パルボウイルスB19

parvo
parvovirus B19
human parbovirus B19, B19 virusヒトパルボウイルスB19B19型ヒトパルボウイルス
ヒトに感染するパルボウイルスを特にヒトパルボウイルスと呼ぶが、本wikiではヒト以外のウイルスについては対象外。
ウイルス
  • first aid step1 2006 p.151,152,154,299

ウイルス学

  • -鎖を持つタイプと+鎖を持つタイプが存在
  • エンベロープ無し
  • DNAウイルス最小
  • 赤血球系前駆細胞で増殖。

潜伏期間

  • 16-18日

感染経路

  • 飛沫経気道感染(接触感染・飛沫感染)

疫学

  • 成人の40%が既感染
  • 4-5年ごとに流行
  • 春に多い

感染症

症状

成人の伝染性紅斑では関節痛を伴う2-4週間継続する関節炎を呈する。
免疫複合体の形成が原因
  • 貧血患者への感染
  • 急性肝炎
  • 妊婦・胎児への感染
妊婦の感染→胎児の感染→肝臓での造血能低下→重症の貧血→胎児水腫(非免疫性胎児水腫)、流産、死産
経胎盤感染による感染率33%。胎児死亡の危険率は9%
  • 免疫不全者への感染

合併症

経過

  • 感冒様症状 → 骨髄の赤血球系前駆細胞が消失
骨髄機能は10-14日で回復 → 症状は出ない。
  • 予後はほとんどの場合良好

治療

  • 対症療法

検査

  • PCR法、ELISA法、ペア血清

予防

  • ワクチン無し

参考

  • wikipedia en
[display]http://en.wikipedia.org/wiki/Parvovirus_B19





HPV-B19

WordNet

  1. the 2nd letter of the Roman alphabet (同)b
  2. the blood group whose red cells carry the B antigen (同)type_B, group B

PrepTutorEJDIC

  1. black(鉛筆の軟度を示す;硬度は『H』(=hard)で表す) / boronの化学記号

UpToDate Contents

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Japanese Journal

  • 伝染性紅斑(リンゴ病)の流行に備える : 動向・病態・治療の最前線 (特集 かぜ症候群のトータルマネジメント : 日常診療から増悪時の対処法まで)
  • ヒトパルボウイルスB19感染と関節炎 (特集 伝染性紅斑を見直す)
  • ヒトパルボウイルスB19感染と溶血性疾患 (特集 伝染性紅斑を見直す)
  • ヒトパルボウイルスB19感染と中枢神経合併症 (特集 伝染性紅斑を見直す)

Related Links

ヒトパルボウイルスB19, human parvovirus B19 測定法: ウエスタンブロット法 外注会社:BML 臨床的意義 パルボウイルスB19は伝染性紅斑(リンゴほっぺ病)の起因ウイルスとして、1983年に初めて明からにされて以来、慢性骨髄不全や ...
本症の病因は長く不明であっ たが、1983年にヒトパルボウイルスB19(human parvovirus B19:以下B19)であることが提唱さ れ、その後の研究によって確実なものとなった。病因が明らかになったことに伴って、本症の周 辺には多くの非 ...
パルボウイルスB19の母子感染、国内の状況 パルボウイルス(PVB19)は1980年から、ヒトの病原ウイルスであることがわかってきた。その臨床像は多彩で、1984年には胎児の死産や、胎児水腫が起こることが見いだされた。ウイルス検出、抗体測定 ...


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パルボウイルス B19-1466: ヒト パルボウイルス B19 ヒトパルボウイルスわかります?この紅点が?2010/05: (125) パルボウイルス パルボウイルスB19の検出法頬 に 蝶形紅斑 、 上下肢 に  とヒトパルボB19ウイルス



★リンクテーブル★
国試過去問111E068」「106I041」「104E005」「101F071」「100B070」「106A002
リンク元胎児水腫」「エリスロウイルス属
関連記事ウイルス」「B」「ボウイ」「パルボウイルス

111E068」

  [★]

  • 次の文を読み、66~68の問いに答えよ。
  • 36歳の男性。全身倦怠感を主訴に来院した。
  • 現病歴:約1年前から易疲労感を感じていたが、仕事が忙しいせいではないかと考えて医療機関を受診していなかった。約1週間前から陰茎に傷があることに気付いていたが、痛みがないためそのままにしていた。同じころから朝起きると寝汗で布団が濡れていることが多くなってきた。これらの症状が心配になり受診した。
  • 既往歴:約2年前に淋菌性尿道炎の治療歴がある。アレルギー歴はない。
  • 生活歴:健康食品の営業職。独身で一人暮らし。喫煙歴はなく、飲酒は機会飲酒。ペットは飼っていない。海外渡航歴はない。約10年前から不特定多数の女性と性交渉がある。
  • 家族歴:父親が肺癌のため56歳で死亡。母親は高血圧症で治療中。妹は健康。
  • 現症:意識は清明。身長 180cm、体重 58kg。体温 38.0℃。脈拍 60/分、整。血圧 110/80mmHg。呼吸数 12/分。SpO2 98%(room air)。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。腸蠕動音に異常を認めない。表在リンパ節を触知しない。四肢筋力と腱反射は正常である。陰茎に潰瘍を認めるが痛みはない。検査所見:血液所見:赤血球 468万、Hb 13.9g/dL、Ht 42%、白血球 4,300(好中球 75%、好酸球 8%、好塩基球 1%、単球 6%、リンパ球 10%)、血小板 21万、PT-INR 1.3(基準 0.9~1.1)。血液生化学所見:総蛋白 7.5g/dL、アルブミン 3.9g/dL、総ビリルビン 0.9mg/dL、直接ビリルビン 0.2mg/dL、AST 34U/L、ALT 18U/L、LD 178U/L(基準 176~353)、ALP 340U/L(基準 115~359)、γ-GTP 30U/L(基準 8~50)、アミラーゼ 90U/L(基準 37~160)、CK 42U/L(基準 30~140)、尿素窒素 16mg/dL、クレアチニン 0.7mg/dL、尿酸 6.9mg/dL、血糖 98mg/dL、Na 131mEq/L、K 4.4mEq/L、Cl 97mEq/L。陰茎の写真(別冊 No.15)を別に示す。


