- 英
- splenectomy
- 同
- 摘脾、脾摘、脾臓摘出、脾摘出、(国試)脾摘術、脾臓摘出術
適応
注意
- 血小板増加による血栓症 → 脾摘後血栓症
- 免疫能低下
- 易感染性
- 莢膜を持つ菌に感染しやすくなる→脾網内系はIgMを産生する場らしい?
- 脾摘後重症感染症症候群 脾摘後敗血症
WordNet
- surgical removal of the spleen
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/10/06 12:10:45」(JST)
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脾臓摘出術(ひぞうてきしゅつじゅつ、英Splenectomy)とは、脾臓を摘出する手術のこと。
歴史
適応
脾臓摘出術が選択される場合は以下の通り。
- 胃癌
- 膵臓尾部の摘出[1]
- 特発性血小板減少性紫斑病(ITP)[2]・遺伝性球状赤血球症・ポルフィリン症
- 外傷・術中合併症
術後
脾臓摘出による影響は日常生活においてはほとんどないが、稀に細菌感染症の重症化を生じる危険性もあり、肺炎球菌ワクチンの接種等を勧められることも多い。
脚注
- ^ “膵体尾部切除術”. 東京医科歯科大学 肝胆膵総合外科. 2014年2月2日閲覧。
- ^ “脾臓摘出術”. グラクソ・スミスクライン株式会社. 2014年2月2日閲覧。
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Japanese Journal
- 臨床報告 特発性血小板減少性紫斑病再発に対する後腹膜アプローチによる腹腔鏡下副脾摘出術の経験
- 症例 妊娠中に脾摘出術が施行された特発性血小板減少性紫斑病の1例
- 骨盤内副脾腫大にて再燃し脾摘17年後に腹腔鏡下副脾摘出術を施行した遺伝性球状赤血球症の1例
- 倉島 庸,大野 耕一,長谷 龍之介,鈴木 善法,高田 実,竹内 幹也,大竹 節之,藤森 勝,関下 芳明
- 日本消化器外科学会雑誌 43(10), 1042-1047, 2010-10-01
- … 副脾摘出術を施行した遺伝性球状赤血球症の1例を経験したため報告する.症例は21歳の女性で,4歳時に遺伝性球状赤血球症および胆石症に対し脾臓摘出,胆嚢摘出術を受けている.術後17年目に黄疸の再燃にて当院血液内科を受診し,腹部骨盤CTにて骨盤内に8cm大の腫瘤を指摘され,脾シンチグラムにて同部位に集積を認めた.骨盤内副脾腫大による遺伝性球状赤血球症の再燃と診断され,腹腔鏡下副脾摘出術 …
- NAID 110007730449
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- 先端医療としての脾臓摘出術 九州大学 肝・脾・門脈・肝臓移植外科 調憲 1.はじめに 脾臓は病原体に対する免疫応答や血球の破壊な どの固有の機能を有していることが知られている 一方,肝脾相関など,完全に解明されていない機
- 【ベストアンサー】こんばんは。 ご友人が手術とは大変ですね。しかし、必要以上の心配はご不要です。 日本人に多い胆石症などの患者さんに施す胆嚢摘出術と同じ術式で、危険の少ないオペ ...
- 前述のように、脾臓の摘出が必要な患者さんに行います。一般的には上腹部の真ん中を縦に切開するか、左の肋弓下を横に切開する方法で大きく開腹して摘出しますが、当科では1993年から腹腔鏡下脾臓摘出術を導入し、現在では ...
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- 次の文を読み、10~12の問いに答えよ。
- 52歳の女性。黄疸を主訴に来院した。
- 現病歴 : 15年前に健康診断で肝機能の異常を指摘された。7年前から全身の掻痒感が出現し、2年前から黄疸が出現した。1年前には吐血があり、食道静脈瘤に対して硬化療法を受けた。最近になり黄疸が増強したため、紹介され入院した。
- 既往歴・家族歴 : 特記すべきことはない。
- 現症 : 身長150cm、体重52kg。脈拍64/分、整。血圧108/58mmHg。皮膚と眼球結膜とに黄疸を認める。腹水と下腿前面の浮腫とを認める。
- 検査所見 : 尿所見:.蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球369万、Hb11.8g/dl、Ht36%、白血球3,800、血小板8万、プロトロンビン時間(PT)35%(基準80~120)。血清生化学所見:総蛋白7.2g/dl、アルブミン2.8g/dl、IgA630mg/dl(基準110~410)、IgG3,178 mg/dl (基準960~1,960)、IgM 641mg/dl (基準65~350)、クレアチニン0.6mg/dl、総ビリルビン20.7mg/dl、直接ビリルビン18.5mg/dl、AST(GOT)123単位(基準40以下)、ALT(GPT)75単位(基準35以下)、アルカリホスファターゼ512単位(基準260以下)、γ-GTP112単位(基準8~50)、コリンエステラーゼ106単位(基準400~800)、Na135mEq/l、K4.1mEq/l、Cl100mEq/l。免疫学所見:HIV抗体陰性、HBs抗原・抗体陰性、HCV抗体陰性、抗ミトコンドリア抗体陽性、AFP2ng/ml(基準20以下)。
[正答]
※国試ナビ4※ [096C011]←[国試_096]→[096C013]
[★]
- 英
- spleen (SP)
解剖
体表解剖 (2007年度後期解剖学授業プリント)
臓器と接する面 (KL.383, N.288)
- 5つある
- 1. 横隔面
- 2. 臓側面
- 2-1. 胃面
- 2-2. 膵面
- 2-3. 結腸面
- 2-4. 腎面
組織
- 動脈周囲リンパ鞘:T細胞
- リンパ小節:B細胞
- 辺縁帯:胸腺非依存性抗原を専門に認識するB細胞(形質細胞、T細胞、B細胞、マクロファージ、interdigitating dendritic cellなど)
- 白脾髄を取り巻くように存在し、赤脾髄と白脾髄を隔てている。
- 辺縁体では、数多くの小さな血管がリンパ小節を取り囲むように存在しており、辺縁洞をなす。中心動脈から放射状に伸びる細い血管が赤脾髄に入り、その後再び戻って辺縁洞に注ぐ。
機能 (SP.499)
- 1. 赤血球の処理
- 2. 防衛機能
- 3. 胎生期における造血作用
- 4. 赤血球の貯蔵
臨床関連
-
- 莢膜を持つ菌に感染しやすくなる→脾網内系はIgMを産生する場らしい?
- 脾摘後重症感染症症候群
Henry Gray (1825-1861). Anatomy of the Human Body. 1918.
[★]
- 英
- postsplenectomy thrombosis
- 関
- 脾摘出術、血小板増多症
- 脾摘後には急激な血小板数の増加、血小板粘着能の亢進がみられる (NSU.698)
- 血栓性静脈炎や門脈血栓が起こりやすい (NSU.698)
[★]
- 英
- postsplenectomy sepsis PSS
- 関
- 脾摘出術
[★]
- 英
- splenectomy、splenectomize
- 関
- 脾摘出術、脾摘出、脾摘
[★]
脾摘出術
- 同
- 脾切除術
[★]
- 英
- extirpation、resection
- 関
- 切除、切除術、摘出、摘除、摘除術、抜出術、核出術
[★]
- 英
- extirpation、resection、extirpate
- 関
- 切除、切除術、摘出術、摘除、摘除術
[★]
- 英
- surgery
- 関
- 外科、外科学、手術、外科術、外科手術