- 関
- たん白アミノ酸製剤
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アミカリック輸液(200mL)
組成
成分・分量〉
有効成分 1袋 200mL中
- L-イソロイシン 468mg
L-ロイシン 742mg
L-リシン塩酸塩 550mg
L-メチオニン 270mg
L-フェニルアラニン 424mg
L-トレオニン 264mg
L-トリプトファン 88mg
L-バリン 494mg
L-チロシン 28mg
L-アルギニン 296mg
L-アルギニン塩酸塩 380mg
(L-アルギニンとして) (610mg)
L-ヒスチジン 258mg
L-アラニン 474mg
L-アスパラギン酸 28mg
グリシン 302mg
L-プロリン 380mg
L-セリン 230mg
ブドウ糖(7.5w/v%) 15000mg
塩化カリウム 328mg
塩化マグネシウム 60mg
リン酸二カリウム 52mg
L-乳酸ナトリウム液 1128mg
(L-乳酸ナトリウムとして) (564mg)
乳酸 266mg
添加物 1袋 200mL中
- 亜硫酸水素ナトリウム(安定剤) 100mg
L-システイン塩酸塩水和物(安定剤) 30mg
酢酸(pH調節剤) 適量
1袋 200mL中
- 総遊離アミノ酸(2.75w/v%) 5500mg
分岐鎖アミノ酸(BCAA)含有率 30.98%
必須アミノ酸/非必須アミノ酸 1.38
総窒素 856mg
総熱量 82kcal
非蛋白熱量 60kcal
非蛋白熱量/窒素 70
電解質量〉 1袋 200mL中
- Na+ 6mEq
K+ 5mEq
Mg2+ 0.6mEq
Cl- 10mEq
HPO42- 0.6mEq
L-Lactate- 8mEq
禁忌
[肝性昏睡が悪化又は誘発されるおそれがある.]
[高窒素血症が悪化又は誘発されるおそれがある.]
[アミノ酸インバランスが助長されるおそれがある.]
[乳酸血症が悪化するおそれがある.]
[高カリウム血症が悪化又は誘発されるおそれがある.]
[高リン血症が悪化又は誘発されるおそれがある.]
[高マグネシウム血症が悪化又は誘発されるおそれがある.]
効能または効果
・経口摂取不十分で,軽度の低蛋白血症又は軽度の低栄養状態にある場合
・手術前後
- 通常,成人には1回500mLを末梢静脈内に点滴静注する.
投与速度は通常,成人500mL当たり120分を基準とし,老人,重篤な患者にはさらに緩徐に注入する.
なお,年齢,症状,体重により適宜増減するが,最大投与量は1日2500mLまでとする.
慎重投与
[アシドーシスが悪化するおそれがある.]
[心不全が悪化するおそれがある.]
[高血糖が悪化又は誘発されるおそれがある.]
[腎不全病態が悪化するおそれがある.]
[肝障害が悪化するおそれがある.]
[水,電解質及び窒素代謝物が蓄積するおそれがある.]
薬効薬理
- 開腹術施行ラット及び低栄養ラットに本剤を絶食下60mL/body/dayで5日間連続注入したところ,窒素出納,電解質出納,血漿中アミノ酸パターンについて,優れた栄養効果が認められた.5), 6)
★リンクテーブル★
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商品
[★]
- 英
- infusion, transfusion
- 同
- 輸注
種類
- NSU. 731
-
- 維持輸液剤:一日の水・電解質バランスを保つべく作成される
- 輸液期間が長くなる場合に用いられる。
- Na+, Cl-は少なく、K+、HPO4-ブドウ糖を含む
乳幼児
- 1. 脱水になりやすい。
- 2. 腎機能が未熟。(K排泄能が低い)
- 3. 低血糖になりやすい
輸液量
- 新生児:80-120 ml/kg/日 ← 成人よりも多い
- 乳児下痢症に対する初期輸液:Na 90mEq/l, Cl 70mEql/L, ブドウ糖 2.6%, 乳酸 20mEq/L
投与量の計算
- 体重には身長とBMI22としたときの標準体重を用いる。
- 尿量 + 不感蒸泄(700ml) + 代謝水(5ml x 体重)
乳幼児
- 小児の薬の選び方・使い方
- 10kg以下 100ml/hr
- 10-20kg 200ml/hr
- 20-30kg 300ml/hr
- 30-40kg 400ml/hr
- 成人用のクレンメ:20滴で1ml (1滴 50ul)
- 小児用のクレンメ:60滴で1ml
- x (ml/hr) = 20x (滴/時) = x/3 (滴/分) = x/180 (滴/秒)
- ∴ x (ml/hr) で輸液するためには 180/x (秒/滴) となるようにクレンメの滴下速度を調節する。