- 英
- vulcanization、curing、cure
- 関
- 硬化、治癒、治療、治療法、療法
WordNet
- prepare by drying, salting, or chemical processing in order to preserve; "cure meats"; "cure pickles"; "cure hay"
- be or become preserved; "the apricots cure in the sun"
- make (substances) hard and improve their usability; "cure resin"; "cure cement"; "cure soap"
- process of treating rubber or rubberlike materials with sulphur at great heat to improve elasticity and strength or to harden them (同)vulcanisation
PrepTutorEJDIC
- 〈病気・病人〉'を'『治療する』,なおす / 〈悪癖・弊害など〉'を'『なおす』,取り除く / (塩づけ・燻製(くんせい)などにして)〈魚・肉など〉'を'保存する / 〈病気が〉なおる / (塩づけ・燻製などにして)〈魚・肉などが〉保存させる / 〈U〉〈C〉(病気の)『回復;治療』 / 〈C〉(…の)『治療薬』;『治療法』《+『for』+『名』》
- (フランスの)主任司祭
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/10/30 16:56:50」(JST)
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加硫(かりゅう)とは、架橋反応の一種で、ゴム系の原材料(生ゴムなど)を加工する際に、弾性や強度を確保するために、硫黄などを加える行程のことである。
1839年、アメリカの発明家チャールズ・グッドイヤー(C.Goodyear)により発見され、1843年にイギリスの発明家トーマス・ハンコック(T.Hancock)により、反応の仕組みが解明された。
反応[編集]
材料の分子内にある多重結合部に反応し、加えられた硫黄を媒介とした分子間結合が、新たに作り出される。この反応により、材料の分子量は増大し、それに伴い、ゴムの弾性や強度が飛躍的に向上する。
ただし、過剰な加硫を行うと、多重結合や分子間の流動性が失われ、弾性が失われる。この性質を利用した材料にエボナイトがある。
加硫剤としては、硫黄のほか過酸化物なども使用され、加える化学物質により、様々な特性を持つゴムを製造することができる。加硫剤の働きを促進させる加硫助剤には、無機系の酸化亜鉛や酸化マグネシウムなど、有機系のステアリン酸やアミン類などが使われる。加硫時間の短縮などの目的で、チアゾール系を中心とした加硫促進剤が添加されることもある。
用途[編集]
タイヤやゴム製品に使用される。スチールラジアルタイヤに入れられている鋼線は鋼とゴムは接着性が良くないので銅めっきが施されている。加硫によってゴムに数%含まれる硫黄と銅が強力なイオン結合を形成する。1970年代のスティールラジアルタイヤのワイヤは銅メッキで、現在はより強度があるブラス(真鍮)メッキになった。ブラスメッキは銅と亜鉛を陽極に並べてメッキする。最近は鋼線とゴムとの接着をナフテン酸コバルトというものを介在させる界面活性剤で解決する方法が見付かったが環境に悪影響を与える可能性がある。
関連項目[編集]
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Japanese Journal
- 溶媒抽出した硫黄架橋イソプレンゴムのスルフィド構造解析
- 安田 和敬, , [他],池田 裕子
- 高分子論文集 72(1), 16-21, 2015
- … を溶媒抽出に供して未反応の硫黄と加硫促進剤を除去し,室温下,シンクロトロン放射光硫黄K殻X線吸収端近傍構造(S K-edge XANES)測定を行った.硫黄架橋ゴム中のスルフィド結合の硫黄連鎖数は加硫進行によるトルク上昇に伴ってポリスルフィド結合が生成し,トルクが最大に至るとジスルフィド結合に変化する傾向にあった.その後,過加硫によってモノスルフィド結合に変化 …
- NAID 130004793171
- 硫黄系加硫剤を主とした配合 (総説特集 ゴム配合)
- 立畠 達夫
- 日本ゴム協会誌 = Journal of the Society of Rubber Science and Technology, Japan 87(12), 480-485, 2014-12
- NAID 40020299466
- ジエン系ゴムの加硫系について (総説特集 ゴム配合)
- 大貫 毅
- 日本ゴム協会誌 = Journal of the Society of Rubber Science and Technology, Japan 87(12), 467-472, 2014-12
- NAID 40020299458
Related Links
- 過酸化物加硫とは、有機過酸化物を加硫剤として用いた加硫をさし、パーオキサイド加硫ともいう。有機過酸化物とは、分子中に酸素-酸素結合を有する化合物のことをいい、加熱することで化学反応して、2つのシロキサン鎖(※1)の間 ...
- タイヤ加硫機は、予め完成品に近い形に成形された生ゴムのタイヤを金型内に入れ、熱と圧力を加える事により、市販されている完成タイヤの形状に仕上げる機械です。
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★リンクテーブル★
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- 英
- therapy、medical treatment treatment、care、practice、cure、curing、remediation、treat、cure、remedy、therapeutic
- 関
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[★]
- 関
- care、consolidation、cure、harden、hardening、indurated、induration、practice、remediation、remedy、sclerosis、stiffening、therapeutic、therapy、treat、treatment、vulcanization
[★]
- 英
- consolidation、stiffening、curing、hardening、induration、sclerosis、harden、indurated
- 関
- 加硫、強化、硬化症、固定、治療、ハードニング、圧密、硬結
- コンソリデーション
[★]
- 英
- therapy、cure、treatment protocol
- 関
- 加硫、精神療法、治癒、治療、療法、治療プロトコル
[★]
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- cure、curing