- 商
- ヘパトセーラ、ヘブスブリンIH、ヘブスブリン、乾燥HBグロブリン
- 関
- 血液製剤類
- →HBsヒト免疫グロブリン
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- the 8th letter of the Roman alphabet (同)h
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Japanese Journal
- B型肝炎ワクチン(HBワクチン)と抗HBs人免疫グロブリン(HBIG)の適応と効果--我が国におけるB型肝炎ウイルス(HBV)感染予防対策の現状と課題 (新時代のウイルス性肝炎学--基礎・臨床研究の進歩) -- (B型肝炎ウイルス感染とその予防対策)
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- 一般社団法人 日本血液製剤機構 正式ホームページ。日本赤十字社血漿分画部門と株式会社ベネシスは日本の血漿分画事業のさらなる発展を目指し統合しました。 ... この「医療関係者向け情報」では、弊社医療用医薬品を適正に御使用 ...
- 特殊免疫グロブリン製剤 ある特定の抗体を多く含んだ免疫グロブリン製剤です。国内では以下の3種類の製剤が使用されています。 ① 抗HBs〔エイチビーエス〕人免疫グロブリン(HBIG) B型肝炎は、血液や体液を介して感染し、肝炎を ...
- 抗HBs人免疫グロブリン製剤を投与することにより、肝移植後のB型肝炎の再発や発症を抑えることができます。 抗HBs人免疫グロブリン製剤とは 抗HBs人免疫グロブリン製剤は、人の血液の中に含まれるB型肝炎ウイルスを攻撃する抗体を ...
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
有効成分〔1瓶(5mL)中〕
添加物〔1瓶(5mL)中〕
- D-ソルビトール 250mg,水酸化ナトリウム 適量,塩酸 適量
備考
- 抗HBs抗体は,ヒト血液に由来する.
(採血国:米国,採血の区別:非献血)
禁忌
- 本剤の成分に対しショックの既往歴のある患者HBs抗原陽性者(肝移植施行患者を除く.)
効能または効果
- HBs抗原陽性血液の汚染事故後のB型肝炎発症予防
- HBs抗原陽性のレシピエントにおける肝移植後のB型肝炎再発抑制
- HBc抗体陽性ドナーからの肝移植後のレシピエントにおけるB型肝炎発症抑制
- 本剤は効能・効果に応じて以下のとおり投与する.
なお,本剤は直接静注するか,又は日本薬局方生理食塩液など中性に近い補液に混じて点滴静注する.直接静注する場合は,きわめて徐々に行うこと.
1.HBs抗原陽性血液の汚染事故後のB型肝炎発症予防
- 通常,成人に対して,1回1,000〜2,000単位(5〜10mL)を使用する.
小児には1回32〜48単位(0.16〜0.24mL)/kg体重を使用する.
投与の時期は事故発生後7日以内とする.なお,48時間以内が望ましい.
2.HBs抗原陽性のレシピエントにおける肝移植後のB型肝炎再発抑制
- 通常,成人には,無肝期に5,000〜10,000単位(25〜50mL),術後初期に1日当たり2,000〜10,000単位(10〜50mL)を投与する.小児には,無肝期に100〜200単位(0.5〜1mL)/kg体重,術後初期に1日当たり40〜200単位(0.2〜1mL)/kg体重を投与する.術後初期の投与は7日間以内とする.その後,患者の状態に応じ血中HBs抗体価200〜1,000単位/L以上を維持するように投与する.
3.HBc抗体陽性ドナーからの肝移植後のレシピエントにおけるB型肝炎発症抑制
- 通常,成人には,無肝期に10,000単位(50mL),術後初期に1日当たり10,000単位(50mL)を投与する.小児には,無肝期に200単位(1mL)/kg体重,術後初期に1日当たり200単位(1mL)/kg体重を投与する.術後初期の投与は7日間以内とする.その後,患者の状態に応じ血中HBs抗体価200単位/L以上を維持するように投与する.
- 点滴静注により投与することが望ましい.直接静注する場合はきわめて徐々に行うこと(低・無ガンマグロブリン血症の患者には注意すること).
