- 英
- flumazenil
- 商
- アネキセート
薬理作用
- ベンゾジアゼピン系鎮静薬が持つCl-の透過能亢進作用は無し
- →ベンゾジアゼピン系薬物の薬理作用の解除に有効
適応
- ベンゾジアゼピン系薬物による麻酔・鎮静・中毒・呼吸抑制の解除
禁忌
副作用
相互作用
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- びまん性脳損傷による高次脳機能障害の画像解析(<特集>頭部外傷update)
- 成相 直,稲次 基希,日浦 幹夫,石井 賢二,細田 千尋,大野 喜久郎
- 脳神経外科ジャーナル 20(12), 880-886, 2011-12-20
- … メージング法によるびまん性脳損傷患者の大脳皮質機能異常に関する臨床研究に関し概説する.【方法】神経外傷後慢性期の患者で局所損傷所見の乏しい者を被験者として計測した.^<18>F-FDG,^<11>Cフルマゼニルによる計測を行い,脳代謝,神経細胞脱落,軸索末端に関する情報を収集した.正常被験者との統計学的解析をSPM2にて行い,患者群あるいは個々の患者の異常部位を検出した.【結果】びまん性軸索損傷患者で …
- NAID 110008799372
- 抜歯術における静脈内鎮静法後のフルマゼニル投与により痙攣様体動を生じた1症例
- 内田 琢也,里見 ひとみ,田子 智晴,関野 麗子,高田 耕司,見崎 徹
- 日本歯科麻酔学会雑誌 39(1), 57-58, 2011-01-15
- NAID 10027850861
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- フルマゼニル静注液0.2mg「マイラン」/フルマゼニル静注液0... 発売元/マイラン製薬 株式会社: 製造販売元/株式会社富士薬品: 更新日:2010年11月23日: 処方せん 医薬品. フルマゼニル静注液0.5mg「サワイ」. 製造販売元/沢井製薬株式会社: 更新 ...
- フルマゼニル注射液0.5mg 「F」. 作成又は改訂年月. *2009年6月改訂( ... 組成. 有効 成分. フルマゼニル. 含量. 0.5mg. 容量. 5mL. 添加物. エデト酸ナトリウム水和物 0.5 mg 氷酢酸塩化ナトリウム(等張化剤) pH調整剤. 性状. pH. 3.0~5.0. 浸透圧比(生理 ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
フルマゼニル注射液0.5mg「F」
組成
有効成分
含量
容量
添加物
氷酢酸
塩化ナトリウム(等張化剤)
pH調整剤
禁忌
- 本剤およびベンゾジアゼピン系薬剤に対し過敏症の既往歴のある患者
- 長期間ベンゾジアゼピン系薬剤を投与されているてんかん患者[けいれんが生ずることがある。]
効能または効果
- ベンゾジアゼピン系薬剤による鎮静の解除および呼吸抑制の改善
- 通常、初回0.2mgを緩徐に静脈内投与する。投与後4分以内に望まれる覚醒状態が得られない場合は更に0.1mgを追加投与する。以後必要に応じて、1分間隔で0.1mgずつを総投与量1mgまで、ICU領域では2mgまで投与を繰り返す。ただし、ベンゾジアゼピン系薬剤の投与状況および患者の状態により適宜増減する。
- ベンゾジアゼピン系薬剤を長期間にわたり高用量投与している患者には急速に静脈内投与すると、ベンゾジアゼピン系薬剤の離脱症状が出現することがあるので、急激な投与を避け、緩徐に静脈内投与するよう注意すること。
なお、離脱症状があらわれた場合はベンゾジアゼピン系薬剤を緩徐に静脈内投与するなど適切な処置を行うこと。
慎重投与
- 手術前あるいは鎮静される前の不安の程度が高い患者、特に冠動脈疾患を有する患者[早期に覚醒させるよりもある程度鎮静状態を保つほうが良い場合が多いので、このような患者に本剤を投与する場合は、少量より投与を開始し、患者個々に必要量を投与するよう注意すること。]
- ICU領域における高血圧を有する患者[覚醒時に血圧上昇がみられることがあるので、このような患者に本剤を投与する場合は、少量より投与を開始し、患者個々に必要量を投与するよう注意すること。]
- ベンゾジアゼピン系薬剤を投与されている重症頭部外傷患者または不安定な頭蓋内圧を有する患者[ベンゾジアゼピン系薬剤の解除に伴い、頭蓋内圧亢進が起こることがある。]
- ベンゾジアゼピン系薬剤と三(四)環系抗うつ剤を服用している患者[ベンゾジアゼピン系薬剤の作用低下に伴い、抗うつ剤の中毒症状(自律神経系症状等)が顕在化することがある。]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
