- 英
- drug-induced pneumonia
UpToDate Contents
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- 1. 高熱および肺浸潤を有する免疫不全患者へのアプローチapproach to the immunocompromised patient with fever and pulmonary infiltrates [show details]
… drug-induced lung disease may reflect hypersensitivity to chemotherapeutic agents, sulfonamides, or other agents.… organizing pneumonia [BOOP] or drug toxicity) and malignancy accounted for 67 percent of the specific diagnoses made; the remaining 33 percent were due to infection . Drug toxicities…
- 2. 緑膿菌性肺炎pseudomonas aeruginosa pneumonia [show details]
…initially treat known or suspected cases of P. aeruginosa pneumonia with a single antimicrobial agent, unless the patient has sepsis or risk factors for a drug resistant infection, in which case we use two antibiotics …
- 3. 難治性肺炎nonresolving pneumonia [show details]
… infiltrates can mimic pneumonia and therefore represent causes of presumed nonresolving pneumonia. These generally fall into the categories of neoplastic, inflammatory, drug-induced, and vascular disease …
- 4. 人工呼吸器関連肺炎の臨床症状と診断clinical presentation and diagnostic evaluation of ventilator associated pneumonia [show details]
… hemorrhage, pulmonary contusion, infiltrative tumor, radiation pneumonitis, pulmonary drug toxicity, cryptogenic organizing pneumonia (COP), and vasculitis. … Radiation pneumonitis – Radiation-induced lung injury may cause acute pneumonitis or chronic fibrosis.…
- 5. 肺炎クラミジアにより小児に生じる肺炎pneumonia caused by chlamydia pneumoniae in children [show details]
… other cells . When C. pneumoniae is involved in coinfections, it may disrupt normal clearance mechanisms, allowing the other pathogen to invade . The host immune response is induced by chlamydial antigens …
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- 治療 薬剤性肺炎の治療としてまず行わなければならないことは被疑薬(原因として疑われる薬剤)を速やかに中止することです。軽症の場合は中止するだけで改善することもありますが、もともとの病気に対して必要な薬剤であった場合は、ほかの種類の薬剤に変更する必要があります。
- 薬剤性肺炎の主なリスク因子は表1です。 表1 薬剤性肺炎の主なリスク因子 発生機序は肺を直接的に障害する 細胞障害性 と肺を間接的に障害する アレルギー性 (免疫系細胞の活性化)とに大別され( 図1 )、アレルギー性の症例が多いとされています。
- 間質性肺炎の原因は、じん肺、薬剤性、膠原(こうげん)病、過敏性、ウイルス性などさまざまありますが、原因不明のものも多くみられます ...
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- 75歳の男性。乾性咳嗽と発熱とを主訴に来院した。5日前に湿性咳嗽、喀痰および発熱が生じたため自宅近くの診療所を受診し、非ステロイド性抗炎症薬と抗菌薬とを5日分処方された。内服3日目には解熱したが5日目に乾性咳嗽と発熱とが出現したため再び診療所を受診し、胸部エックス線写真で異常を認めたため紹介されて受診した。身長 165cm、体重 63kg。体温 37.3℃。脈拍64/分、整。血圧132/64mmHg。呼吸数 20/分。咽頭に発赤を認めない。頸静脈の怒張を認めない。心音に異常を認めない。両側にfine cracklesを聴取する。下腿に浮腫を認めない。血液所見:赤血球 376万、Hb 13.7g/dL、Ht 35%、白血球 10,100(桿状核好中球4%、分葉核好中球 76%、好酸球 3%、好塩基球 0%、単球 5%、リンパ球 12%)、血小板 35万。血液生化学所見:LD 386IU/L(基準 176~353)、尿素窒素14mg/dL、クレアチニン 0.8mg/dL、血糖 98mg/dL、HbA1c 6.1%(基準 4.6~6.2)、脳性ナトリウム利尿ペプチド(BNP) 23.9pg/mL(基準 18.4以下)、KL-6 632U/mL(基準 500未満)。免疫血清学所見:CRP 5.0mg/dL、β-D-グルカン 4pg/mL未満(基準 10以下)、サイトメガロウイルス抗原陰性。動脈血ガス分析(room air):pH 7.43、PaCO2 36Torr、PaO2 69Torr、HCO3- 23mEq/L。気管支肺胞洗浄液所見:細胞数 3.5×10^6/mL(肺胞マクロファージ 12%、リンパ球 85%、好中球 1%、好酸球 2%)。胸部エックス線写真(別冊No. 14A)と胸部CT(別冊No. 14B)とを別に示す。