- 肝移植患者に対して本剤を大量投与する場合,必要投与量を直接又は生理食塩液等中性に近い補液に混じ,30分〜60分以上かけてシリンジポンプ等を用いて静注するか又は点滴静注し,経過を十分に観察すること.
- 肝移植患者に使用する場合,血中HBs抗体価の低下によるB型肝炎再発又は発症を防ぐため患者の状態に応じて適宜血中HBs抗体価を測定し,本剤の投与量及び血中HBs抗体価の測定間隔を調節すること.特に、血中HBs抗体価に影響を与える因子(術前のHBV-DNA量、術中の出血量,術後の腹水貯留・ドレナージ等)が患者毎に異なっている術後早期並びに患者の肝機能に変化が生じた際には頻回に血中HBs抗体価を測定することが望ましい.
慎重投与
- IgA欠損症の患者〔抗IgA抗体を保有する患者では過敏反応を起こすおそれがある.〕腎障害のある患者〔腎機能を悪化させるおそれがある.〕溶血性・失血性貧血の患者〔ヒトパルボウイルスB19の感染を起こす可能性を否定できない.感染した場合には,発熱と急激な貧血を伴う重篤な全身症状を起こすことがある.〕免疫不全患者・免疫抑制状態の患者〔ヒトパルボウイルスB19の感染を起こす可能性を否定できない.感染した場合には,持続性の貧血を起こすことがある.〕
重大な副作用
ショック(頻度不明)
- ショックを起こすことがあるので,観察を十分に行い,呼吸困難,喘鳴,胸内苦悶,血圧低下,脈拍微弱,チアノーゼ等が認められた場合には投与を中止し,適切な処置を行うこと.
薬効薬理
- 血中に入ったB型肝炎ウイルス(HBV)は肝細胞に取り込まれ増殖する.本剤を投与すると,血中に存在しているHBVは肝細胞に取り込まれる前に血流中で抗HBs抗体により中和処理される.なお,HBVが肝細胞に侵入した後では,本剤を受動免疫をして投与しても効果は期待できない.
★リンクテーブル★
[★]
- 31歳の初妊婦。妊娠10週。妊婦健康診査でHBs抗原陽性、HBe抗原陰性が判明した。正しいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [111G054]←[国試_111]→[111G056]
[★]
- 英
- immunoglobulin, Ig
- 同
- 抗体
- 商
- HBグロブリン、ヴェノグロブリン、ガンマーグロブリン、ガンマガード、ガンマグロブリン、グロブリン、グロベニン-I、サイモグロブリン、サングロポール、ゼットブリン、テタノセーラ、テタノブリン、テタノブリンIH、はぶ抗毒素、ヒスタグロビン、ベニロン-I、ヘパトセーラ、ヘブスブリン、ヘブスブリンIH、ポリグロビン、まむし抗毒素、抗Dグロブリン、抗D人免疫グロブリン、抗HBs人免疫グロブリン、破傷風グロブリン
- 関
- 免疫、T細胞受容体、リンパ球抗原受容体
- IgM、IgD、IgG、IgA、IgE
構造
- H鎖とL鎖からなり、Igドメインをそれぞれ4つ(IgMとIgEは5つ)、2つもつ。
胎児の免疫グロブリン
- 胎児は母胎より免疫グロブリンをもらうが、生後六ヶ月で消失する (標準予防策実践マニュアル 南江堂 第2刷 p.12)
- 自分で抗体を作る能力は3-6歳で完成する (標準予防策実践マニュアル 南江堂 第2刷 p.12)
免疫グロブリンの特性 (IMM.161)
抗体
|
IgG1
|
IgG2
|
IgG3
|
IgG4
|
IgM
|
IgA1
|
IgA2
|
IgD
|
IgE
|
重鎖
|
γ1
|
γ2
|
γ3
|
γ4
|
μ
|
α1
|
α2
|
δ
|
ε
|
分子量
|
146
|
146
|
165
|
146
|
970
|
160
|
160
|
184
|
188
|
補体活性化(古典的経路)
|
++
|
+
|
+++
|
-
|
++++
|
-
|
-
|
-
|
-
|
補体活性化(代替経路)
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
