- 英
- TUR-Bt
- 関
- [[]]
参考
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 筋層非浸潤性膀胱癌における経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)後塩酸ピラルビシン(THP)3日間連続膀胱内注入療法の膀胱内再発に関する検討
- 患者さんに説明できる 経尿道的膀胱腫瘍切除術(TURBT)の知識とポイント (特集 患者さんへの説明に使える! 泌尿器科手術の知識とポイント(1)前立腺・膀胱)
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- 1. 経尿道的膀胱腫瘍切除術(TUR-Bt)について. <目 的>内視鏡を用いて膀胱腫瘍 または疑い病変を切除します。 <診断名>膀胱腫瘍またはその疑い. <膀胱腫瘍と経 尿道的膀胱腫瘍切除術について>. 膀胱内に発生したできものを総称して膀胱腫瘍と いい ...
- 経尿道的膀胱腫瘍切除術( TUR-Bt)を. 施行した患者の平均年齢. 73.3 歳. 経. けい. 尿道的. にょうどうてき. 膀胱. ぼうこう. 腫瘍. しゅよう. 切除術. せつじょじゅつ. (TUR-Bt) について. 適応となる疾患. 経. けい. 尿道的. にょうどうてき. 膀胱. ぼうこう. 腫瘍 ...
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★リンクテーブル★
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- 63歳の女性。筋層浸潤性膀胱癌の精査加療目的で入院中である。入院前に施行した血液検査では異常を認めなかった。膀胱内視鏡検査では、膀胱三角部から膀胱頸部に広がる広基性非乳頭状腫瘍を認め、両側の尿管口は同定できなかった。胸腹部造影 CTでは明らかな転移は認めなかった。入院後、全身倦怠感を訴えている。 1日尿量は急に低下してきている。緊急に行った血液生化学検査では尿素窒素 63mg/dl、クレアチニン 5.6 mg/dl、K 4.8 mEq/lであった。腹部超音波像 (別冊 No. 21A、B)を別に示す。残尿量は 40 mlであった。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [108D043]←[国試_108]→[108D045]
[★]
- 60歳の男性。血尿を主訴に来院した。3か月前から時々血尿を自覚していたが、自然に消失していたため医療機関を受診していなかった。2日前から血尿が持続するため受診した。喫煙は20本/日を40年間。飲酒は日本酒を1合/日。身長 165cm、体重 62kg。血圧 128/78mmHg。尿所見は沈渣で赤血球 多数/HPF、白血球 5~10/HPF。膀胱鏡像(別冊No. 8)を別に示す。
- 適切な治療はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113A026]←[国試_113]→[113A028]
[★]
- 同
- TUR反応
- 関
- 低ナトリウム血症
[show details]
概念
- TUR 症候群は発生頻度が2%程度といわれるが、発症が手術時間の長さと関係し,ひとたび発症すれば生命に危険が及
ぶこともある(文献1)
病因
症状
- 本態は低ナトリウム血症
- あくび、不穏、冷汗、悪心、嘔吐、徐脈、低血圧、ショック、意識消失など(SURO.316)
治療
- 手術中止、浸透圧利尿薬、糖質ステロイド、昇圧薬、生理食塩水投与(SURO.316)
予防
- 1. 灌流液圧を低くする(SURO.316)
- 2. 穿孔しない(SURO.316)
- 3. 手術を1時間以内とする(SURO.316)
- 4. TURisの採用
参考文献
- 1. TURis(TUR in saline:生理食塩水を灌流液に用いたTUR)技術解説
- http://www.me-hon.ne.jp/meb/bin/downloadfile_sample.asp?sku=2000003211869600200P
- TURis(TUR in saline)開発の動機は、TUR で問題になる閉鎖神経反射とTUR 症候群を解決すべきと考えたからである。TURではループ先端部に気泡ができて放電を起こすとすぐに切れ始めるが,TURisではループ全体が気泡に包まれないと切れ始まらないという両者の違いを解説した。それに起因するTURis での切れ始めのタイムラグの改良目的で、放電起動性を迅速にすべく出力時波形を間欠波にした。これによりタイムラグも解消し、大きなループも使用できるように改良できた。
