- 英
- pericardial drainage
UpToDate Contents
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- 1. 心嚢液貯留の診断および治療 diagnosis and treatment of pericardial effusion
- 2. 悪性腫瘍関連心膜疾患 pericardial disease associated with malignancy
- 3. 心タンポナーデ cardiac tamponade
- 4. 心臓傷害後症候群 post cardiac injury syndromes
- 5. 急性心膜炎の臨床症状および診断的評価 clinical presentation and diagnostic evaluation of acute pericarditis
Japanese Journal
- 超音波気管支鏡ガイド下針生検後に縦隔膿瘍,心膜炎を合併した1例
- 稲葉 恵,牛島 淳,平田 奈穂美,最勝寺 哲志,吉永 健
- 気管支学 : 日本気管支研究会雑誌 33(2), 109-113, 2011-03-25
- 背景.超音波気管支鏡ガイド下針生検(EBUS-TBNA)は有用で安全性の高い検査とされているが,検査後に感染症を合併した報告が最近みられる.症例.62歳,男性.右上葉の小結節影と縦隔リンパ節腫大を認めた.#4Rリンパ節に対してEBUS-TBNAを行い扁平上皮癌と診断した.検査後18日目に胸痛があり,当科緊急入院となった.縦隔膿瘍,心膜炎と診断して抗生剤投与を開始したが,第2病日に心タンポナーデとな …
- NAID 110008609502
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- 心嚢穿刺(心嚢ドレナージ) 目的 心嚢穿刺は胸部外傷、開心術後、悪性疾患、腎不全 などにより心嚢内に血液や心嚢液が貯留し心タンポナーデに陥った場合、心嚢に貯留 した 液の性状を検査する診断的目的、心タンポナーデに対するドレナージ .
- 2012年6月24日 ... おはようございます 心嚢ドレナージの件で驚かせたままでスイマセン あの時の詳細を 説明させてもらいますと…。 21日の夜、咳止めと眠剤のんで22:00に就寝。 24:00前に 背中の左側(ちょうど心臓の裏辺り)の痛みで目が覚めて、ロキソニンを ...
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★リンクテーブル★
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- 56歳の男性。胸背部痛のため救急車で搬入された。本日、事務仕事中に突然の胸背部痛を訴えた後、意識消失した。意識は数秒で回復したが胸背部痛が持続するため、同僚が救急車を要請した。意識は清明。身長 163cm、体重 56kg。体温 36.2℃。心拍数 92/分、整。血圧(上肢)右 194/104mmHg、左 198/110mmHg。呼吸数 24/分。SpO2 100%(マスク10L/分酸素投与下)。心音と呼吸音とに異常を認めない。神経学的所見に異常を認めない。血液所見:白血球 21,000。血液生化学所見:AST 15U/L、ALT 15U/L、LD 261U/L(基準 176~353)、尿素窒素 18mg/dL、クレアチニン 0.6mg/dL、尿酸 6.4mg/dL、血糖 115mg/dL、Na 142mEq/L、K 3.8mEq/L、Cl 107mEq/L、心筋トロポニンT陰性。心電図に異常を認めない。胸部造影CT(別冊No. 33)を別に示す。
- 治療として適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [112A066]←[国試_112]→[112A068]
[★]
- 56歳の男性。胸部圧迫感を主訴に来院した。6か月前に肺内転移を伴う肺腺癌と診断され抗癌化学療法を行った。その後、経過観察していたが、2日前から胸部不快感があり次第に胸部圧迫感を伴うようになったため受診した。身長 172cm、体重 63kg。体温 37.3℃。脈拍116/分、整。血圧 88/58mmHg。呼吸数24/分。SpO2 94%(room air)。Ⅰ音とⅡ音とが減弱している。呼吸音に異常を認めない。血液所見:赤血球 398万、Hb 10.9g/dL、Ht 33%、白血球 4,300、血小板 14万。血液生化学所見:総蛋白 6.5g/dL、アルブミン 3.2g/dL、AST 58IU/L、ALT 63IU/L、尿素窒素 12mg/dL、クレアチニン 0.9mg/dL、Na 131mEq/L、K 4.4mEq/L、Cl 97mEq/L、CEA 24ng/mL(基準 5以下)。CRP 2.3mg/dL。胸部エックス線写真(別冊No. 15A)と胸部造影CT(別冊No. 15B)とを別に示す。
- 治療として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109I049]←[国試_109]→[109I051]
[★]
