- 英
- ergometrine
- ラ
- ergometrinum
- 化
- マレイン酸エルゴメトリン ergometrine maleate
- 同
- マレイン酸エルゴノビン ergonovine maleate
- 商
- エルゴメトリンF、エルゴメトリンマレイン酸塩
- 関
- エルゴノビン ergonovine、子宮収縮薬
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 日本における子癇の現状 (特集 今,改めて妊娠高血圧症候群を考える)
- P2-050 メチルエルゴメトリン錠服用中止後の影響について(一般演題 ポスター発表,薬剤管理指導・情報提供,臨床から学び臨床へと還元する医療薬学)
- 三田 裕子,東原 和美,種田 由紀,鈴木 尚子,江川 晴人,甲野 貴久
- 日本医療薬学会年会講演要旨集 20, 398, 2010-10-25
- NAID 110008109050
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- 化合物和名 エルゴメトリン 化合物英名 Ergometrine 骨 格 名 インドール 生合成経路 アミノ酸-メバロン酸 バッカクキン(Claviceps purpurea)の産生するインドールアルカロイドの一つ。同じバッカクキン代謝物であるエルゴタミンと比べると ...
- 栄養・生化学辞典 エルゴメトリンの用語解説 - C19H23N3O2 (mw325.41). エルゴノビンともいう.麦角アルカロイドの成分でリゼルギン酸とL-β-アミノプロパノールとのアミド.... ... エルゴメトリン 2件の用語解説(エルゴメトリンで検索) Tweet ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
メテナリン錠0.125
組成
成分・含量
- 1錠中 日局メチルエルゴメトリンマレイン酸塩0.125mg
添加物
- カルナウバロウ,硬化油,酸化チタン,ステアリン酸亜鉛,タルク,トウモロコシデンプン,乳糖水和物,ヒドロキシプロピルセルロース,ヒプロメロース,部分アルファー化デンプン,マクロゴール6000,マレイン酸
禁忌
- 妊婦又は妊娠している可能性のある女性(「妊婦,産婦,授乳婦等への投与」の項参照)
- 児頭娩出前
[子宮破裂,胎児死亡のおそれがある.]
- 本剤又は麦角アルカロイドに対し過敏症の既往歴のある患者
- 重篤な虚血性心疾患又はその既往歴のある患者
[冠動脈の攣縮により,狭心症,心筋梗塞が誘発されることがある.]
- 敗血症の患者
[血管収縮に対する感受性が増大し,症状が悪化するおそれがある.]
- HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル,インジナビル,ネルフィナビル,サキナビル,アタザナビル,アンプレナビル,ホスアンプレナビル),エファビレンツ,アゾール系抗真菌薬(イトラコナゾール,ボリコナゾール),5-HT1B/1D受容体作動薬(スマトリプタン,ゾルミトリプタン,エレトリプタン,リザトリプタン),エルゴタミン,ジヒドロエルゴタミンを投与中の患者(「相互作用」の項参照)
効能または効果
- 子宮収縮の促進並びに子宮出血の予防及び治療の目的で次の場合に使用する.
- 胎盤娩出後,子宮復古不全,流産,人工妊娠中絶
- メチルエルゴメトリンマレイン酸塩として,通常成人1回0.125〜0.25mg(1〜2錠)を1日2〜4回経口投与する.
なお,症状により適宜増減する.
慎重投与
- 高血圧症,妊娠中毒症,心疾患又は閉塞性血管障害のある患者
[血管収縮作用により,これらの症状が悪化するおそれがある.]
- 肝疾患,腎疾患のある患者
[本剤の代謝・排泄が遅延するおそれがある.]
重大な副作用
アナフィラキシー様症状(頻度不明)
- アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
心筋梗塞,狭心症,冠動脈攣縮,房室ブロック(頻度不明)
- 心筋梗塞,狭心症,冠動脈攣縮,房室ブロックがあらわれることがあるので,観察を十分に行い,異常が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
薬効薬理
子宮の平滑筋に対し収縮作用を示す.
分娩第III期(胎盤娩出期)を短縮させ,子宮出血量を減少させる.
作用発現は経口投与で3〜5分,静脈内注射で0.5〜1分,筋肉内注射で2〜5分で,作用持続時間は6〜8時間である2).
