人血清アルブミン
- 関
- アルブミン製剤
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
Japanese Journal
- 血漿分画製剤の安全性に関する検討 III. 人血清アルブミン製剤(赤十字アルブミン^【○!R】, 赤十字アルブミン25^【○!R】)のパスツリゼーション処理(60℃, 10時間)によるウイルスの不活化効果の検討
- 室塚 剛志,武田 芳於,泉 浩業,村井 活史,白川 幸子,江村 博行,脇坂 明美,松本 脩三,藤井 暢弘
- 日本輸血学会雑誌 45(3), 362-365, 1999-06-01
- NAID 10010138940
Related Links
- 製品名 赤十字アルブミン5%静注12.5g/250mL 1バイアル 赤十字アルブミン20%静注4g/20mL 1バイアル 赤十字アルブミン20%静注10g/50mL 1バイアル 薬効分類名 人血清アルブミン 人血清アルブミン 人血清アルブミン 有効期間(使用期限)
- 販売名 欧文商標名 製造会社 YJコード 薬価 規制区分 赤十字アルブミン25%静注12.5g/50mL Sekijuji Albumin 25% I.V. 12.5g/50mL 日本血液製剤機構 6343410X5210 6204円/瓶 特定生物由来製品 , 処方箋医薬品
- 経路:注射薬|規格:20%50mL1瓶 |一般名:人血清アルブミン注射液|薬価:5022.00 |メーカー:日本 ... 献血アルブミン20″化血研″ 経路:注射薬|規格:20%50mL1瓶 |一般名:人血清アルブミン注射液|薬価: ...
Related Pictures
Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
有効成分
- 人血清アルブミン 4g
( 備考 採血国:日本 採血方法:献血 )
添加物
- アセチルトリプトファンナトリウム 85.8mg
カプリル酸ナトリウム 53.2mg
塩酸 適量
水酸化ナトリウム 適量
塩化ナトリウム 適量
- ナトリウム含量及び塩素含量の実測値は、瓶ラベル及び個装箱に表示してある。
禁忌
効能または効果
- アルブミンの喪失(熱傷、ネフローゼ症候群など)及びアルブミン合成低下(肝硬変症など)による低アルブミン血症
- 出血性ショック
- 通常成人1回20〜50mL (人血清アルブミンとして4〜10g) を緩徐に静脈内注射又は点滴静脈内注射する。なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。
- 本剤の使用時には急激に循環血漿量が増加するので、輸注速度を調節するとともに、肺水腫、心不全などの発生に注意すること。なお、本剤50mL(アルブミン10g)、20mL(アルブミン4g)の輸注はそれぞれ約200mL、80mLの循環血漿量の増加に相当する。
- 投与後の目標血清アルブミン濃度としては、急性の場合は3.0g/dL以上、慢性の場合は2.5g/dL以上とする。本剤の投与前には、その必要性を明確に把握し、投与前後の血清アルブミン濃度と臨床所見の改善の程度を比較して、投与効果の評価を3日間を目途に行い、使用の継続を判断し、漫然と投与し続けることのないよう注意すること。
慎重投与
- ハプトグロビン欠損症の患者[過敏反応を起こすおそれがある。]
- 心臓障害のある患者[循環血漿量の増加により心負荷増大の可能性がある。]
- 循環血漿量が正常ないし過多の患者[急速に注射すると、心過負荷等の循環障害及び肺浮腫を起こすことがある。]
- 溶血性・失血性貧血の患者[ヒトパルボウイルスB19の感染を起こす可能性を否定できない。感染した場合には、発熱と急激な貧血を伴う重篤な全身症状を起こすことがある。]
- 免疫不全患者・免疫抑制状態の患者[ヒトパルボウイルスB19の感染を起こす可能性を否定できない。感染した場合には、持続性の貧血を起こすことがある。]
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー(様)症状
(頻度不明)
- ショック、アナフィラキシー(様)症状があらわれることがあるので、観察を十分に行い、呼吸困難、喘鳴、胸内苦悶、血圧低下、脈拍微弱、チアノーゼ等が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- アルブミンは正常人血漿たん白のうち55〜60%を占める量的に最も多いたん白で、血漿膠質浸透圧の維持に寄与している。本剤は人血漿のアルブミン濃度を40mg/mLとすると、同容量の血漿の5倍に濃縮されていることになり、いわゆるプレショック又はショックに際し、速やかに循環血漿量を正常に回復させ、これを保持する。すなわち、血中の膠質浸透圧を高め、組織中の体液を血管中に移行させ、その結果、循環血漿量を正常化する3, 4, 5)。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- albumin preparation
- 商
- 輸血アルブミン、赤十字アルブミン、メドウェイ、ブミネート、アルブミネート、アルブミナー
- 関
- アルブミン
適応
- 慢性疾患では、血清アルブミン2.5g/dL以下で使用することがある、らしい。
慎重投与
- 適応はアルブミンの喪失(熱傷、ネフローゼ症候群など)及びアルブミン合成低下(肝硬変症など)による低アルブミン血症であるが、循環血液量が正常ないし過多の患者への投与は慎重に行う。
- これらの患者に対して急速に注射すると、心過負荷等の循環障害及び肺浮腫を起こすことがある。
[★]
- 英
- human serum albumin
- 商
- 赤十字アルブミン、アルブミナー、献血アルブミン、ブミネート
- 同
- 人血清アルブミン
- 関
- アルブミン
[★]
- 英
- albumin (Z), Alb ALB
- 関
- グロブリン、フィブリノーゲン、血清タンパク分画、アルブミン/グロブリン比, A/G
- (臨床検査)血清アルブミン、(輸血製剤)アルブミン製剤
概念
- 最も多い血漿タンパク質
- 69kDa
- pI=4.9なので、生体内では負に帯電。
- 半減期:15-20日
基準値
- 4.9-5.1g/dl(流れが分かる実践検査マニュアル上巻 p.12)
- HIM.Appendix
- Female : 4.1–5.3 g/dL
- Male : 4.0–5.0 g/L
QB
産生
- 組織:肝臓(hepatocyte)(15g/day)
- 調節:炎症性サイトカインの存在下で産生が抑制される
機能
- PT.234
薬理学
- albumin is a major carrier ofr acidic drugs (GOO.7)
- basic drug→α1-acid glycoprotein
臨床関連