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エフピーOD錠2.5
* * *本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者 * *ペチジン塩酸塩、トラマドール塩酸塩を投与中の患者[高度の興奮、精神錯乱等の発現が報告されている。] * *非選択的モノアミン酸化酵素阻害剤(サフラジン塩酸塩)を投与中の患者[高度の起立性低血圧の発現が報告されている。] * *統合失調症又はその既往歴のある患者[精神症状の悪化が報告されている。] * *覚せい剤、コカイン等の中枢興奮薬の依存又はその既往歴のある患者 * *三環系抗うつ剤(アミトリプチリン塩酸塩等)を投与中あるいは中止後14日間の患者(「相互作用」の項参照) * *選択的セロトニン再取り込み阻害剤(フルボキサミンマレイン酸塩等)、セロトニン・ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(ミルナシプラン塩酸塩等)、選択的ノルアドレナリン再取り込み阻害剤(アトモキセチン塩酸塩)又はノルアドレナリン・セロトニン作動性抗うつ剤(ミルタザピン)を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
* *次の疾患に対するレボドパ含有製剤との併用療法
パーキンソン病(過去のレボドパ含有製剤治療において、十分な効果が得られていないもの:Yahr重症度ステージI〜IV)
* *本剤は、レボドパ含有製剤と併用する。
通常、成人にセレギリン塩酸塩として1日1回2.5mgを朝食後服用から始め、2週ごとに1日量として2.5mgずつ増量し、最適投与量を定めて、維持量とする(標準維持量1日7.5mg)。1日量はセレギリン塩酸塩として5.0mg以上の場合は朝食及び昼食後に分服する。ただし、7.5mgの場合は朝食後5.0mg及び昼食後2.5mgを服用する。
なお、年齢、症状に応じて適宜増減するが1日10mgを超えないこととする。
* *本剤は口腔内で崩壊するが、口腔粘膜からの吸収を目的としないため、唾液又は水で飲み込むこと。(「適用上の注意」の項参照)
* * *重篤な肝障害のある患者[本剤の代謝が抑制され、毒性が大幅に増強される可能性がある。]
* *重篤な腎障害のある患者[本剤の代謝物が蓄積され、その代謝物による中枢作用が生じる可能性がある。] * *高用量のレボドパ投与を受けている患者[副作用発現率が高い。] * *高齢者[起立性低血圧があらわれやすい。](「高齢者への投与」の項参照)
* *心・脳循環器系障害を有する患者[英国において、レボドパ単独群とセレギリン塩酸塩投与後にレボドパを併用投与した群を比較した試験1)において、レボドパ単独群に対してセレギリン塩酸塩投与後にレボドパ併用投与した群に心・脳循環器系障害による死亡が多かったと報告されている。](「重要な基本的注意(5)」の項参照)
* *狭心症のある患者[本剤により増悪する可能性がある。]
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*幻覚、妄想、錯乱、せん妄があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には、減量、休薬又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 *
*狭心症の発現又は増悪が報告されているので、狭心症患者では心電図をモニターするなど、特に注意すること。 *
*本剤の急激な減量又は中止により、高熱、意識障害、高度の筋硬直、不随意運動、血清CK(CPK)上昇等があらわれることがある。このような場合には、再投与後、漸減するとともに、体冷却、水分補給等の適切な処置を行うこと。なお、投与継続中に同様の症状があらわれることがある。 *
*低血糖があらわれることがあるので、低血糖症状(意識障害、昏睡等)があらわれた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。 *
*胃潰瘍があらわれることがあるので、このような場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
* *白色の結晶性の粉末である。
水又はメタノールに極めて溶けやすく、エタノール(95)又は酢酸(100)に溶けやすく、無水酢酸又はアセトンにやや溶けにくく、酢酸エチル又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
リンク元 | 「抗パーキンソン剤」「塩酸セレギリン」「selegiline hydrochloride」 |
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近位尿細管 | 70% |
遠位尿細管 | 20% |
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