- 最も考えられる疾患はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109I048]←[国試_109]→[109I050]
[★]
- 65歳の女性。繰り返す発熱、咳嗽および呼吸困難のため入院中である。10日前に発熱、咳嗽および呼吸困難のため来院した。胸部エックス線写真で全肺野に陰影が認められたため、ニューキノロン系薬を処方された。治療開始後1週間経過したが症状が増悪したため入院となった。入院後、血液培養や喀痰培養から原因菌は検出されなかった。ペニシリン系抗菌薬を投与され、5日後には症状および胸部エックス線写真の所見が改善したため退院となった。しかし、帰宅した翌日に発熱、咳嗽および呼吸困難が再発し、再度入院となった。喫煙歴はない。再入院時、意識は清明。身長 153cm、体重 53kg。体温 38.0℃。脈拍 84/分、整。血圧 120/70mmHg。呼吸数 28/分。SpO2 88%(room air)。頸静脈の怒張を認めない。心音に異常を認めない。呼吸音は背部にfine cracklesを聴取する。下腿に浮腫を認めない。血液所見:赤血球 486万、Hb 13.9g/dL、Ht 41%、白血球 9,800(桿状核好中球 9%、分葉核好中球 53%、好酸球1%、好塩基球1%、単球5%、リンパ球 31%)、血小板 26万。血液生化学所見:LD 280IU/L(基準 176~353)、尿素窒素 9.6mg/dL、クレアチニン 0.6mg/dL。CRP 4.5mg/dL。動脈血ガス分析(room air):pH 7.48、PaCO2 35Torr、PaO2 60Torr、HCO3- 25mEq/L。再入院時の胸部エックス線写真(別冊No. 17A)と胸部CT(別冊No. 17B)とを別に示す。
- 可能性の高い疾患はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [110I053]←[国試_110]→[110I055]
[★]
- 英
- drug-induced lung disease
- 関
- 薬剤性肺障害、薬剤誘発性肺疾患 drug-induced pulmonary disease
- 投与薬剤との明確な因果関係が認められている多彩な呼吸器疾患の総称
機序
- Cytotoxic drugs;本来の薬剤作用による肺障害。用量依存性。
- Non-cytotoxic drugs;本来とは異なる薬剤作用(アレルギー、免疫)による肺障害。 用量非依存性。
薬剤性肺障害 SPU.408
頻度の高い疾患
- 間質性肺炎・肺線維症
- 肺過敏反応
- 肺好中球浸潤
- 非心原性肺水腫・ARDS
- 胸水・胸膜炎
- ループス様症状
- 気管支攣縮・咳嗽
間質性肺炎・肺線維症を引き起こす薬剤(SPU.409)
細胞毒性薬
- 頻度:5-15%。予後良好。薬剤の中止orステロイド投与
アルキル化剤
アルカロイド
代謝拮抗薬
その他
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- 英
- pneumonia pneumonitis
- 関
疫学
- 日本の肺炎の受療率は人口10万対3、死亡率は人口10万対7。死因順位は第4位である。
- 受療率・罹患率共に高齢になるに従い急激に増加し、85歳以上の男性では死因第2位、90歳以上の男性では死因第1位となる(ガイドライン1)。
- 死亡者の95%以上が高齢者である。
- 年代と病原体
日本における肺炎の年齢階級別受療率と死亡率(人口10 万対,2002 年)
- ガイドライン1 2004 年「国民衛生の動向」 改変
|
年齢階級
|
総数
|
15~
|
25~
|
35~
|
45~
|
55~
|
65~
|
75~
|
85~
|
90~
|
19
|
29
|
39
|
49
|
59
|
69
|
79
|
89
|
|
受療率
|
外来
|
6
|
3
|
4
|
3
|
3
|
6
|
7
|
14
|
21
|
21
|
入院
|
19
|
2
|
3
|
2
|
3
|
7
|
21
|
86
|
309
|
489
|
死亡率
|
男性
|
76.4
|
0.5
|
0.5
|
1.5
|
4.6
|
15.2
|
69.2
|
339
|
2087
|
4317
|
女性
|
62.7
|
0.3
|
0.5
|
0.9
|
1.9
|
5.6
|
22.4
|
144
|
934
|
2291
|
総数
|
69.4
|
0.4
|
0.5
|
1.2
|
3.2
|
10.3
|
44.6
|
249
|
1291
|
2787
|
分類
発症の場
原因
病理
- 上気道から連続的に下気道へ、あるいは、直接下気道に及んでいる。炎症は上皮に包まれた管腔内
肺炎の比較
ガイドライン
[★]
- 英
- drug、agent、pharmaceutical preparation、medicine
- 関
- 薬物、薬、作用薬、剤、ドラッグ、媒介物、病原体、麻薬、薬物、代理人、医薬品、薬品
[★]
- 関
- 炎光、炎症
[★]
- 英
- drug-induced
- 関
- 薬物性、薬剤誘発、薬物誘発