- 英
- hydroxocobalamin
- ラ
- hydroxocobalaminum
- 同
- アクアコバラミン aquacobalamin、ビタミンB12a vitamin B12a、OHB12
- 化
- 塩酸ヒドロキソコバラミン hydroxocobalamin hydrochloride、酢酸ヒドロキソコバラミン hydroxocobalamin acetate
- 商
- フレスミン、シアノキット、マスブロン、ドセラン、Codroxomin, Hybalamin
- ビタルファ、ビースリミン、ノルニチカミン、ネオラミン・スリービー、ナイロジン、トライビー、ジアイナミックス、コンベルビー(チアミンジスルフィド、ピリドキシン、ヒドロキソコバラミン)
- ビタノイリン(フルスルチアミン、ピリドキサール、ヒドロキソコバラミン)
- トリドセラン(チアミン、ピリドキシン、ヒドロキソコバラミン)
- ビタダン、ビタマル(フルスルチアミン、ピリドキサール、リボフラビン、ヒドロキソコバラミン)
- 関
- ビタミンB12
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/01/16 10:40:59」(JST)
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ヒドロキソコバラミン
|
IUPAC命名法による物質名 |
Coα-[α-(5,6-dimethylbenzimidazolyl)]-
Coβ-hydroxocobamide |
臨床データ |
胎児危険度分類 |
? |
法的規制 |
? |
投与方法 |
Injectable (IM) |
薬物動態的データ |
血漿タンパク結合 |
Very high (90%) |
代謝 |
Primarily hepatic. Cobalamins are absorbed in the ileum and stored in the liver. |
半減期 |
~6 days |
識別 |
CAS登録番号 |
13422-51-0 |
ATCコード |
B03BA03 V03AB33 |
PubChem |
CID 6433575 |
DrugBank |
APRD01022 |
ChemSpider |
21160115 |
UNII |
Q40X8H422O |
KEGG |
D01027 |
化学的データ |
化学式 |
C64H93CoN13O17P |
分子量 |
1406.46 g/mol |
SMILES
- Cc1cc2ncn(c2cc1C)C9OC(CO)C(OP3(=O)OC(C)CNC(=O)CCC5C4=C(C)C8=NC(=CC7=NC(=C(C)C6=NC(C)(C(N4[Co](O)O3)C5(C)CC(N)=O)C(C)(CC(N)=O)C6CCC(N)=O)C(C)(CC(N)=O)C7CCC(N)=O)C(CCC(N)=O)C8(C)C)C9O
|
ヒドロキソコバラミン(Hydroxocobalamin(OHCblまたはB12a))は、ビタミンB12の天然の形でビタミンB12の基本グループの一つである。ヒドロキソコバラミンは、他のビタミンB12と同様に鮮やかな赤色を呈する。ヒドロキソコバラミンは、人体では見つかっていないが、人体内で容易に有用なビタミンB12補酵素に変換できる。薬学的には、ヒドロキソコバラミンは、注射液として製造されており、ビタミンB欠乏症やシアン中毒の治療に利用されている[1]。
脚注[編集]
- ^ Dart, Richard C.,"Hydroxocobalamin for Acute Cyanide Poisoning", Clinical Toxicology, 2006, Vol. 44, No. s1, Pages 1-3, Retrieved (2010-02-14)
関連項目[編集]
コバラミン
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- シアノコバラミン製剤の原子吸光分析法による定量条件の検討 : 原子吸光分析法による微量医薬品の定量(第1報)
- 喜谷 喜徳,竹田 勝彦,小池 久
- 分析化学 22(6), 719-723, 1973
- … は,回収率は低いが,0.1<I>N</I>塩酸酸性溶液で行なうと,100%近い回収率を与えた.CyCoおよび錠剤,注射薬は0.1<I>N</I>塩酸溶液で測定するときわめてよい結果を与える.20%エタノール溶液ではヒドロキソコバラミンは期待どおりの結果を与えるが,CyCoは低い回収率を与える.100%エタノール溶液および0.1<I>N</I>塩酸エタノール溶液では,いずれもよい結果を与えた.錠剤における乳糖などの賦形薬,注射薬におけ …
- NAID 130000943336
- 脳脊髄液のシアノ-およびヒドロキソコバラミンにたいする結合能力
Related Links
- 商品名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分 ヒドロキソコバラミン注1000μg「イセイ」 (後発品) HYDROXOCOBALAMIN ... ビタミンB12欠乏症の予防及び治療 ビタミンB12の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗 ...
