- 英
- macrocytic anemia
- 関
- 巨赤芽球性貧血、大球性貧血
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- ニジマスの細菌性鰓病に対する抵抗性に及ぼすヘモグロビン量の影響
- 山本 淳,名倉 盾,飯田 貴次
- 魚病研究 38(3), 99-103, 2003-09-15
- … その結果, いずれの三倍体も大赤血球性貧血であることは共通していたが, 4♀×2♂のヘモグロビン量はRSPと2♀×4♂のそれより有意に高かった。 …
- NAID 10019224023
- 山本 淳,飯田 貴次
- 魚病研究 29(4), 245-251, 1994
- … これらは大赤血球性貧血状態である三倍体が, 酸素欠乏に本質的に弱いことを示すものと考えられた. …
- NAID 130000856884
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- ... 不同と変形赤血球増加,大きな卵形の赤血球(大楕円赤血球),過分葉好中球,および網赤血球減少を伴う大球性貧血が示される。治療は基礎原因に向けられる。 大赤血球は増大した赤血球(すなわち,MCVが95fL/細胞を超える ...
- 小球性貧血 大赤血球症 大赤血球 正球性貧血 赤血球増多 小球性低色素性貧血 正色素性貧血 網赤血球増加 赤血球形成 低色素性貧血 スポンサーキーワード アクセスランキング 06月25日更新 rss 1 4Kテレビ 2 36協定 3 5W1H 4 5S 5 ...
- 貧血(鉄欠乏性貧血)の症状と治療|貧血とは、血液中にある成分である赤血球数、ヘモグロビン(Hb)、赤血球容積率(Ht)が減少する症状であり血液の成分が薄くなっなった状態をさします。日本人に多い鉄欠乏性貧血は、生理に ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- macrocytic anemia
- ラ
- anaemia macrocytica
- 関
- 貧血
- 巨赤芽球性貧血、大赤血球性貧血
- 平均赤血球容積 MCV
定義
- MCV*が正常値より大きい貧血、すなわちMCVが100を超えるような貧血をいう。すなわちMCV≧101の場合である。
原因
- ビタミン欠乏:アルコール多飲者
- 葉酸欠乏 → 巨赤芽球性貧血
- ビタミンB12欠乏 → 巨赤芽球性貧血
- 溶血性貧血
- 網状赤血球増加症:造血が亢進する際に見られる
- 肝硬変
- 骨髄異形成症候群
- 再生不良性貧血
診断
- 日本内科学会雑誌 2015年07月号
- 低下有り→巨赤芽球性貧血
- (自己抗体あり):悪性貧血、胃切除後貧血
- (自己抗体なし):回腸疾患、吸収不良症候群、腸内細菌叢異常
- 低下無し→非巨赤芽球性貧血
- (網状赤血球増加有り):溶血性貧血、出血性貧血
- (網状赤血球増加無し):アルコール中毒、肝疾患、甲状腺機能低下症、薬剤性。(いずれも否定的ならば骨髄検査を)骨髄異形成症候群、赤芽球癆
[★]
大球性貧血、大赤血球性貧血、巨赤芽球性貧血
- 関
- megaloblastic anemia
[★]
- 英
- anemia
- 同
- 貧血症
- 関
- 慢性疾患による貧血 anemia of chronic disease ACD
定義(2007前期生理学プリント、WHOの貧血判定基準)
|
Hb(g/dl)
|
Ht(%)
|
男性
|
13
|
39
|
女性
|
12
|
36
|
高齢者・乳幼児・妊婦
|
11
|
33
|
ヘモグロビンと貧血症状
- 8 g/dl :急性貧血で症状が出る
- 7 g/dl :慢性貧血で症状が出る
- 5 g/dl :心雑音
- 3 g/dl :生命の危険
病因
臨床検査
- 一つの赤血球の平均の大きさが分かる
臨床検査に基づく分類
- 正球性貧血
- 小球性貧血
- 大球性貧血
- 低色素性貧血
- 正色素性貧血
貧血の鑑別 (文献不明)
スクリーニングによる貧血の鑑別 (OLM.80)
- Fe↓、UIBC↑、フェリチン↓:鉄欠乏性貧血、慢性出血、慢性体内溶血。体内での鉄の絶対量が不足
