L-イソロイシン、L-ロイシン、L-バリン
- 関
- たん白アミノ酸製剤
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- 2015年03月03日 ブラニュート配合顆粒 表示変更のお知らせ(コード関係) 2012年07月09日 ブラニュート配合顆粒添付文書改訂及び包装変更のお知らせ(16局対応) 2009年11月13日 ブラニュート顆粒 販売名変更・包装変更のお知らせ
- 作成又は改訂年月 ** 2012年12月改訂 (第6版) * 2012年5月改訂 日本標準商品分類番号 873253 薬効分類名 分岐鎖アミノ酸製剤 承認等 ブラニュート配合顆粒 販売名コード 3253003D4034 承認・許可番号 承認番号 22100AMX01510 商標名
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
組成
- 本剤は日本薬局方イソロイシン・ロイシン・バリン顆粒で、1包(4.73g)中に、下記の成分を含有する。
成分
有効成分
- L-イソロイシン:952mg
L-ロイシン:1904mg
L-バリン:1144mg
添加物
- ヒドロキシプロピルセルロース、マクロゴール6000、白糖、ヒプロメロース、タルク、軽質無水ケイ酸、香料、バニリン
・総アミノ酸量
禁忌
- 先天性分岐鎖アミノ酸代謝異常のある患者[メープルシロップ尿症においては痙攣、呼吸障害等があらわれるおそれがある。]
効能または効果
- 食事摂取量が十分にもかかわらず低アルブミン血症を呈する非代償性肝硬変患者の低アルブミン血症の改善
本剤の適用対象となる患者は、血清アルブミン値が3.5g/dL以下の低アルブミン血症を呈し、腹水・浮腫又は肝性脳症を現有するかその既往のある非代償性肝硬変患者のうち、食事摂取量が十分にもかかわらず低アルブミン血症を呈する患者、又は、糖尿病や肝性脳症の合併等で総熱量や総蛋白(アミノ酸)量の制限が必要な患者である。糖尿病や肝性脳症の合併等がなく、かつ、十分な食事摂取が可能にもかかわらず食事摂取量が不足の場合には食事指導を行うこと。なお、肝性脳症の発現等が原因で食事摂取量不足の場合には熱量及び蛋白質(アミノ酸)を含む薬剤を投与すること。
次の患者は肝硬変が高度に進行しているため本剤の効果が期待できないので投与しないこと。
- (1)肝性脳症で昏睡度がIII度以上の患者
- (2)総ビリルビン値が3mg/dL以上の患者
- (3)肝臓での蛋白合成能が著しく低下した患者
- 通常、成人に1回1包(4.73g)を1日3回食後経口投与する。
本剤は分岐鎖アミノ酸のみからなる製剤で、本剤のみでは必要アミノ酸の全ては満たすことはできないので、本剤使用時には患者の状態に合わせた必要蛋白量(アミノ酸量)及び熱量(1日蛋白量40g以上、1日熱量1000kcal以上)を食事等により摂取すること。特に蛋白制限を行っている患者に用いる場合には、必要最小限の蛋白量及び熱量を確保しないと本剤の効果は期待できないだけでなく、本剤の長期投与により栄養状態の悪化を招くおそれがあるので注意すること。
本剤の投与によりBUN又は血中アンモニアの異常が認められる場合、本剤の過剰投与の可能性があるので注意すること。また、長期にわたる過剰投与は栄養状態の悪化のおそれもあるので注意すること。
本剤を2ヵ月以上投与しても低アルブミン血症の改善が認められない場合は、他の治療に切り替えるなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 肝硬変モデルとして四塩化炭素投与による慢性肝障害ラットを用いて、本剤の低アルブミン状態改善効果を検討した。その結果、本剤を添加した飼料[分岐鎖アミノ酸(BCAA)添加量として2.5%]を自由摂取させた群においては、対照としたBCAAを添加しない群に比べ、血漿総蛋白、アルブミン値及び窒素平衡は高値で推移し、Fischer比も是正された。1)
★リンクテーブル★
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商品
[★]
L-イソロイシン、L-ロイシン、L-バリン
[★]
- 英
- bulla, pulmonary bulla
- 同
- 気腫性嚢胞 emphysematous bulla
- 関
- ブレブ
- ブラ bulla 気腫性嚢胞 肺胞が破壊されてできた肺実質内の気腔
- 肺胞壁の破壊、融合、拡張により生じた気腫 ただし胸膜の弾性板の内側に留まっている