アテノロール
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Japanese Journal
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- 脱脂大豆の栄養価に関する研究:メチオニン添加の効果と消化試験
- 麻生 和衛
- 日本畜産学会報 36(6), 198-202, 1965
- … 水溶性窒素含量の異なる各種脱脂大豆を主要な蛋白質源とした試験飼料にメチニンを段階的に添加して,その効果をしらべ,又人工肛門鶏を用いて水溶性窒素含量の異なる脱脂大豆の消化率を測定した.1 水溶性窒素の多い脱脂大豆に段階的にDL一メチオニンの添加を行つても,発育の改善は見られず,水溶性窒素含量の少ない脱脂大豆と同じ発育効果及び膵臓重量の正常化を示さなかつた.このことから加熱不十分で水溶性窒 …
- NAID 130000738608
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
*メチニン錠25mg
1錠中アテノロール25mgを含有する。
添加物としてトウモロコシデンプン,炭酸マグネシウム,ゼラチン,ラウリル硫酸ナトリウム,ステアリン酸マグネシウム,ヒプロメロース,グリセリン,酸化チタンを含有する。
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 糖尿病性ケトアシドーシス,代謝性アシドーシスのある患者[アシドーシスによる心筋収縮力の抑制を増強するおそれがある。]
- 高度又は症状を呈する徐脈,房室ブロック(II,III度),洞房ブロック,洞不全症候群のある患者[これらの症状が悪化するおそれがある。]
- 心原性ショックのある患者[心機能を抑制し,症状が悪化するおそれがある。]
- 肺高血圧による右心不全のある患者[心機能を抑制し,症状が悪化するおそれがある。]
- うっ血性心不全のある患者[心機能を抑制し,症状が悪化するおそれがある。]
- 低血圧症の患者[心機能を抑制し,症状が悪化するおそれがある。]
- 重度の末梢循環障害のある患者(壊疽等)[症状が悪化するおそれがある。]
- 未治療の褐色細胞腫の患者(「用法・用量に関連する使用上の注意」の項参照)
効能または効果
- 本態性高血圧症(軽症〜中等症)
- 狭心症
- 頻脈性不整脈(洞性頻脈,期外収縮)
*メチニン錠25mg
- 通常成人には2錠(アテノロールとして50mg)を1日1回経口投与する。
なお,年齢,症状により適宜増減できるが,最高量は1日1回4錠(100mg)までとする。
メチニン錠50mg
- 通常成人には1錠(アテノロールとして50mg)を1日1回経口投与する。
なお,年齢,症状により適宜増減できるが,最高量は1日1回2錠(100mg)までとする。
- 褐色細胞腫の患者では,本剤投与により急激に血圧が上昇することがあるので,本剤を単独で投与しないこと。褐色細胞腫の患者に投与する場合にはα遮断剤で初期治療を行った後に本剤を投与し,常にα遮断剤を併用すること。
慎重投与
- 気管支喘息,気管支痙攣のおそれのある患者[気管支を収縮し,喘息症状が誘発又は悪化するおそれがあるので,観察を十分に行い,慎重に投与すること。]
- うっ血性心不全のおそれのある患者[心機能を抑制し,うっ血性心不全が発現するおそれがあるので,観察を十分に行い,ジギタリス剤を併用するなど慎重に投与すること。]
- 低血糖症,コントロール不十分な糖尿病,長期間絶食状態の患者[低血糖の前駆症状である頻脈等の交感神経系反応をマスクしやすいので,血糖値に注意すること。]
- 重篤な肝障害のある患者[薬物の代謝が影響をうける可能性がある。]
- 重篤な腎障害のある患者[薬物の排泄が影響をうける可能性があるため,クレアチニン・クリアランス値が35mL/分,糸球体ろ過値が35mL/分以下の場合は投与間隔をのばすなど慎重に投与すること。]
- 甲状腺中毒症の患者[中毒症状をマスクするおそれがある。]
- 重度でない末梢循環障害のある患者(レイノー症候群,間欠性跛行症等)
[症状が悪化するおそれがある。]
- 徐脈のある患者[徐脈が悪化するおそれがある。](「禁忌」の項参照)
- 房室ブロック(I度)のある患者[房室伝導時間が延長し,症状が悪化するおそれがある。]
- 異型狭心症の患者[症状が悪化するおそれがある。]
- 高齢者(「重要な基本的注意」及び「高齢者への投与」の項参照)
重大な副作用
徐脈,心不全,心胸比増大,房室ブロック,洞房ブロック,失神を伴う起立性低血圧(頻度不明)
- このような症状があらわれた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
呼吸困難,気管支痙攣,喘鳴(頻度不明)
- このような症状があらわれた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
血小板減少症,紫斑病(頻度不明)
- このような症状があらわれた場合には減量又は投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- アテノロールはβ1選択性(心選択性)βアドレナリン受容体遮断薬で,膜安定性又は内因性交感神経刺激(不完全作動薬)活性はない。しかし,この特徴は絶対的ではなく,高用量の場合,アテノロールは主として気管支や血管平滑筋に存在するβ2アドレナリン受容体を阻害する。
通常用いられる動物やヒトでの薬理学的試験では,アテノロールのβアドレナリン受容体遮断活性は,(1)安静時及び運動時における心拍数と心拍出量の減少,(2)安静時及び運動時における収縮期血圧と拡張期血圧の減少,(3)イソプロテレノールによって引き起こされた頻脈の抑制,そして(4)反射性起立性頻拍の復位(正常化)によって実証されている。3)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 2-(4-{(2RS)-2-Hydroxy-3-[(1-methylethyl)amino]propyloxy}phenyl)acetamide
分子式
分子量
性状
- 白色〜微黄色の結晶性の粉末である。
メタノール又は酢酸(100)に溶けやすく,エタノール(99.5)にやや溶けやすく,水に溶けにくい。
本品のメタノール溶液(1→25)は旋光性を示さない。
融点
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- 抗不整脈薬
商品
[★]
- 英
- atenolol
- 商
- アテネミール、アテノリズム、アルセノール、アルマイラー、カテノミン、クシセミン、セーブテンス、セーラジール、テネミール、テノーミン Tenormin、テノミロール、トーワミン、ミロベクト、メゾルミン、メチニン、リスモリース
- 関
- アドレナリン受容体、ビソプロロール メインテート。不整脈用剤
作用機序
適応
- 本態性高血圧症、狭心症、頻脈性不整脈(洞性頻脈、期外収縮)