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Japanese Journal
- 第四脳室と橋・延髄の解剖と外科治療(<特集>脳室・脳幹病変の外科治療)
- 斉藤 延人,金 太一
- 脳神経外科ジャーナル 20(6), 438-445, 2011-06-20
- … 芽腫,脳室上衣腫,星細胞腫,脈絡叢乳頭腫,脳幹海綿状血管腫,血管芽腫,外向発育性グリオーマなどがある.第四脳室を露出するには小脳延髄裂アプローチが有用である.小脳扁桃の裏で延髄に付着している脈絡膜と脈絡紐を切開して小脳扁桃を牽引する方法である.脳幹内部へは,病変が最も表面に近い部分から進入するのが基本である.第四脳室底には正中溝,閂,第四脳室線条,外側陥凹,顔面神経丘などの構 …
- NAID 110008662231
- 中原 大志,米澤 郁穂,奥田 貴俊,迫田 順太,野尻 英俊,鎌野 俊哉,黒澤 尚
- 順天堂医学 = Juntendo medical journal 55(1), 40-44, 2009-03-31
- NAID 10029496861
Related Links
- 内側枝と外側枝があり、内側枝は小脳半球間隙から背側に進み、第四脳室の脈絡叢の 一部分を栄養する。一方外側枝は小脳虫部の下位(特に虫部垂や虫部結節)や小脳 扁桃、そして小脳半球の下面を分枝しながら栄養し、やがて(椎骨動脈からのもうひとつ ...
- 2007年6月8日 ... 小脳扁桃(amygdala)は脳とともに進化した構造で, 怒りや恐怖などの本能的反応を 支配する. 若者が成人に比べ ... 論理・理性・倫理をつかさどる前頭皮質(frontal cortex) が, 小脳扁桃以上に連結を強化し優勢になるためである.*1 活発な前頭 ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- Chiari malformation
- 同
- Chiari奇形、アーノルド-キアリ症候群 Arnold-Chiari syndrome、アーノルド・キアリ奇形 Arnold-Chiari奇形 Arnold-Chiari malformation、キアリ-アーノルド奇形 Chiari-Arnold malformation
概念
- 小脳や脳幹が大後頭孔を通じて脊椎管内に下垂した先天性奇形の総称である。
定義
- 先天性水頭症を伴う小脳奇形の4型 → アーノルド・キアリ奇形(1891年Chiariが記載) → 後脳奇形全体をまとめてアーノルド・キアリ症候群とよぶ
Chiari奇形I型とChiari奇形II型。その他
- SCN.282改変
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I型
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II型
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III型
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IV型
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脊柱管への陥入
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小脳扁桃
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延髄、 第四脳室、 小脳虫部
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(頚部の二分脊椎部に 小脳が陥入(脳瘤) 。 延髄下垂。水頭症)
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(小脳の形成不全)
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発症年齢
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小児、成人
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乳幼児
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臨床症状
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非特異的
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喉頭喘鳴、 無呼吸発作、 嚥下困難
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水頭症
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+
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+++
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脊髄髄膜瘤
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-
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+++
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脊髄空洞症
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++
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+
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病型 SOR.437
I型
- (MRI像、頭蓋底陥入症、脊髄空洞症合併が見られる。矢頭は小脳扁桃)
- 脊髄空洞症を伴いやすい
II型
異常部位
大脳
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脳梁形成不全、大脳鎌形成不全、小多脳回
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小脳
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下垂
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中脳
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中脳水道の閉塞
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橋
|
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延髄
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下垂
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脳室
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水頭症(ほぼ全例)(側脳室・第3脳室の拡大、側脳室後角の拡大)
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脊椎
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脊髄髄膜瘤(ほぼ全例)
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III型
- 頚部の二分脊椎部に小脳が陥入(脳瘤)。延髄下垂。水頭症
IV型
症状
- I型:咳嗽、くしゃみ、怒責により頭蓋内圧が亢進して頭痛を来す。
- II型:脳幹症状(吸気時喘鳴、無呼吸発作、嚥下障害、水頭症に伴う脳室拡大。)
検査
治療
- 頭蓋内圧が高い場合には脳室シャント術を行う
- 後頭下減圧術(大孔減圧術)である
[★]
- 英
- cerebellum
発生
解剖
-
血管
機能概要
- 運動のタイミング決定と一つの運動から次の運動への急速な切り替え
機能
- ①運動開始に関与
- ②運動学習に関与
- ③多関節にわたる運動に関与
- ④フィードバックモード、フィードフォワードモードに関与
-
- 熟練した運動で、早く動かさないとき
- 素早い運動を行うとき。学習を行うとき
入力経路
障害 (KAPLAN USMLE STEP 1 QBOOK p.54)
障害
-
- 体幹失調=姿勢の制御不良
- 失調性歩行
- 注視方向への眼振(注意方向性眼振=注視眼振)
- Tomberg兆候(-)(両側をそろえて開眼して立つ、その後閉眼しても倒れない)
- 体幹筋失調による歩行障害(体幹歩行失調, 失調性歩行)
- 四肢の運動失調(協調運動障害)
- ①推尺障害
- ②変換運動障害
- ③運動解離
- ④共同運動不能
- ⑤失調性構音障害
臨床関連
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- 関
- リンパ小節、リンパ器官、リンパ組織
概念
- 口蓋、咽頭、舌にあるリンパ小節の集塊で一部は皮膜で覆われている。咽頭の入口における防御気管で外来の抗原に対して免疫反応を行う。(HIS.254)
リンパ節との違い
扁桃
扁桃
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表面
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深部
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特徴
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咽頭扁桃
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多列線毛上皮 非角化重層扁平上皮
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薄い皮膜で境界
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重層するヒダを有し、基部に混合線が開口
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口蓋扁桃
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非角化重層扁平上皮
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被膜で境界
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上皮が10-12個陥入して陰窩を形成
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舌扁桃
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非角化重層扁平上皮
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被膜で境界
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個々の扁桃は1個の陰窩を有する
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成長と発達
- 口蓋扁桃や咽頭扁桃は5-6歳で生理的に肥大するが、学童期以降消退傾向となり思春期までにはほとんど消退する。
参考
- http://image2.kmu.ac.jp/histologydb/prc/dijest2/04.html
- http://square.umin.ac.jp/atlas/094/index.html
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.