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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2014/05/27 08:56:43」(JST)
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バラ目 |
バラの品種「朝雲」
|
分類 |
界 |
: |
植物界 Plantae |
門 |
: |
被子植物門 Magnoliophyta |
綱 |
: |
双子葉植物綱 Magnoliopsida |
亜綱 |
: |
バラ亜綱 Rosidae |
目 |
: |
バラ目 Rosales |
|
|
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APG III
バラ目 (Rosales) は双子葉植物の目のひとつである。
バラ科を中心とする目だが、形態的特徴による従来の分類(新エングラー体系、クロンキスト体系)と分子系統学に基づくAPG植物分類体系とで内容が全く異なり、「バラ科を含む」という共通点以外は同名異物に近い。従来分類の「バラ目」は多系統群と考えられる。
目次
- 1 分類
- 2 過去の分類体系
- 2.1 クロンキスト体系
- 2.2 新エングラー体系
- 3 脚注
- 4 関連項目
分類
真正双子葉植物のバラ類 rosids 真正バラ類I eurosid I に位置づけられる。公式には共に階級はないが、バラ類をバラ亜綱に当てることもある。マメ目、ウリ目、ブナ目が近縁である。
- バラ科 Rosaceae - 90属2520種
- バルベヤ科 Barbeyaceae - 1属1種
- ディラクマ科 Dirachmaceae - 1属2種
- クロウメモドキ科 Rhamnaceae - 52属925種
- グミ科 Elaeagnaceae - 3属45種
- ニレ科 Ulmaceae - 6属35種
- アサ科 Cannabaceae - 11属170種
- クワ科 Moraceae - 39属1125種
- イラクサ科 Urticaceae - 54属2625種
形態的共通点は少ないが、従来の体系ではイラクサ目とされていた科が多い。
系統
以下のような系統樹が提案されている[1]。
過去の分類体系
伝統的には双子葉植物綱(綱名は変わることもある)に含められていた。ただし、伝統的な双子葉植物綱は単系統ではないので系統分類では認めない(名前はそのままで内容を変えることもある)。
双子葉植物の中では、古い分類である新エングラー体系では古生花被植物亜綱(離弁花類)に位置づけられていたが、多系統であり、現在はほとんど使われない。
クロンキスト体系ではバラ亜綱 Rosidae に位置づけられる。
従来の分類では花の形態(両性花、花弁・がくは4-5枚、雄蕊は5本ないし多数)などに基づいて設けられている。
クロンキスト体系
クロンキスト体系では次の科を含む。
- ブルネリア科 Brunelliaceae
- マメモドキ科 Connaraceae
- エウクリフィア科 Eucryphiaceae
- クノニア科 Cunoniaceae
- ダウィドソニア科 Davidsoniaceae
- ディアリペタラントゥス科 Dialypetalanthaceae
- トベラ科 Pittosporaceae
- ビブリス科 Byblidaceae
- アジサイ科 Hydrangeaceae
- コルメリア科 Columelliaceae
- スグリ科 Grossulariaceae
- グレイイア科 Greyiaceae
- ブルニア科 Bruniaceae
- アニソフィレア科 Anisophylleaceae
- アルセウオスミア科 Alseuosmiaceae
- ベンケイソウ科 Crassulaceae
- フクロユキノシタ科 Cephalotaceae
- ユキノシタ科 Saxifragaceae
- バラ科 Rosaceae
- ネウラダ科 Neuradaceae
- クロッソソマ科 Crossosomataceae
- クリソバラヌス科 Chrysobalanaceae
- スリアナ科 Surianaceae
- ラブドデンドロン科 Rhabdodendraceae
新エングラー体系
新エングラー体系では一部異なり
などを含めていた。
脚注
- ^ “rosales in APWeb”. 2013年6月19日閲覧。
関連項目
|
ウィキメディア・コモンズには、バラ目に関連するカテゴリがあります。 |
|
ウィキスピーシーズにバラ目に関する情報があります。 |
Japanese Journal
- 中国におけるAgrobacterium属細菌の探索と植物バイテクベクターとしての特性解明(アジア地域との微生物研究のネットワーク-アジア微生物の多様性解明と有用機能の開発-,シンポジウム)
- 加来 久敏
- 土と微生物 55(2), 73-80, 2001-10-01
- … turnefaciens, Rhizobium属細菌及びBradyrhizobium細菌とマメ科植物及びバラ科植物を含むバラ目植物との親和性の解析からリゾビウム科細菌とバラ目植物との共進化が示唆された。 …
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- 摂食試験によって判明した天蚕(ヤママユ)の食性と適性飼料樹
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- 滋賀県農業総合センター農業試験場研究報告 (41), 32-52, 2001-03
- … 討を行ったところ,天蚕はブナ科に属する植物を中心に食するが,植物分類学上から考察すると,ブナ目群(ブナ目ブナ科・カバノキ科,ヤナギ目ヤナギ科,イラクサ目クワ科・ニレ科)およびバラ目群(バラ目バラ科,マンサク目マンサク科,ムクロジ目カエデ科)の2植物目群,すなわち植物分類学上で類縁関係が高い,まとまった植物群に属する植物の葉を食することが明らかになった.また,天蚕 …
- NAID 40005404672
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