- 18歳の男子。全身けいれん発作が短かい間隔で次々と反復して、1時間以上続くため、救急車で搬入された。診察時、失見当識、記銘力減弱を認め、意識は混濁している。体温37.0℃。呼吸数16/分。脈拍72/分、整。血圧130/70mmHg。診察中、突然、強直性間代性の全身けいれん発作が再出現した。
- この患者に対する適切な処置はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [096F022]←[国試_096]→[096F024]
★リンクテーブル★
[★]
- 25歳の男性。突発的に起こる胸痛、頻脈およぴめまいを繰り返し、動揺性高血圧もあるため紹介され内科に入院した。心筋逸脱酵素などの血液検査、心電図検査、心エコー検査およびトレッドミル検査を受けたが異常はなかった。褐色細胞腫、カルチノイド、低血糖、甲状腺疾患等について検査を受けたが異常は見い出されなかった。
- この患者に対する適切な対応はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [096F021]←[国試_096]→[096F023]
[★]
- 38歳の男性。3日前から発熱と咽頭痛とを自覚していた。夕刻から嚥下痛が増悪し、摂食困難となり、呼吸困難も出現したため、救急車で来院した。体温39.1℃。脈拍100/分、整。血圧154/92mmHg。胸腹部に異常を認めないが、喘鳴があり起坐呼吸の状態である。頚部に腫瘤は触知しない。喉頭ファイバースコープ写真を以下に示す。この患者への最も適切な対応はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [096F023]←[国試_096]→[096F025]
[★]
- 英
- seisure, epileptic stroke, epileptic seizure
- 関
- てんかん epilepsy
分類
新規発生したてんかん発作の原因
- ICU.805-806
- 薬物中毒(テオフィリンなど)
- 薬物からの離脱(アルコールなど)
- 感染症(髄膜炎、膿瘍など)
- 頭部外傷
- 虚血障害(虚血あるいはびまん性)
- 占拠性病変(腫瘍あるいは血腫)
- 代謝性障害(肝性脳症、尿毒症性脳症、敗血症、低血糖、低ナトリウム血症、低カルシウム血症など)
合併症
- ICU.805-806
- 全身性てんかん発作の場合:高血圧、乳酸アシドーシス、高体温、呼吸障害、誤嚥、肺水腫、横紋筋融解、自傷、不可逆性の神経学的障害(30分間以上てんかん発作が持続した場合)
国試