- 英
- paleocerebellum (B)
- 同
- 脊髄小脳、古小脳
- 関
- 新小脳、原小脳
- 図:B.36
- 脊髄からの入力を受け、体幹と脚部との協調運動を制限する。中部の病変は姿勢と歩行の異常をもたらす (B.36)
WordNet
- the anterior lobe of the cerebellum which was one of the earliest parts of the hindbrain to develop in mammals
Japanese Journal
- 大脳皮質運動領の反復電気刺激による新・旧小脳皮質反応波の性質について
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- 小脳 しょうのう cerebellum 脳の一部分。中脳のうしろに位置し,腹側は橋や延髄に接する部分をいう。円口類や有尾両生類にはほとんど小脳は発達していない。鳥類,哺乳類ではよく発達していて左右の半球と虫部に分れ,さらに表層の ...
- 小脳疾患の徴候 障害 臨床像 運動失調 よろよろした大股歩行 運動の分解 細かな協調運動を順序立てて正しく行えない 構音障害 早口で不明瞭に話し,言い回しも不適切で,言葉を正しく発音できない 拮抗運動反復障害 すばやい交互の ...
- 旧小脳=古小脳(脊髄小脳)peleocerebellum―虫部前葉中位核に一致し 二足歩行への移行進化と深く関与し 筋腱の深部感覚触覚情報に対応筋調節‐姿勢保持‐歩行制御として作動 新小脳=皮質小脳(大脳小脳)neocerebellumー 後葉 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- neocerebellum (B)
- 同
- 橋小脳、橋性小脳
- 関
- 旧小脳、原小脳
- 橋核を介して大脳皮質からの入力を受ける。協調された四肢の運動、特に上肢の運動を制御する(B.36)
[★]
- 英
- archicerebellum (B)
- 同
- 前庭小脳
- 関
- 旧小脳、新小脳
- 前庭器官からの入力を受ける。体の平衡を維持し、目と手、頚部の運動を統合 (B.36)
[★]
- 英
- paleocerebellar syndrome
[★]
- 英
- cerebellum
発生
解剖
-
血管
機能概要
- 運動のタイミング決定と一つの運動から次の運動への急速な切り替え
機能
- ①運動開始に関与
- ②運動学習に関与
- ③多関節にわたる運動に関与
- ④フィードバックモード、フィードフォワードモードに関与
-
- 熟練した運動で、早く動かさないとき
- 素早い運動を行うとき。学習を行うとき
入力経路
障害 (KAPLAN USMLE STEP 1 QBOOK p.54)
障害
-
- 体幹失調=姿勢の制御不良
- 失調性歩行
- 注視方向への眼振(注意方向性眼振=注視眼振)
- Tomberg兆候(-)(両側をそろえて開眼して立つ、その後閉眼しても倒れない)
- 体幹筋失調による歩行障害(体幹歩行失調, 失調性歩行)
- 四肢の運動失調(協調運動障害)
- ①推尺障害
- ②変換運動障害
- ③運動解離
- ④共同運動不能
- ⑤失調性構音障害
臨床関連
[★]
- 英
- brain
- ラ
- encephalon
- 関
- 大脳、ブロードマン野
発生学
解剖
- 重量:成人の場合体重の2.2%。2-3%ともいわれる。
- 新生児:約400g、成人:男性約1,350g、女性:約1,250g
脳幹に着目した分類
発生学
生理学
- 脳血流量:心拍出量の15% (心拍出量が5Lとしたら、毎分750ml灌流している事になる)
- 脳の酸素消費量:全身の消費量の20%
- 脳のグルコース消費量:全身の消費量の25%。1日100-150g(SCN.3)
- 血流限界:3分 ⇔心臓は10分(see:窒息)
神経内科プリント
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脳での需要量
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割合
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血液
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700~900 ml/分
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心拍出量の
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約15%
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酸素
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40~46 ml/分
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全身需要量の
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約20%
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グルコース
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310 μmol/分
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全身需要量の
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約25%
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