カリジノゲナーゼ
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Japanese Journal
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
カルナクリン錠25
組成
- カルナクリン錠25は、1錠中「日局」カリジノゲナーゼ25単位を含有する製剤である。
添加物
- ステアリン酸Mg、ケイ酸Al、ヒドロキシプロピルスターチ、乳糖水和物、結晶セルロース、メタクリル酸コポリマーLD、ラウリル硫酸Na、ポリソルベート80、マクロゴール、タルク、シリコーン樹脂、ヒプロメロース、ヒドロキシプロピルセルロース、酸化チタン、カルナウバロウを含有する。
禁忌
- 脳出血直後等の新鮮出血時の患者[血管拡張作用により出血を助長するおそれがある。]
効能または効果
下記疾患における末梢循環障害の改善
- 高血圧症、メニエール症候群、閉塞性血栓血管炎(ビュルガー病)
下記症状の改善
カルナクリン錠25・カルナクリンカプセル25
- 通常成人1回1〜2錠(カプセル)、1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
カルナクリン錠50
- 通常成人1回1錠、1日3回経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
再評価結果の用法・用量は次のとおりである。
- カリジノゲナーゼとして、通常成人1日30〜150単位を1日3回に分割経口投与する。
なお、年齢、症状により適宜増減する。
薬効薬理
- 末梢血管の血管平滑筋に作用して、血管拡張作用を示した(ウサギ)6)。
- カリジノゲナーゼの血圧降下作用は、用量依存性が認められた(ウサギ)7)。
- 腎動脈を狭窄し実験的に腎性高血圧モデルを作製し、カリジノゲナーゼを筋注すると、血中のキニノーゲンの消費とそれに伴う血圧の降下が認められた(ウサギ)7)。
- 実験的に末梢循環障害を惹起させ、その循環障害の指標としてアルドラーゼ活性を測定したところ、対照群に比べ著しくアルドラーゼ活性を抑制した(ウサギ)6)。
- 大腿動脈結紮による血行障害では、対照群に比べ副血行路の新生が認められた(イヌ)8)。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
性状
- 「日局」カリジノゲナーゼは、白色〜淡褐色の粉末で、においはないか、又はわずかに特異なにおいがある。水に溶けやすく、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
本品の水溶液(1→300)のpHは5.5〜7.5である。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- kalliginogenase、kallidinogenase
- 商
- S-カルジー、カセルミン、カリクレイン、カリクロモン、カリジノゲナーゼ、カリレチン、カルタゴン、カルナクリン、カルニアチン、カルニアチンS、クライスリン、クレルモン、サークリン、サークレチン、サイモチン、バスドリン、ビドクレイン、プロクレイン、プロモチン、、ローザグッド
- 関
- カリクレイン、キニノゲナーゼ
- その他のホルモン剤
[★]
- 英
- kallikrein
- 同
- カリジノゲナーゼ kallidinogenase、キニノゲニン kininogenin
- 商
- カリクレイン、カルナクリン、サークレチン、ローザグッド
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3