+
|
-
|
-
|
-
|
胎盤通過
|
+++
|
+
|
++
|
±
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
食細胞FcRへの結合
|
+
|
-
|
+
|
±
|
-
|
+
|
+
|
-
|
+
|
肥満細胞・好塩基球への結合
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
+++
|
staphylococcal Protein Aとの反応性
|
+
|
+
|
±
|
+
|
-
|
-
|
-
|
-
|
-
|
免疫グロブリンの遺伝子再構成 (IMM.144)
多様性の獲得機構
- 多数のV遺伝子
- VJとJDV遺伝子の組み換え
- 組み換え時の不正確性(塩基欠損、付加、N塩基)(CDR3)
- 体細胞突然変異(CDR1,CDR2)
- H鎖とL鎖の組み合わせ
シグナル伝達
基準値
- 小児基準値研究班(編):日本人小児の臨床検査基準値。日本公衆衛生協会、1997
- SPE.704
|
IgG
|
IgA
|
IgM
|
♂
|
♀
|
♂
|
♀
|
♂
|
♀
|
1ヶ月
|
400 ~ 1030
|
ー ~ 24
|
21 ~ 96
|
6ヶ月
|
290 ~ 950
|
8 ~ 50
|
46 ~ 176
|
1歳
|
460 ~ 1220
|
470 ~ 1210
|
16 ~ 128
|
14 ~ 98
|
57 ~ 260
|
81 ~ 314
|
3歳
|
530 ~ 1340
|
540 ~ 1340
|
25 ~ 174
|
22 ~ 150
|
63 ~ 279
|
86 ~ 332
|
6歳
|
630 ~ 1490
|
650 ~ 1530
|
45 ~ 258
|
38 ~ 238
|
72 ~ 305
|
92 ~ 353
|
12歳
|
750 ~ 1660
|
790 ~ 1740
|
71 ~ 352
|
63 ~ 373
|
72 ~ 306
|
100 ~ 380
|
成人
|
680 ~ 1620
|
84 ~ 438
|
380 ~ 1620
|
臨床関連
免疫グロブリンの量的変化による疾患
[★]
商品
[★]
- 同
- 抗HBsヒト免疫グロブリン human anti-HBs immunoglobulin HBIG
- 商
- 乾燥HBグロブリン、抗HBs人免疫グロブリン、ヘパトセーラ、ヘブスブリン、ヘブスブリン-I
- 関
- B型肝炎、B型肝炎ウイルス
[★]
- 関
- HBsヒト免疫グロブリン、抗HBs人免疫グロブリン
[★]
- 英
- immunity, immune
- 関
- 免疫系
免疫の種類 (PT.246-251)
T細胞の種類
ヘルパーT細胞の種類
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- globulin (Z)
- 商
- ヴェノグロブリン、ガンマーグロブリン、ガンマガード、ガンマグロブリン、グロブリン、グロベニン、サイモグロブリン、サングロポール、ゼットブリン、テタノセーラ、テタノブリン、テタノブリンIH、ヒスタグロビン、ベニロン、ヘパトセーラ、ヘブスブリン、ヘブスブリンIH、ポリグロビン、乾燥HBグロブリン、乾燥はぶ抗毒素、乾燥まむし抗毒素、抗Dグロブリン、抗D人免疫グロブリン、抗HBs人免疫グロブリン、破傷風グロブリン
- 関
- アルブミン、フィブリノーゲン
機能 (PT.234)
- α1-グロブリン
- α2-グロブリン
- ビタミンやホルモンを運搬
- α2-グロブリンの一種であるハプトグロビンは溶血により生じたヘモグロビンを捕捉し、尿細管の閉塞を防ぐ
- βグロブリン
- γグロブリン
[★]
- 英
- human immunoglobulin、human normal immunoglobulin
- 関
- ヒト免疫グロブリン
[★]