  • この患者に混合感染している可能性が高いのはどれか。2つ選べ。


[正答]


※国試ナビ4※ 111E067]←[国試_111]→[111E069

106I041」

  [★]

  • 6歳の男児。昨日からの咽頭痛と39.0℃の発熱とを主訴に来院した。心音と呼吸音とに異常を認めない。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。リンパ節の腫脹を認めない。皮疹を認めない。咽頭部の写真(別冊No. 7)を別に示す。
  • 原因として考えられるのはどれか。



[正答]


※国試ナビ4※ 106I040]←[国試_106]→[106I042

104E005」

  [★]

  • 母体感染の病原体と対応の組合せで正しいのはどれか。

[正答]


※国試ナビ4※ 104E004]←[国試_104]→[104E006

101F071」

  [★]

  • 母体の感染と胎児・新生児疾患の組合せで正しいのはどれか。2つ選べ。

[正答]


※国試ナビ4※ 101F070]←[国試_101]→[101F072

100B070」

  [★]

  • 胎児に高度の貧血を起こす可能性のある病原体はどれか。

[正答]


※国試ナビ4※ 100B069]←[国試_100]→[100B071

106A002」

  [★]


[正答]


※国試ナビ4※ 106A001]←[国試_106]→[106A003

胎児水腫」

  [★]

fetal hydrops, hydrops fetal
hydrops fetalis
先天性胎児全身水腫

概念

  • 胎児水腫とは以下の所見を2つ以上そなえるものである;(1)腹水、(2)胸水、(3)心嚢水、(4)浮腫(skin edema)、(5)羊水過多 (参考1)

分類

病態生理

非免疫性胎児水腫

参考1
明らかになっていないが、以下の異常が1つ以上組み合わさって生じている。
  • 1. リンパ管の閉塞 (ex. 先天奇形、悪性腫瘍)
  • 2. 脈管の透過性亢進 (ex. 感染)
  • 3. 心筋の不全(myocardial failure) or 静脈還流路の閉塞
  • 4. 浸透圧の減少 (肝疾患、腎疾患、非免疫的機序を介さない貧血)

疫学

  • 非免疫性胎児水腫がほとんど。免疫性胎児水腫は予防方法が発達してきたため、胎児水腫の90%を非免疫性胎児水腫が占め、有病率は1500-3800出産に1例となっている(参考1)。

診断

  • 経腹壁超音波検査

予後

  • 免疫性胎児水腫に比べて非免疫性胎児水腫の予後はよくない。(QB.P-257)
  • 非免疫性胎児水腫は周産期死亡の50-98%と関連している。予後に影響を与える要素は発症時の胎齢と胸水の存在で、胎齢20週以下での胸水を伴う胎児水腫の発症は予後が悪い。胸水の存在により肺の低形成をきたすためである。(参考1)

参考

  • 1. [charged] Nonimmune hydrops fetalis - uptodate [1]

国試

エリスロウイルス属」

  [★]

Erythrovirus
ウイルス

ウイルス」

  [★]

virus
ウイルス粒子 virus particleビリオン virion
微生物学抗ウイルス薬国試に出がちなウイルス

ウイルス一覧

感染経路による分類 SMB.374

呼吸器粘膜の局所感染 ライノウイルス
アデノウイルス
コロナウイルス
RSウイルス
インフルエンザウイルス
全身感染 ムンプスウイルス
麻疹ウイルス
風疹ウイルス
ハンタウイルス
水痘・帯状疱疹ウイルス
ラッサウイルス
天然痘ウイルス

学名

目(order, -virales), 科(family, -viridae), 亜科(subfamily, -virinae), 属(genus, -virus), 種(species)

増殖過程

  • 吸着 absorption
  • 侵入 penetration
  • 脱殻 uncoating
  • ゲノムの複製 replication、遺伝子発現 transcription
  • ウイルス粒子の組み立て assembly
  • 放出 release

感染の分類

持続時間

  • 急性感染
  • 慢性感染

ゲノム

  • 一本鎖RNA(-)をゲノムとするウイルスはウイルス粒子内にRNA依存性RNA合成酵素を有する。

B」

  [★]

  • Mg2+存在下でC3, B, Dが反応してC3bBbとなり、これがC3転換酵素(C3bBb)あるいはC5転換酵素(C3bBb3b)を形成する。これらはP(properdin)と結合して活性化し、それぞれC3、C5を活性化する

   

ボウイ」

  [★]

防已
疎経活血湯エキス防已黄耆湯エキス木防已湯エキス

パルボウイルス」

  [★]