- Fe↓、UIBC↓、フェリチン↑:慢性感染症、慢性炎症。細網系では鉄が増加しているが(フェリチン↑)、末梢に鉄を放出できず(Fe↓)、トランスフェリンも減少している(UIBC↓)
身体所見
USMLE
貧血と低酸素血症
- 貧血とは血液中のヘモグロビン濃度が低下した状態であり、一方、低酸素血症は単位体積あたりの酸素分圧が低下してる状態である。PaO2低下すなわちSpO2の低下に相当すると考えてみよう。貧血ではヘモグロビン濃度は少なくても、その少ないヘモグロビンの各々は十分に酸素化されるため、SpO2は低下しない。ただし、ヘモグロビンの絶対量が少ないために、末梢組織に届ける酸素の量が少なくなるだけなのである。(cf. 101B071)
臨床
- MCVで検査項目を絞っていくが、病態が複雑な場合はMCVによる絞り込みが意味をなさないことがある。commonな貧血から除外していく。
- 1. 血算、網状赤血球、フェリチン、鉄、UIBC、葉酸、ビタミンB12
- 2. 銅、亜鉛
- 3. 赤沈、血液像
- 4. 抗核抗体、抗dsDNA抗体、ハプトグロビン、免疫電気泳動(血液)、蛋白分画、IgG,IgA,IgM、C3c、C4、CH50、エリスロポエチン
- 5. 抗SS-A抗体、抗Sm抗体、ループスアンチコアグラント、抗カルジオ抗体、抗CLGPI抗体、抗RNA抗体、PR3-ANCA、MPO-ANCA、直接クームス検査
- 6. リンパ球サブセット、PNH(CD55,CD59)
[★]
- 英
- hemocyte, blood corpuscle, hematocyte
- ラ
- hemocytus
- 同
- 血液細胞 blood cell
- 関
- 血液
血球の割合
|
個数(/ul)
|
|
個数(/ul)
|
個数(%)
|
赤血球
|
男:500万 女:450万
|
|
5000000
|
95.1
|
白血球
|
5000-10000
|
|
7500
|
0.1
|
血小板
|
15万-35万
|
|
250000
|
4.8
|
寿命
- 赤血球:120日
- 好中球:6-8時間
- 血小板:10日
- 形質細胞:1-3日
- メモリー細胞:数年
血球の特徴
|
|
赤血球
|
単球
|
好酸球
|
好中球
|
好塩基球
|
リンパ球
|
大きさ
|
7~8μm
|
12~20μm
|
10~15μm
|
10~13μm
|
9~12μm
|
7~15μm
|
赤血球と比べた大きさ
|
------
|
かなり大きい
|
2倍以上
|
約2倍
|
2倍弱
|
小リンパ球は同じ程度
|
細胞質
|
|
アズール顆粒。 広く不規則な突起
|
橙赤色の粗大円形顆粒
|
暗紫色に染まる微細な顆粒 アズール顆粒
|
赤紫色の大小不同の顆粒
|
狭く淡い青色
|
核
|
|
くびれ有り
|
2葉、眼鏡型
|
桿状好中球 分葉好中球
|
格の上にも顆粒あり
|
球形
|
[★]
- 英
- erythrocyte (Z), red blood cell (Z), RBC
- 関
- 血液、貧血、血液像
- 直径:7.62±0.61μm → 7-8μm
- 厚さ:1.0-2.0μm
- 容積:90μm3
- 表面積:130μm2
- 比重:1.097
分化
基準値
2007前期解剖学授業プリント
♂:420万 - 570万 (/μl) 495万±75万 x 10^6 (/μl)
♀:380万 - 550万 (/μl) 465万±85万 x 10^6 (/μl)
-2007前期生理学授業プリント
♂:450万 - 610万 /μl
♀:380万 - 530万 /μl
-PT.233
♂:500万 /mm3
♀:450万 /mm3
-異常値の出るメカニズム第5版 p.79
男:400万-700万/ul
女:350万-600万/ul
-HIM
男:430–560 x 10^4/μl
女:400–520 x 10^4/μl
寿命
赤血球の増加
- テストステロン、低酸素、コルチゾール、エリスロポエチン
[★]
- 英
- blood, (漢方)blood and body fluid energy
- 関
- 血液、血中