エトスクシミド
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- エーザイ株式会社のエピレオプチマル散50%(中枢神経用薬)、一般名エトスクシミド(Ethosuximide) の効果と副作用、写真、保管方法等を掲載。 ... 以前に薬を使用して、かゆみ、発疹などのアレルギー症状が出たことがある ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
エピレオプチマル散50%
組成
- 本剤は、1g中にエトスクシミド500mgを含有する白色の散剤である。
添加物として含水二酸化ケイ素、サッカリンナトリウム水和物、白糖、香料を含有する。
禁忌
- 本剤の成分に対して過敏症の既往歴のある患者
- 重篤な血液障害のある患者
〔血液障害を悪化させることがある。〕
効能または効果
- 定型欠神発作(小発作)、小型(運動)発作〔ミオクロニー発作、失立(無動)発作、点頭てんかん(幼児けい縮発作、BNSけいれん等)〕
- 通常成人には1日0.9〜2g(エトスクシミドとして、450〜1000mg)を2〜3回に分けて経口投与する。
小児は1日0.3〜1.2g(エトスクシミドとして、150〜600mg)を1〜3回に分けて経口投与する。
なお、年齢、症状に応じて適宜増減する。
慎重投与
- 肝障害、腎障害のある患者
〔作用が強くあらわれやすい。〕
- 薬物過敏症の患者
重大な副作用
Stevens‐Johnson症候群
頻度不明
- Stevens‐Johnson Syndrome(発熱、皮膚・粘膜の発疹又は紅斑、壊死性結膜炎等の症候群)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
SLE様症状
頻度不明
- SLE様症状(発熱、紅斑、筋肉痛、関節痛、リンパ節腫脹、胸部痛等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、このような症状があらわれた場合には、投与を中止すること。
再生不良性貧血、汎血球減少
頻度不明
- 再生不良性貧血、汎血球減少があらわれることがあるので、このような場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
抗痙攣作用
- カルジアゾール痙攣と小発作には類似性がみられるが、マウスによる実験では、カルジアゾール注射による痙攣の発現を本薬は著明に遅延、抑制した。しかし、電気痙攣には無効であった。1)
臨床脳波像の改善
- 小発作患者において臨床発作の改善と並行して、異常脳波、特に小発作波形(3c/s spike and wave)の消失、ないしは持続時間の短縮、発現頻度の減少、Seizure dischargeの短縮などの改善がみられる。2)
有効成分に関する理化学的知見
一 般 名
化 学 名
- (2RS)‐2‐Ethyl‐2‐methylsuccinimide
分 子 式
分 子 量
構 造 式
物理化学的性状
- エトスクシミドは白色のパラフィン状の固体又は粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがある。
本品はメタノール、エタノール(95)、ジエチルエーテル又はN,N‐ジメチルホルムアミドに極めて溶けやすく、水に溶けやすい。
融 点
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- antiepileptic drug
- 関
- 抗てんかん薬
商品
[★]
- 英
- ethosuximide, ESM
- ラ
- ethosuximidum
- 同
- エトサクシミド
- 商
- ザロンチン、エピレオプチマル、Zarontin
- 関
- 抗てんかん薬
[★]
- 英
- epi
- 関
- 上