- 32歳の男性。肛門周囲からの膿排出を主訴に来院した。排便時の疼痛、出血および発熱はない。1か月前に肛門周囲膿瘍で切開術を受けている。この疾患で正しいのはどれか。
- (1) 肛門陰窩(anal crypt)からの感染に起因する。
- (2) 見張りいぼ(sentinel skin tag)を伴う。
- (3) 3、7および11時の位置に好発する。
- (4) Crohn病に伴うものは難治性である。
- (5) 乳幼児では保存的治療で治癒することが多い。
- a. (1)(2)(3)
- b. (1)(2)(5)
- c. (1)(4)(5)
- d. (2)(3)(4)
- e. (3)(4)(5)
[正答]
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★リンクテーブル★
[★]
- 28歳の女性,10日前から血便を認めたため来院した。悪心、嘔吐や腹痛はなく、排便回数は1、2行/日である。父親が38歳で大腸癌で死亡している。血液所見:赤血球386万、Hb10.8g/dl、白血球4,800、血小板40万。血清生化学所見:総蛋白7.6g/dl、尿素窒素18mg/dl、総コレステロール180mg/dl、総ビリルビン0.8mg/dl、AST(GOT)28単位(基準40以下)、ALT(GPT)22単位(基準35以下)、アルカリホスファターゼ140単位(基準260以下)。注腸造影写真と大腸内視鏡写真とを以下に示す。この疾患で適切な対応はどれか。
[正答]
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- 54歳の男性。1週前から体重の増加と腹部膨満とを認め、腹痛と発熱とが出現したため来院した。5年前から肝硬変として経過観察中である。眼球結膜は黄染し、腹部に波動を認め、腹部全体に軽度の圧痛を認める。腹水所見:淡黄色、蛋白濃度低値、アミラーゼ低値、好中球多数。立位腹部エックス線単純写真で異常を認めない。最も考えられるのはどれか。
[正答]
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