- 栄養・生化学辞典 ヒドロキソコバラミンの用語解説 - ビタミンB12のコバルトに,配位する基がOH−であるもの.ビタミンB12aともいわれた. ... 【コバラミン】より …巨大環状配位子コリンが酸化数IIIのコバルトに配位して平面を形成し ...
- 医薬品情報 サイト イーファーマ(トップ) >品名索引(ひ) >現表示ページ >薬効名索引(ビタミン剤) 商品名 ヒドロキソコバラミン注1000μg「イセイ」 (ジェネリック薬品) (成分 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
- ビタダン配合錠は1錠中に下記成分を含有する。
- ピリドキサールリン酸エステル水和物…30mg
日局フルスルチアミン塩酸塩…54.57mg
(フルスルチアミンとして…50mg)
日局リボフラビン…5mg
日局ヒドロキソコバラミン酢酸塩…261μg
(ヒドロキソコバラミンとして…250μg)
- 添加物として、カルナウバロウ、カルメロース、グリセリン脂肪酸エステル、軽質無水ケイ酸、結晶セルロース、酸化チタン、ステアリン酸Mg、タルク、乳糖、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒプロメロース、ヒプロメロースフタル酸エステル、ポビドン、ポリビニルアセタールジエチルアミノアセテート、マクロゴール6000、黄色5号アルミニウムレーキを含有する。
効能または効果
- 本剤に含まれるビタミン類の需要が増大し、食事からの摂取が不十分な際の補給(消耗性疾患、妊産婦、授乳婦等)
- 下記疾患のうち、本剤に含まれるビタミン類の欠乏又は代謝障害が関与すると推定される場合
神経痛、筋肉痛・関節痛、末梢神経炎・末梢神経麻痺
- 上記1、2に対して効果がないのに、月余にわたって漫然と使用すべきでない。
- 通常成人1日1〜2錠を経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
薬効薬理
- フルスルチアミンは、ビタミンB1に比べ細胞内によく取り込まれ、多量の活性型ビタミンB1(コカルボキシラーゼ)を生成して、ビタミンB1の欠乏又は代謝障害と関連する神経機能障害等を改善する。
- ピリドキサールリン酸エステルはビタミンB6の補酵素型で、補酵素として各種アミノ酸・蛋白の分解・生合成に重要な役割を果たす。また、脂肪代謝、特に不飽和脂肪酸の生体内利用の際に必要とされる他、ミエリン形成に必須なスフィンゴリピドの合成にも関与している。
- ビタミンB12は、核酸合成、アミノ酸、蛋白質、炭水化物、脂質の代謝改善に関与する。ヒドロキソコバラミンは、体内貯留性、持続性、補酵素型ビタミンB12への転換等で、シアノコバラミンより優れている。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- ピリドキサールリン酸エステル水和物
(Pyridoxal Phosphate Hydrate)
化学名
- 3‐Hydroxy‐2‐methyl‐5‐[(phosphonooxy)methyl]‐4‐pyridinecarboxaldehyde monohydrate
分子式
分子量
性状
- ピリドキサールリン酸エステル水和物は微黄白色〜淡黄色の結晶性の粉末で、においはない。水に溶けにくく、エタノール(95)、アセトン、クロロホルム又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。希塩酸、希硝酸又は水酸化ナトリウム試液に溶ける。光によって変化する。
一般名
- フルスルチアミン塩酸塩(Fursultiamine Hydrochloride)
化学名
- N‐(4‐Amino‐2‐methylpyrimidin‐5‐ylmethyl)‐N‐{(1Z)‐4‐hydroxy‐1‐methyl‐2‐[(2RS)‐tetrahydrofuran‐2‐ylmethyldisulfanyl]but‐1‐en‐1‐yl}formamide monohydrochloride
分子式
分子量
性状
