- 英
- immune hydrops fetalis IHF, immune fetal hydrops
- 同
- 免疫学的胎児水腫
- 関
- 胎児水腫
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 症例報告 羊水過多をきたし,胎児心不全に至った18cmの巨大胎盤血管腫の1例
- P2-41-2 当科における非免疫性胎児水腫と羊水中糖濃度の検討(Group97 産科合併症3,一般演題,第64回日本産科婦人科学会学術講演会)
- 佐藤 朗,小川 正樹,富樫 嘉津恵,菅原 和江,長尾 大輔,下田 勇輝,赤平 沙恵子,佐藤 恵,寺田 幸弘
- 日本産科婦人科學會雜誌 64(2), 713, 2012-02-01
- NAID 110009583485
- 青田 恭朋,瓦谷 義隆,秋田 千里,小林 あずさ,中村 常之,桑原 強,河野 美幸,伊川 廣道,秋田 利明
- 体外循環技術 = The journal of extra-corporeal technology 38(4), 527-530, 2011-12-01
- NAID 10030358633
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- 胎児水腫. 1.胎児水腫とは 胎児水腫とは胎児の胸部や腹部に水(胸水、腹水)がたまり (腔水症)、さらに全身のむくみ(浮腫)が認められる状態をいいます。 原因は大きく二 つの原因に分類されています。 (1) 免疫性胎児水腫 母体と胎児の血液型の不適合 ...
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★リンクテーブル★
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[★]
- 英
- nonimmune hydrops fetalis NIHF, nonimmune fetal hydrops
- 同
- 非免疫学的胎児水腫
- 関
- 胎児水腫
[★]
- 英
- fetus
- 関
- 胎児の発生
成長
- およそのめやすね。正確ではない。(SPE.68)
- 25週: 750g
- 30週:1500g
- 35週:2000g ←だいたい2200gだけど
- 40週:3000g
- 25週から5週間で2倍、30週から10週で2倍
循環器
- 胎児心拍動は妊娠6週で認められ、妊娠7週目では100%確認できる。(G10M.6 QB.P-209)
感覚系
- 妊娠10週ごろから刺激に反応して口、指、趾、目を動かす。(NGY.285)
聴覚
- 妊娠中期には聴覚が発達。(NGY.285)
- 妊娠28-30週(妊娠後期の始め)には音の刺激により心拍数が増加。(QB.P-190)
胎児の成長
- G10M.6改変
妊娠月数 (月)
|
妊娠週数 (週)
|
胎児のイベント
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1
|
2
|
肺胞期に着床(受精後6日後)
|
2
|
5
|
中枢神経系、心臓形成開始
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6
|
肺形成開始
|
7
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胚形成、胎盤形成開始
|
3
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9
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胎児心拍最速(170-180bpm)
|
10
|
躯幹と四肢の運動が超音波で測定可能
|
11
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外陰の性差が決まる(が超音波では分からない)
|
4
|
12
|
排尿が超音波で観察可能、胎便形成開始。
|
15
|
胎盤完成。呼吸様運動が不規則に観察可能(10週から始まっているが観察は容易ではない)。
|
5
|
16
|
嚥下が超音波で観察可能。 → 胎盤完成以降に羊水量が(急に)増えるが、嚥下が観察可能になるのはこれと関係ある?
|
17
|
外陰の性差が超音波で観察可能
|
18
|
胎動を感ずる(18-20週)
|
6
|
20
|
肺サーファクタント産生開始
|
7
|
26
|
肺の構造完成
|
8
|
28
|
肺サーファクタント増加
|
9
|
34
|
胚が成熟、腎の発生完了
|
国試
[★]
- 英
- immunity, immune
- 関
- 免疫系
免疫の種類 (PT.246-251)
T細胞の種類
ヘルパーT細胞の種類
[★]
- 英
- fetal hydrops, hydrops fetal
- ラ
- hydrops fetalis
- 関
- 先天性胎児全身水腫
概念
- 胎児水腫とは以下の所見を2つ以上そなえるものである;(1)腹水、(2)胸水、(3)心嚢水、(4)浮腫(skin edema)、(5)羊水過多 (参考1)
分類
病態生理
非免疫性胎児水腫
- 参考1
- 明らかになっていないが、以下の異常が1つ以上組み合わさって生じている。
- 1. リンパ管の閉塞 (ex. 先天奇形、悪性腫瘍)
- 2. 脈管の透過性亢進 (ex. 感染)
- 3. 心筋の不全(myocardial failure) or 静脈還流路の閉塞
- 4. 浸透圧の減少 (肝疾患、腎疾患、非免疫的機序を介さない貧血)
疫学
- 非免疫性胎児水腫がほとんど。免疫性胎児水腫は予防方法が発達してきたため、胎児水腫の90%を非免疫性胎児水腫が占め、有病率は1500-3800出産に1例となっている(参考1)。
診断
予後
- 免疫性胎児水腫に比べて非免疫性胎児水腫の予後はよくない。(QB.P-257)
- 非免疫性胎児水腫は周産期死亡の50-98%と関連している。予後に影響を与える要素は発症時の胎齢と胸水の存在で、胎齢20週以下での胸水を伴う胎児水腫の発症は予後が悪い。胸水の存在により肺の低形成をきたすためである。(参考1)
参考
- 1. [charged] Nonimmune hydrops fetalis - uptodate [1]
国試
[★]
- 関
- がん、腫瘍、腫瘤、良性新生物
[★]
- 英
- edema, hygroma
- 同
- 浮腫