メチルエルゴメトリン
UpToDate Contents
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- 1. 経腟分娩後の出血管理 management of postpartum hemorrhage at vaginal delivery
- 2. 分娩第3期の管理のための子宮収縮薬 uterotonic drugs for management of the third stage of labor
- 3. 産後出血の概要 overview of postpartum hemorrhage
- 4. 妊娠付属物遺残 retained products of conception
- 5. 授乳中の薬剤使用の原則 principles of medication use during lactation
Japanese Journal
- マレイン酸メチルエルゴメトリンによる肺胞出血の1例
- 磯部 和順,岩田 基秀,石田 文昭,鏑木 教平,後町 杏子,村松 陽子,阪口 真之,佐藤 大輔,佐野 剛,草野 英美子,坂本 晋,高井 雄二郎,渋谷 和俊,本間 栄
- 日本呼吸器学会雑誌 = The journal of the Japanese Respiratory Society 46(12), 1007-1012, 2008-12-10
- NAID 10024823049
- 36) 産褥期のマレイン酸メチルエルゴメトリン内服との関連を否定できない冠攣縮性狭心症の一例(第105回日本循環器学会近畿地方会)
- 仁木 俊一郎,齋藤 成達,早野 護,尾野 亘,北 徹,赤尾 昌治,木村 剛
- Circulation journal : official journal of the Japanese Circulation Society 72(Supplement_III), 1095, 2008-10-20
- NAID 110007011305
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- マレイン酸メチルエルゴメトリンとは。効果、副作用、使用上の注意。子宮の筋肉を収縮させて陣痛(じんつう)をおこしたり、子宮からの出血を止めたりする薬です。 ジノプロストン製剤は、妊娠末期に陣痛を誘発して分娩(ぶんべん ...
- 成分(一般名) : メチルエルゴメトリン マレイン酸塩 製品例 : メテルギン錠0.125mg、メテナリン錠0.125 ・・その他 ... 概説 子宮のゆるみを回復させるお薬です。出産後や流産のあとに用います。 作用 子宮の筋肉を収縮させ、子宮が ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
メチルエルゴメトリンマレイン酸塩注0.2mg「F」
組成
有効成分
含量
添加物
塩化ナトリウム(等張化剤) 8.2mg
容量
禁忌
- 妊婦または妊娠している可能性のある女性(「妊婦、産婦、授乳婦等への投与」の項参照)
- 児頭娩出前[子宮破裂、胎児死亡のおそれがある。]
- 本剤または麦角アルカロイドに対し過敏症の既往歴のある患者
- 重篤な虚血性心疾患またはその既往歴のある患者[冠動脈のれん縮により、狭心症、心筋梗塞が誘発されることがある。]
- 敗血症の患者[血管収縮に対する感受性が増大し、症状が悪化するおそれがある。]
- HIVプロテアーゼ阻害剤(リトナビル、インジナビル、ネルフィナビル、サキナビル、アタザナビル、ホスアンプレナビル、ダルナビル)、エファビレンツ、アゾール系抗真菌薬(イトラコナゾール、ボリコナゾール)、テラプレビル、5-HT1B/1D受容体作動薬(スマトリプタン、ゾルミトリプタン、エレトリプタン、リザトリプタン)、エルゴタミン、ジヒドロエルゴタミンを投与中の患者(「相互作用」の項参照)
効能または効果
- 子宮収縮の促進並びに子宮出血の予防及び治療の目的で次の場合に使用する。
胎盤娩出前後、弛緩出血、子宮復古不全、帝王切開術、流産、人工妊娠中絶
- メチルエルゴメトリンマレイン酸塩として、通常成人1回0.1〜0.2mgを静脈内注射するか、又は0.2mgを皮下、筋肉内注射する。なお、症状により適宜増減する。
- 静脈内注射は血圧等に注意しながら徐々に行うこと(特に麻酔剤、昇圧剤等を併用する場合)。
慎重投与
- 高血圧症、妊娠高血圧症候群または子癇の患者、心疾患または閉塞性血管障害のある患者[血管収縮作用により、これらの症状が悪化するおそれがある。]
- 肝疾患、腎疾患のある患者[本剤の代謝・排泄が遅延するおそれがある。]
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状 :(頻度不明)
- ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、血圧低下、悪心、嘔吐、チアノーゼ、呼吸困難等の異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
心筋梗塞、狭心症、冠動脈れん縮、房室ブロック:(頻度不明)
- 心筋梗塞、狭心症、冠動脈れん縮、房室ブロックがあらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- メチルエルゴメトリンマレイン酸塩
(Methylergometrine Maleate)
化学名
- (8S)-N-[(1S)-1-(Hydroxymethyl)propyl]-6-methyl-9,10-didehydroergoline-8-carboxamide monomaleate
分子式
分子量
性状
- 白色〜微黄色の結晶性の粉末で、においはない。
水、メタノール又はエタノール(95)に溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
光によって徐々に黄色となる。
融点:約190℃(分解)
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- methylergonovine
- 化
- マレイン酸メチルエルゴメトリン methylergometrine maleate
- 関
- メチルエルゴメトリン methylergometrine
[★]
マレイン酸メチルエルゴメトリン
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- methylergometrine
- ラ
- methylergometrinum
- 化
- マレイン酸メチルエルゴメトリン methylergometrine maleate
- 商
- パルタンM、メテナリン、メテルギン
- 関
- メチルエルゴノビン、エルゴメトリン
[★]
- 英
- maleic acid, maleate
- 関
- マレイン酸エステル、マレイン酸塩
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義
[★]
- 英
- rhein
- 関
- アントラキノン