- 肝機能障害を有する患者[ベンゾジアゼピン系薬剤の作用消失時間の延長が考えられるため、覚醒後も患者の状態を十分に観察し、慎重に投与すること。]
重大な副作用
ショック:
(頻度不明)
- ショックがあらわれることがあるので観察を十分に行い、顔面蒼白、血圧低下、呼吸困難、嘔気等の症状があらわれた場合には、適切な処置を行うこと。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- ethyl-8-fluoro-5,6-dihydro-5-methyl-6-oxo-4H-imidazo〔1,5-a〕〔1,4〕benzodiazepine-3-carboxylate
分子式
分子量
性状
- 白色の結晶性の粉末で、においはないかまたはわずかに特異なにおいがある。
酢酸(100)、クロロホルムまたはジクロロメタンに溶けやすく、1mol/L塩酸試液にやや溶けやすく、エタノール(95)またはメタノールにやや溶けにくく、エタノール(99.5)に溶けにくく、水またはジエチルエーテルに極めて溶けにくい。
融点
★リンクテーブル★
[★]
- 次の文を読み、59~61の問いに答えよ。
- 46歳の男性。意識障害のため救急車で搬入された。
- 現病歴:部屋で倒れているのを母親が発見し、救急車を要請した。
- 既往歴:20歳ころ、うつ病の治療歴あり。
- 生活歴:無職。喫煙歴および飲酒歴は長いようだが詳細は不明。
- 家族歴:独身。母親は健康で農業を営んでいる。父親は高校生の時に死亡したが詳細は不明。
- 現症:体温 36.8℃。脈拍 108/分、整。血圧 140/90mmHg。呼吸数 8/分。SpO2 88%(リザーバー付マスク10L/分酸素投与下)。閉眼しており痛み刺激で開眼しない。発語はない。痛み刺激を何回か繰り返すとわずかに四肢を動かす。瞳孔は両側とも径1mmに縮瞳し、対光反射は確認できない。呼気に有機溶媒臭があり、鼻汁、流涎および発汗がみられる。両側の胸部全体にwheezesを聴取する。心雑音を聴取しない。筋線維束攣縮を認める。腱反射の異常を認めない。
- この患者に投与すべき薬剤はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110B060]←[国試_110]→[110B062]
[★]
- 薬物とその拮抗薬との組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [111I025]←[国試_111]→[111I027]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [103E007]←[国試_103]→[103E009]
[★]
- 英
- benzodiazepine
- 関
- セロトニン受容体作動薬
特徴
睡眠薬
- 大脳辺縁系、視床下部の抑制に基づく抗不安作用、抗緊張作用によるものであり、自然の睡眠に近い。つまり睡眠パターンをさほど変えない。
抗不安薬
作用機序
副作用
睡眠薬
- トリアゾラム
- ミダゾラム:血漿半減期t1/2=1.9hr
- 作用時間の長い薬剤を使用した場合、翌日のふらつき、薬効の持ち越しを起こしやすい
- ジアゼパム:血漿半減期t1/2=43hr
離脱症候群
- ICU.780
- 長期連用後の中止により生じる。
- 症状:不安、興奮、失見当識、高血圧、頻脈、幻覚、痙攣
相互作用
ベンゾジアゼピン系誘導体
拮抗薬
ベンゾジアゼピン系薬の切り替え方法
- NaSSa:レメロン
- デジレル:抗うつ薬。HT2A blockerが強い。セトロニン債取り込みを阻害。抗ヒスタミン薬強くない。体重増加は軽度。ノルアドレナリン濃度は増加させない。
- ジプレキサ:抗セロトニン作用、抗ドパミン作用。
[★]
- 英
- diazepam, DZP
- ラ
- diazepamum
- 商
- エリスパン、ジアパックス、セエルカム、セルシン、セレナミン、ダイアップ、パールキット、ホリゾン。Valium。セレンジン、ソナコン
作用機序
- →中枢での興奮性シナプス伝導を抑制
適応
- 抗てんかん薬(てんかん重積)、抗不安薬、抗痙攣薬、静脈麻酔薬(前投与)
- 精神症状:神経症、うつ病、心身症
- 筋弛緩:筋痙攣疾患
- 麻酔前投与:不安・緊張・抑うつ,筋緊張の軽減
拮抗薬
添付文書
- 2mgセルシン錠/5mgセルシン錠/10mgセルシン錠/セルシン散1%
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1124017B1129_1_10/
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商品