- フルスルチアミン塩酸塩は白色の結晶又は結晶性の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがあり、味は苦い。水、メタノール又はエタノール(95)に溶けやすく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。
一般名
化学名
- 7,8‐Dimethyl‐10‐[(2S,3S,4R)‐2,3,4,5‐tetrahydroxypentyl]‐benzo[g]pteridine‐2,4(3H,10H)‐dione
分子式
分子量
融点
性状
- リボフラビンは黄色〜だいだい黄色の結晶で、わずかににおいがある。水に極めて溶けにくく、エタノール(95)、酢酸(100)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。水酸化ナトリウム試液に溶ける。飽和水溶液は中性である。光によって分解する。
一般名
- ヒドロキソコバラミン酢酸塩
(Hydroxocobalamin Acetate)
化学名
- Coα‐[α‐(5,6‐Dimethyl‐1H‐benzoimidazol‐1‐yl)]‐Coβ‐hydroxocobamide monoacetate
分子式
分子量
性状
- ヒドロキソコバラミン酢酸塩は暗赤色の結晶又は粉末で、においはない。水に溶けやすく、エタノール(95)に溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。吸湿性である。
★リンクテーブル★
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- 薬物とその拮抗薬との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [111I025]←[国試_111]→[111I027]
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シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミン、ピリドキシン、チアミンジスルフィド
成分
- 参考(1)
- アンプル10mL 中に次の成分・分量を含有する
- チアミンジスルフィド・・・・・50mg
- ピリドキシン塩酸塩・・・・・100mg
- ヒドロキソコバラミン酢酸塩・・・・・1.04mg
- (ヒドロキソコバラミンとして1mg)
開発の経緯
- 参考(1)
- ジアイナミックス注射液は,鶴原製薬株式会社が後発医薬品として開発を企画し,規格及び試
験方法を設定,安定性試験を実施し,1988 年10 月27 日に承認を取得,1990 年7 月13 日に
上市した。
製品の治療学的・製剤学的特性
- 参考(1)
- ジアイナミックス注射液の成分であるビタミン中、ビタミンB1は酸化的脱炭酸反応やトランスケトラーゼ反応、ビタミンB6はアミノ基転位や脱炭酸反応、ビタミンB12はメチル基転位や異性化反応の補酵素として広く生体内の代謝反応に関与している。
- これらのビタミンは既に、消耗性疾患等による欠乏症の予防や治療あるいは神経系疾患に対して広く使用されている。しかし、これらのビタミンは互いに深く関連しあってその作用を発揮しており、単独で投与した場合より同時に投与した場合の方が優れた効果を示すことが報告されている。
参考
- 1. http://www.tsuruhara-seiyaku.co.jp/if_pdf/i_td1.pdf
[★]
- 関
- ビタミンB
商品
[★]
チアミン硝化物(チアミン)、ピリドキシン塩酸塩(ピリドキシン)、ヒドロキソコバラミン酢酸塩(ヒドロキソコバラミン)
- 関
- 混合ビタミン剤
[★]
ヒドロキソコバラミン、ピリドキサール、フルスルチアミン、リボフラビン
- 関
- 混合ビタミン剤
[★]
シアノコバラミン、チアミン、ヒドロキソコバラミン、ピリドキシン、ベンフォチアミン
[★]
ヒドロキソコバラミン
[★]
ヒドロキソコバラミン
[★]
ヒドロキソコバラミン
[★]
- 英
- rose
- 関
- 上昇、バラ色、バラ科、バラ属、上がる、バラ目
[★]
- 英
- hydro
- 関
- ハイドロ
[★]
- 英
- lamin
- 関
- 核ラミン