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パントシン注5%
(消耗性疾患、甲状腺機能亢進症、妊産婦、授乳婦など)
・ 高脂血症
・ 術後腸管麻痺
・ ストレプトマイシン及びカナマイシンによる副作用の予防及び治療
・ 急・慢性湿疹
・ 血液疾患の血小板数ならびに出血傾向の改善
血液疾患、術後腸管麻痺には、パンテチンとして1日200mgを1〜2回に分けて、皮下、筋肉内又は静脈内注射する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
剤形 | 投与法 | 1日量(パンテチンとして) 20〜100mg |
1日量(パンテチンとして) 200mg |
注5% | 皮下、筋肉内、静脈内 | 0.4〜2.0mL | 4.0mL |
注10% | 皮下、筋肉内、静脈内 | 0.2〜1.0mL | 2.0mL |
高コレステロール食飼育ウサギにおける糞中の総コレステロール及び総胆汁酸の排泄は、パンテチン投与群で著明に増大する。
これはコレステロール負荷によるβ-VLDLの低親和性受容体活性及びコレステロール7α-ヒドロキシラーゼ活性の低下を改善することによって、コレステロールの肝への取り込み能及び胆汁酸への代謝を正常化したためと考えられている。
この作用はパンテチン投与によりリポ蛋白リパーゼ活性が上昇したためと考えられている5)。
リンク元 | 「ビタミンB剤」「メタケイ酸アルミン酸マグネシウム」「ジメチルポリシロキサン」「パンテチン」 |
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