人血清アルブミン
- 関
- 血液製剤類
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- 一般名 人血清アルブミン注射液 規格 20%50mL1瓶 薬効 6343 病原生物に対する医薬品 生物学的製剤 血液製剤類 血漿分画製剤 薬価 3953.00 区分 製造メーカー CSLベーリング 販売メーカー CSLベーリング
- 薬効 6343 血漿分画製剤 一般名 人血清アルブミン注射液 英名 Albumin Behring 剤形 注射液 薬価 3953.00 規格 20%50mL1瓶 メーカー CSLベーリング 毒劇区分
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
アルブミン‐ベーリング20%静注10.0g/50mL
組成
有効成分:人血清アルブミン
- 1バイアル中の分量 50mL:10.0g
備考
ヒト血液由来成分
採血国:米国、ドイツ、オーストリア
採血の区分注):非献血
添加物:アセチルトリプトファン
添加物:カプリル酸ナトリウム
添加物:水酸化ナトリウム
添加物:塩酸
添加物:塩化ナトリウム
- 1バイアル中の分量 50mL:適量
- ナトリウム含量と塩素含量の実測値は直接の容器及び外箱に表示してある。
本剤は製造工程でブタの腸粘膜由来成分(ヘパリン)を使用している。
- 注)「献血又は非献血の区別の考え方」の項を参照。
禁忌
効能または効果
- アルブミンの喪失(熱傷、ネフローゼ症候群など)及びアルブミン合成低下(肝硬変症など)による低アルブミン血症、出血性ショック
- 通常成人1回20〜50mL(人血清アルブミンとして4〜10g)を緩徐に静脈内注射又は点滴静脈内注射する。
なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。
- 本剤の使用時には急激に循環血漿量が増加するので、輸注速度を調節するとともに、肺水腫、心不全などの発生に注意すること。なお、本剤50mL(アルブミン10g)の輸注は約200mLの循環血漿量の増加に相当する。
- 投与後の目標血清アルブミン濃度としては、急性の場合は3.0g/dL以上、慢性の場合は2.5g/dL以上とする。
本剤の投与前には、その必要性を明確に把握し、投与前後の血清アルブミン濃度と臨床所見の改善の程度を比較して、投与効果の評価を3日間を目途に行い、使用の継続を判断し、漫然と投与し続けることのないよう注意すること。
慎重投与
- ハプトグロビン欠損症の患者[過敏反応を起こすおそれがある。]
- 心臓障害のある患者[循環血漿量の増加により心負荷増大の可能性がある。]
- 循環血液量が正常ないし過多の患者[急速に注射すると、心過負荷等の循環障害及び肺浮腫を起こすことがある。]
- 溶血性・失血性貧血の患者[ヒトパルボウイルスB19の感染を起こす可能性を否定できない。感染した場合には、発熱と急激な貧血を伴う重篤な全身症状を起こすことがある。]
- 免疫不全患者・免疫抑制状態の患者[ヒトパルボウイルスB19の感染を起こす可能性を否定できない。感染した場合には、持続性の貧血を起こすことがある。]
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状
頻度不明
- ショック、アナフィラキシー様症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、呼吸困難、喘鳴、胸内苦悶、血圧低下、脈拍微弱、チアノーゼ等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- アルブミンは正常人血漿蛋白の約60%を占める最も多い蛋白で、血漿膠質浸透圧の維持に寄与している。
本剤は、人血漿のアルブミン濃度を40mg/mLとすると、約5倍に濃縮されており、本剤の投与により血中の膠質浸透圧を高め、組織中の体液を血管中に移行させ(アルブミン1gは約20mLの水分を保持する)、その結果、循環血漿量を正常化する1〜2)。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- albumin (Z), Alb ALB
- 関
- グロブリン、フィブリノーゲン、血清タンパク分画、アルブミン/グロブリン比, A/G
- (臨床検査)血清アルブミン、(輸血製剤)アルブミン製剤
概念
- 最も多い血漿タンパク質
- 69kDa
- pI=4.9なので、生体内では負に帯電。
- 半減期:15-20日
基準値
- 4.9-5.1g/dl(流れが分かる実践検査マニュアル上巻 p.12)
- HIM.Appendix
- Female : 4.1–5.3 g/dL
- Male : 4.0–5.0 g/L
QB
産生
- 組織:肝臓(hepatocyte)(15g/day)
- 調節:炎症性サイトカインの存在下で産生が抑制される
機能
- PT.234
薬理学
- albumin is a major carrier ofr acidic drugs (GOO.7)
- basic drug→α1-acid glycoprotein
臨床関連
[★]
- 英
- ring
- 関
- 環、輪、弁輪