67歳の男性。交通外傷で搬入された。車の運転中、電柱に衝突した。意識は清明。胸痛と呼吸困難とを訴えている。脈拍96/分、整。血圧146/76mmHg。呼吸数20/分。 SpO2 93%(リザーバー付マスク 10L/分酸素投与下)。頸静脈の怒張を認めない。胸郭の奇異性運動を認める。胸骨部に圧痛と皮下出血とを認める。血液所見:赤血球384万、 Hb11.2g/dL、 Ht39%、白血球9,800、血小板23万。 CK57IU/L(基準30-140)。 CRP0.3mg/dL。動脈血ガス分析(自発呼吸、リザーバー付マスク 10L/分酸素投与下) : pH7.21、 PaCO2 60Torr、 PaO2 80Torr、 HCO3- 23mEq/L。胸部エックス線写真と胸部単純CTとで気胸を認めない。胸部単純CT(別冊No. 8A)と胸郭3D-CT(別冊No. 8B)とを別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [106E050]←[国試_106]→[106E052]
[★]
- 79歳の男性。急激に生じた胸痛と嘔吐のため搬入された。救急隊接触時の血圧は80/56mmHgであった。高血圧症で治療中である。来院時、胸痛は軽快しており、意識は清明。脈拍72/分、整。血圧184/96mmHg。頚静脈の怒張はなく、全身状態は安定している。血液生化学所見と心電図とに明らかな異常を認めない。胸部造影CT(別冊No.16A、B)を別に示す。
- まず行うべき治療はどれか。
[正答]
A
- Stanford A偽腔閉塞型急性大動脈解離/解離性大動脈瘤(Stanford A型):偽腔は閉鎖しており、解離腔は大動脈壁肥厚のように見える。心嚢への出血は少量認められる。本例は解離腔が閉鎖して症状が寛解した状態である。まずは降圧をはかる。
※国試ナビ4※ [105I058]←[国試_105]→[105I060]
[★]
- 65歳の女性。下腿浮腫を主訴に来院した。1か月前から下腿浮腫と軽度の労作時呼吸困難感があり改善しないため受診した。体温 36.5℃。脈拍 72/分、整。血圧 110/80mmHg。呼吸数 14/分。SpO2 95%(room air)。心音は微弱で拡張早期過剰心音を聴取する。呼吸音に異常を認めない。両側に著明な下腿浮腫を認める。胸部CT(別冊No.18A)及び右心カテーテル所見(別冊No.18B、C)を別に示す。
- 治療で選択すべきなのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114D040]←[国試_114]→[114D042]
[★]
- 17歳の男子。バイクで走行中に乗用車と衝突し20分後に救急車で来院した。来院時所見:呼吸数32/分。脈拍132/分、整。血圧98/52mmHg。口唇のチアノーゼと右下腿の開放骨折とを認める。酸素5l/分をマスクで投与し、末梢静脈ラインを確保した。胸部エックス線写真を以下に示す。次に行うべき処置はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [099H009]←[国試_099]→[099H011]
[★]
- 78歳の男性。冠動脈バイパス術直後で手術室に入室中である。未覚醒で人工呼吸中である。脈拍 88/分、整。血圧 120/80mmHg。動脈血ガス分析(吸入酸素濃度 100%):pH 7.30、PaCO2 50Torr、PaO2 200Torr、HCO3- 24mEq/L。術前と全身麻酔下手術の終了直後の胸部エックス線写真(別冊No. 7A、B)を別に示す。
- 処置として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [109G055]←[国試_109]→[109G057]
[★]
- 56歳の男性。突然に発症した胸背部痛を主訴に来院した。意識は清明。顔貌は苦悶様で冷汗を伴う。呼吸数26/分。脈拍104/分、整。血圧:右上腕150/82mmHg、左上腕122/70mmHg。経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)92%。胸部造影CTを以下に示す。
- 処置として適切でないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [101G022]←[国試_101]→[101G024]
[★]
- 英
- hemopericardium, haemopericardium
- 同
- 心膜血腫
- 関
- 心嚢液貯留、心嚢水腫、乳糜心膜症。心タンポナーデ
[show details]
- 心嚢内への出血、血液の貯留により血腫を形成がみられる状態。
- 心臓破裂、胸部大動脈瘤の破裂、心臓外傷、医原性の心損傷により生じる。
- 心嚢内に血液・血腫が充満することで心収縮が障害され、心タンポナーデという病態を来す。
- 治療は心嚢穿刺により血液をドレナージする心嚢ドレナージ。奏効しない場合には開胸止血術を要することもある。
[★]
- 英
- pericardium、cardiac sac、pericardial
- 関
- 心外膜、心臓周囲、心膜、壁側心膜、臓側心膜
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- 関
- 滑液包、ブルサ、包、ポーチ
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- 英
- drainage
- 同
- 誘導法、排液法、排膿法