アロチノロール
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- アロチノン錠10mgは東和薬品株式会社のジェネリック医薬品で薬価は1錠 11.1円です。添付文書Pro Onlineは、製剤写真から疾患別処方ランキングまで揃った全ての医療者のための無料ツールです
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
※※アロチノン錠5mg
組成
1錠中の有効成分:
添加物:
- 乳糖水和物、セルロース、トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸Mg、ヒプロメロース、白糖、炭酸Ca、タルク、アラビアゴム、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレングリコール、酸化チタン、カルナウバロウ
禁忌
高度の徐脈(著しい洞性徐脈)、房室ブロック(II、III度)、洞房ブロック、洞不全症候群のある患者
糖尿病性ケトアシドーシス、代謝性アシドーシスのある患者
- [アシドーシスによる心筋収縮力の抑制を増強するおそれがある。]
気管支喘息、気管支痙攣のおそれのある患者
- [気管支を収縮させ喘息症状の誘発、悪化を起こすおそれがある。]
心原性ショックのある患者
肺高血圧による右心不全のある患者
うっ血性心不全のある患者
未治療の褐色細胞腫の患者
妊婦又は妊娠している可能性のある女性
本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
効能または効果
・本態性高血圧症(軽症〜中等症)
・狭心症
・頻脈性不整脈
・本態性振戦
本態性高血圧症(軽症〜中等症)、狭心症、頻脈性不整脈の場合:
- 通常、成人にはアロチノロール塩酸塩として、1日20mgを2回に分けて経口投与する。なお、年齢・症状等により適宜増減することとするが、効果不十分な場合は、1日30mgまで増量することができる。
本態性振戦の場合:
- 通常、成人にはアロチノロール塩酸塩として、1日量10mgから開始し、効果不十分な場合は、1日20mgを維持量として2回に分けて経口投与する。なお、年齢・症状等により適宜増減するが1日30mgを超えないこととする。
褐色細胞腫の患者では、本剤投与により急激に血圧が上昇するおそれがあるので本剤を単独で投与しないこと。褐色細胞腫の患者に投与する場合には、α遮断剤で初期治療を行った後に本剤を投与し、常にα遮断剤を併用すること。
慎重投与
うっ血性心不全のおそれのある患者(観察を十分に行い、ジギタリス剤を併用するなど慎重に投与すること。)
- [心機能を抑制しうっ血性心不全の症状が悪化するおそれがある。]
特発性低血糖症、コントロール不十分な糖尿病、長期間絶食状態の患者
- [低血糖の前駆症状である頻脈等の交感神経系反応をマスクしやすいので血糖値に注意すること。]
低血圧、徐脈、房室ブロック(I度)のある患者
重篤な肝・腎機能障害のある患者
高齢者
末梢循環障害(レイノー症候群、間欠性跛行症等)を有する患者
- [末梢血管の拡張を抑制し症状が悪化するおそれがある。]
重大な副作用
心不全、房室ブロック、洞房ブロック、洞不全症候群、徐脈:
(頻度不明)
- 心機能検査を定期的に行い、このような副作用が発現した場合には減量又は中止するなどの適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- ※※アドレナリンβ受容体をサブタイプ(β1/β2)非選択的に遮断するのみならずα1受容体をも遮断する。β遮断作用のほうがα1遮断作用よりも強く、その強さはプロプラノロールの約5倍である。β遮断作用とα1遮断作用による抵抗血管の拡張が相まって血圧降下をもたらす。また、β遮断作用により心機能亢進を抑制し、酸素消費量を減少させるので狭心症の治療にも有効である。交感神経模倣薬様固有活性、膜安定化作用は認められない5)。
有効成分に関する理化学的知見
- 白色〜淡黄色の結晶性の粉末である。ジメチルスルホキシドに溶けやすく、メタノール又は水に溶けにくく、エタノール(99.5)に極めて溶けにくく、ジエチルエーテルにほとんど溶けない。メタノール溶液(1→125)は旋光性を示さない。
★リンクテーブル★
[★]
- 関
- 抗不整脈薬
商品
[★]
- 英
- arotinolol
- 化
- 塩酸アロチノロール arotinolol hydrochloride
- 商
- アルマール、アストニール、アセメール、アナシロール、アロチノイル、アロチノロール塩酸塩、アロチノン、セオノマール
- 関
- 不整脈用剤
[★]
- 英
- allo
- 関
- 他、非自己
[★]
ケノデオキシコール酸