有効成分に関する理化学的知見
分子量
融 点
性 状
- 白色〜微黄色の結晶性の粉末で,においはない.水,メタノール又はエタノール(95)に溶けにくく,ジエチルエーテルにほとんど溶けない.光によって徐々に黄色となる.
★リンクテーブル★
[★]
- 28歳の初妊婦。妊娠 34週 0日。妊婦健康診査で妊娠高血圧症候群と診断され入院中である。身長 160 cm、体重 62 kg。体温 37.0℃。脈拍 72/分、整。血圧 154/106mmHg。尿所見:蛋白 3.5 g/日、糖 (-)。内診所見で子宮口は 1 cm開大、児頭下降度は SP-3 cmで未破水である。腹部超音波検査で胎児推定体重は 1,980 g(.1.5SD)で胎児形態異常は認めない。診察中に突然、強直性間代性けいれんを発症した。ジアゼパムの静注によって、けいれんは消失し意識も清明となった。帝王切開を決定しその準備を開始した。この時の胎児心拍数陣痛図 (別冊 No. 18)を別に示す。
- この時点で投与する薬剤として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108D034]←[国試_108]→[108D036]
[★]
- 41歳の初産婦。妊娠41週2日に陣痛発来のため来院した。妊娠前から高血圧症があり、妊娠中もメチルドパを内服していた。胎児発育は順調で、3日前の妊婦健康診査での胎児推定体重は2,750gであった。身長 154cm、体重 61kg。体温 37.0℃。脈拍 84/分、整。血圧 142/86mmHg。尿所見:蛋白(±)、糖(-)。内診所見で分泌物は褐色少量、子宮口は4cm開大、卵膜を触知し、児頭下降度はSP-3cmである。このときの胎児心拍数陣痛図(別冊No. 8)を別に示す。
- 適切な対応はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110B046]←[国試_110]→[110B048]
[★]
- 25歳の初産婦。重症妊娠中毒症のため入院中であったが、妊娠38週で肝機能異常を伴うようになったので分娩誘発が行われた。遷延したものの経膣分娩で出産した。産褥3日に38℃を超える発熱が6時間持続している。触診上子宮底は臍下2cm、強度の圧痛を訴える。膣鏡診で、子宮口は開いており、悪臭を伴う赤色帯下が中等量認められる。血液所見:赤血球350万、Hb 10.5 g/dl、白血球22,000、血小板17万。血清生化学所見:GOT160単位(基準40以下)、GPT120単位(基準35以下)。
- 適切な治療薬はどれか。
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [095G055]←[国試_095]→[095G057]
[★]
- 32歳の初妊婦。前回までの妊婦健康診査では特に異常を指摘されていなかった。妊娠28週時に血圧164/100mmHg、下腿浮腫を認めるようになったので入院した。尿蛋白100mg/dl。安静と塩酸ヒドララジン投与とで経過をみていたが、1週後に視覚異常を訴えている。血圧172/112mmHg。腱反射は亢進している。
- 治療薬はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [101F080]←[国試_101]→[101G002]
[★]
- 34歳の3回経産婦。妊娠38週時に陣痛発来のため来院した。入院後、陣痛は次第に増強して、12時間後に3,210gの女児を経膣分娩した。分娩経過は順調であった。児娩出後15分を経過したが胎盤が娩出されない。子宮底は臍上2cmで、硬さは軟である。膣内に胎盤を触知しない。少量の性器出血が持続している。
- まず行うのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [102B047]←[国試_102]→[102B049]
[★]
- 英
- uterotonic, oxytocics
- ラ
- uterotonica
- 同
- 子宮収縮促進薬?
- 関
- 子宮収縮、分娩誘発、陣痛誘発薬、陣痛促進役
- プロスタグランジン:生理的な子宮収縮を呈する。気管支喘息、緑内障に対しては禁忌。
[★]
商品
[★]
- 英
- ergonovine
- 関
- エルゴメトリン ergometrine
[★]
エルゴメトリン マレイン酸エルゴメトリン
[★]
- 英
- methylergometrine
- ラ
- methylergometrinum
- 化
- マレイン酸メチルエルゴメトリン methylergometrine maleate
- 商
- パルタンM、メテナリン、メテルギン
- 関
- メチルエルゴノビン、エルゴメトリン
[★]
メチルエルゴメトリン
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- bird、avian
- 関
- 鳥類