg、L‐ロイシン 2,122mg、L‐リジン塩酸塩 974mg、L‐メチオニン 117mg、L‐フェニルアラニン 117mg、L‐トレオニン 436mg、L‐トリプトファン 56mg、L‐バリン 1,615mg、L‐ヒスチジン 306mg、L‐アルギニン 1,647mg、L‐アルギニン塩酸塩 108mg、L‐アラニン 978mg、グリシン 430mg、L‐プロリン 522mg、L‐セリン 257mg、デキストリン 61.7g、クエン酸ナトリウム水和物 785mg、塩化カリウム 358mg、グリセロリン酸カルシウム 1,282mg、硫酸マグネシウム水和物 406mg、グルコン酸第一鉄二水和物 9.2mg、硫酸亜鉛水和物 15.8mg、硫酸マンガン五水和物 1.27mg、硫酸銅 0.82mg、ヨウ化カリウム 33μg、チアミン塩化物塩酸塩 897μg、リボフラビンリン酸エステルナトリウム 967μg、ピリドキシン塩酸塩 671μg、シアノコバラミン 2.2μg、パントテン酸カルシウム 1.65mg、ニコチン酸アミド 3.30mg、葉酸 132μg、ビオチン 39μg、重酒石酸コリン 84mg、アスコルビン酸 23.4mg、トコフェロール酢酸エステル 16.6mg、レチノール酢酸エステル 720IU、エルゴカルシフェロール 3.8μg、フィトナジオン 44μg、ダイズ油 2.80g
添加物
- ソルビン酸カリウム、ポリソルベート80、大豆レシチン、L‐アスコルビン酸ステアリン酸エステル、無水クエン酸、乳糖水和物、カルメロースナトリウム
禁忌
- 重症糖尿病、又はステロイド大量投与の患者で糖代謝異常が疑われる場合[高血糖があらわれるおそれがある。]
- 肝障害以外のアミノ酸代謝異常のある患者[高アミノ酸血症等を起こすおそれがある。]
効能または効果
- 通常、成人に1回量として1包(80g)を約250mLの常温の水又は微温湯に溶かし(約310kcal/300mL)、1日2回食事とともに経口摂取する。なお、年齢・症状に応じて適宜増減する。
調製方法
- 本剤1包(80g)を約1kcal/mLに調製する場合
容器に常温の水又は微温湯を約250mL入れ、本剤1包(80g)を加えて速やかに攪拌する。この場合、溶解後の液量は約300mL(約1kcal/mL)となる。
- 本剤プラスチック容器入り(80g)を約1kcal/mLに調製する場合
常温の水又は微温湯で溶解し、液量を約300mLの目盛り(凸部)に調製する。
慎重投与
- 腎障害のある患者[腎障害を悪化させるおそれがある。]
薬効薬理
- 肝性脳症モデルとして、肝切除ラットにおけるアンモニア負荷に対する本剤の効果について検討した。その結果、本剤は血漿アンモニア濃度の低下作用、血漿Fischer比の上昇作用を示し、昏睡時間を短縮した5)。
- 慢性肝不全モデルとして、門脈下大静脈吻合(PCS)ラットにおける本剤の効果について検討した。その結果、本剤は血漿中及び脳内遊離アミノ酸のインバランスを是正し、脳内モノアミン代謝異常を改善した6)。
- 80%肝切除による重度肝障害モデルラットにおいて、本剤は窒素出納の改善効果を示した7)。
- 肝硬変モデルとして、四塩化炭素慢性肝障害ラットにおける本剤の効果について検討した。その結果、本剤は肝蛋白合成能の指標とされるヘパプラスチンテストにおいて改善効果を示し、血漿アミノ酸パターンにおいても改善効果を示した8)。
- 閉塞性黄疸モデルとして、胆管結紮離断ラットにおける本剤の効果について検討した。その結果、本剤は血清総蛋白、アルブミン濃度、血漿アミノ酸パターンの改善効果を示し、窒素出納においても改善効果を示した9)。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- branched-chain amino acid branched chain amino acid BCAA
- 同
- 分枝鎖アミノ酸 分枝アミノ酸 分岐鎖アミノ酸
- 商
- ヘパンED、アミノレバンEN、ヒカリレバン、テルフィス、リバレバン、フズレバン
- 関
- 芳香族アミノ酸 AAA、アミノ酸、フィッシャー比
[show details]
治療目的として
- 外傷患者や肝性脳症患者の栄養剤に含まれる。(ICU.737)
- 外傷患者 :分岐鎖アミノ酸は骨格筋の栄養源として利用され、筋肉の他の蛋白がエネルギー産生のために分解されるのを防ぐ。(ICU.737)
- 肝性脳症患者:芳香族アミノ酸の中枢神経系への取り込みが分岐鎖アミノ酸によって拮抗される。これにより肝性脳症の発症と関わっている偽神経伝達物質(芳香族アミノ酸の分解による)の産生を防ぐことができる。(ICU.737)
[★]
- 英
- phytonadione
- 同
- ビタミンK1 vitamin K1、フィトメナジオン phytomenadione、フィロキノン phylloquinone
- 商
- AquaMEPHYTON, Mephyton
- ビタミンK1、カチーフN、ビタK1、ヒメロンK1。
- (高カロリー輸液)フルカリック、ヘパンED、ネオパレン、エルネオパ
- (高カロリー輸液用総合ビタミン剤)ネオラミン・マルチV、オーツカMV、ダイメジン・マルチ、ネオラミン・マルチV、ビタジェクト
- (肝不全用経口栄養剤)アミノレバンEN、オフタルム、ケーワン
- (経腸用液)ラコール、ラコールNF、ツインライン、エレンタール、エンシュア・リキッド、ツインラインNF
- 関
- ビタミンK
適応
- ビタミンK欠乏症の予防及び治療
- ビタミンK欠乏が推定される出血
併用注意
- クマリン系抗凝血薬(ワルファリン) ← 添付文書では併用注意だが、資料によっては併用禁忌とある。
[★]
- 英
- calcium pantothenate
- ラ
- calcii pantothenas
- 関
- パントテン酸
- 商
- パンカル
- アミノレバンEN、エレンタール、エンシュア・リキッド、シーピー、シナール、ツインライン、デラキシー、ビューシー、フェニルアラニン除去ミルク配合、ヘパンED、ラコールNF、ラコール、ロイシン・イソロイシン・バリン除去ミルク配合、ワッサーV、パンビタン末
[★]
- 英
- mixture of elemental diet, ED, elemental diet
- 商
- エレンタール、エレンタールP、ヘパンED
- 関
- 経腸栄養法、経静脈栄養法、成分栄養
[★]
- 関
- たん白アミノ酸製剤
[★]
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