- http://www.medicaltown.net/urostation/tech_info/pdf/turis.pdf
- http://shutoku.fc2web.com/digital_textbook/urology/urology_general.html
-TUR反応
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経尿道的膀胱腫瘍切除術
[★]
経尿道的膀胱腫瘍切除術
[★]
- 英
- bladder tumor BT, bladder neoplasm, urinary bladder neoplasm
- ラ
- tumor vesicalis
- 関
- 膀胱癌
疫学
- 大部分が悪性腫瘍(死亡率は全悪性腫瘍の1.5%)
- 50-70歳代に多く、男女比は3:1。
- 発生年齢は男女とも40歳代以降で年齢とともに高くなる。50歳代以降に発生しやすい(IMD)。
- 年齢調整死亡率:男性 3.8/10万人、女性 1.0/10万人
- 罹患率:男性 6.8人、女性 1.7人(IMD)。
好発部位
転移
病理
悪性腫瘍
- 膀胱癌の80%以上
- 表在性・乳頭状であることが多い
- 多発性・異所性再発癌の傾向がある
- そのため上皮内癌でも悪性度は高い
良性腫瘍
病因
- ゴム工業、石油化学工業、ペンキ工など芳香族アミンを扱う職業人は発生率が非常に高い(職業性膀胱癌)。またこの場合、潜伏期は平均18年。
- 2-ナフチルアミン、ベンチジン、4-アミノジフェニルなど
- 2. トリプトファン代謝物
- 3. 喫煙
- 4. コーヒー
- 5. 慢性機械的刺激:扁平上皮癌が多い
- 膀胱結石:長年放置され、継続的に刺激を受けた場合
- ビルハイツ住血吸虫:虫卵による刺激。
- 第9番染色体の欠失:膀胱粘膜に発生する乳頭状の癌に関与
- 第17番染色体短腕の癌抑制遺伝子の障害:上皮内癌の発生に関与
症状
- 初発症状は無症候性血尿(症例の約80%)
- 突然の血尿と自然止血を繰り返し、次第に血尿の持続時間が長くなる
- 腫瘍部血管の破裂、潰瘍、壊死による血管損傷で起こる出血と、凝血による止血のため
- (1)排尿痛
- (2)側腹部痛・背痛
- (3)腰部神経痛性疼痛
- (4)腎部痛・発熱
- 4. 全身症状…腫瘍の進展により体重減少、倦怠感、貧血など悪液質の症状を呈する
=腫瘍合併症、腫瘍の進展による症状
診断
- 診断は膀胱鏡検査によるが、生検にて分化度と浸潤などを調べる。
内視鏡検査(膀胱鏡)
- 経尿道的に膀胱鏡を挿入し、膀胱内を観察。膀胱腫瘍の診断に最も重要な検査(膀胱癌の確定診断)
- 腫瘍の発生部位、数、大きさ、正常を確認。
- フォローアップやスクリーニング目的で施行
- 尿中に脱落した腫瘍を染色する。膀胱内を生食にて洗浄し、この洗浄液について細胞診をおこなうこともある。細胞診は膀胱鏡にて診断の困難な上皮内癌に有効。
- 悪性度III, IV, Vで確定診断に繋がる。
その他
- 膀胱造影、排泄性腎盂造影、超音波検査、CTスキャン、麻酔下双手診
画像診断
- 排泄性尿道造影(IVP)、超音波診断(経尿道的、経腹的)、CTにより腫瘍の広がり(浸潤度)と上部尿道の精査を行う。
治療
- 治療方針の決定に大切なのは浸潤度と分化度。
- 浸潤度:表在性癌 → 経尿道的切除術・抗悪性腫瘍薬の膀胱内注入療法。浸潤癌 → 膀胱全摘出術
- 分化度の低いものや、浸潤度T3以上のものは原則、膀胱全摘除術。
- 1. 表在性腫瘍(浸潤が粘膜下層までのもの:TaとT1)
- 膀胱温存かつ根治治療を目指す。
- 病理所見でCISを認める場合や,再発の可能性の高い多発性低分化癌症例ではTUR-Bt後にBCGの膀胱内注入療法を行う
- 2. 表在性腫瘍であるが、上皮内癌(CIS)である場合
- 悪性度が高いため、根治のために膀胱全摘除が選択肢となる。
- BCG膀胱内注入療法(第一選択)
- 膀胱全摘除術(浸潤度に準じる)
- 骨盤リンパ節郭清術→根治的膀胱全摘除術
- 転移のあるもの(T3以上)など切除不能な進行癌では化学療法(M-VAC療法)を行う。
合併症
予後
- 浸潤度と組織型によって決まる。
- 表在性癌:良好
- 浸潤性癌:不良
- 表在癌 + 経尿道的切除術:5年生存率約80%
- 浸潤癌 + 膀胱全摘出術 :5年生存率約20%
種類
- a. 良性上皮性腫瘍
- 1)上皮性乳頭腫 urothelial papilloma
- 2)尿路上皮乳頭腫:内反型 urothelial papilloma ; inverted type
- 3)扁平上皮乳頭腫 squamous cell papilloma
- 4)絨毛腺腫 villous adenoma
- b. 悪性上皮性腰痛
- 1)上皮内癌 carcinoma in situ(CIS)
- 2)尿路上皮癌 urothelial carcinoma (UC)
- 3)扁平上皮癌 squamous cell carcinoma(SCC)
- 4)腺癌 adenocarcinoma(AC)
- (1)通常型
- (2)特殊型
- ①尿膜癌 urachal carcinoma
- ②印環細胞癌 signet-ring cell carcinoma
- ③中腎癌 clear cell carcinoma
- 5)小細胞癌 small cell carcinoma(NEC)
- 6)未分化癌 undifferentiated carcinoma
- 7)その他 others
- 繊毛癌、カルテノイドなど
- c. 良性非上皮性腫瘍
- d. 悪性非上皮性腫瘍
- e. 腫瘍性病変ないし異常上皮
- 1)炎症性偽腫瘍 inflammatory pesudotumor
- 2)尿路上皮過形成 urothelial hyperplasia
- ①平坦状尿路上皮過形成 flat urothelial hyperplasia
- ②乳頭状尿路上皮過形成 papillary urothelial hyperplasia
- 3)異形成 dysplasia
- 4)扁平上皮化生 squamous metaplasia
- 5)腎原性化生 nephrogenic metaplasia
- 6)増殖性膀胱炎 proliferative cystitis
- ①ブルン細胞巣 von Brunn's nest
- ②腺性膀胱炎 cystitis glandularis
- ③嚢胞性膀胱炎 cystitis cystica
- 7)乳頭状またはポリープ状膀胱炎 papillary or polypoid cystitis
- 8)マラコプラキア malacoplakia
- (日本泌尿器科学会,日本病理学会編:泌尿器科・病理 膀胱癌取扱い規約,第3版, pp50-51,金原出版. 2001より引用)
TNM分類
- T-原発腫瘍の壁内深達度
- TX 原発腫瘍の評価なし
- T0 腫瘍なし
- Ta 非浸潤性乳頭状癌
- Tis 上皮内癌(平坦癌)
- T1 粘膜下結合組織までの浸潤
- T2 筋層への浸潤
- T2a 筋層の半ばまでの浸潤
- T2b 筋層の半ばを越える浸潤
- T3 膀胱周囲への浸潤
- T3a 顕微鏡的レベルの浸潤
- T3b 肉眼的的レベルの浸潤(壁外腫癌)
- T4 腫瘍が前立腺,子宮,膣,骨盤壁,腹壁のいずれかに浸潤
- T4a 前立腺,子宮,膣のいずれかに浸潤
- T4b 骨盤壁,腹壁のいずれかに浸潤
- N-所属リンパ節転移
- NX 所属リンパ節の評価なし
- N0 所属リンパ節転移なし
- N1 2cm以下の1個の所属リンパ節転移を認める
- N2 2cmを超え5cm以下の1個の所属リンパ節転移,または5cm以下の多数個の所属リンパ節転移を認める
- N3 5cmを超える所属リンパ節転移を認める
- M-遠隔転移
- MX 遠隔転移の有無不詳
- MO 遠隔転移なし
- M1 遠隔転移あり
- (TNM分類,第6版, 2002より引用)
[★]
- 英
- tumor
- 同
- 新生物 neoplasm new growth NG
- 関
分類(EPT.65)
悪性度
細胞と間質の割合
発生学的由来
組織学的分類
上皮性腫瘍
良性腫瘍
悪性腫瘍
非上皮性腫瘍
良性腫瘍
悪性腫瘍
-
臓器別分類
外陰部(女性)
子宮
卵巣
- 表層上皮性・間質性腫瘍 Surface epithelial-stromal tumors
- 性索間質性腫瘍 Sex cord/stromal tumors
- 胚細胞腫瘍 Germ cell tumors
腫瘍と関連する疾患 first aid step1 2006 p.294
[★]
- 英
- urinary bladder (M,N), bladder (Z)
- ラ
- vesica urinaria
- 関
- 膀胱容量
組織
- 粘膜には多くのヒダが存在し、膀胱が伸展すると消える (HIS.388)
- 被蓋細胞+移行上皮細胞 (HIS.388)
血管(M.210)
[★]
- 英
- urethra (Z)
- 関
- 膀胱、尿管、腎臓、男性生殖器系
発生
部位による分類 (KL.432, M.215)
- 1. 膀胱頚内の尿道(前立腺前部)
- 2. 前立腺部
- 3. 隔膜部
前立腺部
[★]
- 英
-
- 関
- 横切、横切開、横断、横断面、消失、切除術、切除法、切断、摘出、摘出術、摘除、摘除術、離断、アブレーション、切り取る、焼灼、焼灼術