- 英
- cardiac gland (Z), cardiac glands
- 関
- 胃腺、胃底腺、幽門腺
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/09/30 17:12:26」(JST)
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噴門腺 |
噴門近辺ヒト胃粘膜断面図( c. 噴門腺、 d. 管、 cr. 杯細胞と腸腺に似た腺、 mm. 粘膜、 m. 粘膜筋板、 m’. 粘膜中の筋組織)
|
外部リンク |
グレイの解剖学 |
p.1166 |
ドーランド
/エルゼビア |
g_06/12391263 |
解剖学用語(英語版) |
胃の噴門腺(ふんもんせん、Cardiac glands)は、粘液を分泌する。噴門腺は、数が少なく、食道が胃につながる噴門に近いところに所在する。
外部リンク
- cardiac+gland - eMedicine Dictionary
- Histology image: 100_04 at the University of Oklahoma Health Sciences Center - "Esophageal-stomach junction"
- Histology image: 11103loa — Histology Learning System at Boston University - "Digestive System: Alimentary Canal: esophageal/stomach junction"
UpToDate Contents
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- 1. 唾液腺腫瘍:疫学、診断、評価、および病期分類 salivary gland tumors epidemiology diagnosis evaluation and staging
- 2. 副腎の外科解剖学 surgical anatomy of the adrenal glands
- 3. 唾液腺腫瘍:限局性疾患の治療 salivary gland tumors treatment of locoregional disease
- 4. 唾石症 salivary gland stones
- 5. シェーグレン症候群の臨床症状:外分泌腺障害 clinical manifestations of sjogrens syndrome exocrine gland disease
Japanese Journal
- 黄 勇澤,佐藤 康裕,田中 信悟,奥田 敏徳,藤見 章仁,土居 忠,蟹沢 祐司,岩井 和浩,太田 英敏
- 日本消化器病學會雜誌 = The Japanese journal of gastro-enterology 106(9), 1327-1333, 2009-09-05
- … で腹部食道に15mmの有茎隆起性病変を認めた.表面は不整結節状で白苔をともない,周囲にBarrett粘膜は認めなかった.生検は高分化型腺癌で,SM浸潤が疑われたため,下部食道噴門側胃切除術を施行した.切除標本病理所見では深達度M2の食道噴門腺由来腺癌と考えられた.食道噴門腺を発生母地とする腺癌はまれであり,なかでも有茎性の病変はこれまでにほとんど報告がなくきわめてまれである. …
- NAID 10026133612
- 安孫子 剛大,奥芝 俊一,佐々木 剛志,海老原 裕磨,川原田 陽,北城 秀司,加藤 紘之
- 日本消化器外科学会雑誌 42(8), 1366-1370, 2009-08-01
- … 75歳の男性で,上部消化管内視鏡検査にて食道胃接合部にびらん病変認め,生検にて腺癌と診断し,左開胸開腹下部食道・噴門部胃切除術を施行した.病理組織学的には高分化型腺癌で,深達度はsm,リンパ節転移は認めず,pStage Iであった.本症例は腫瘍周囲にBarrett食道または異所性胃粘膜が存在せず,腫瘍の大部分が粘膜固有層に局在し,粘膜下層への浸潤がごく軽度であったことから食道噴門腺由来の可能性が高いと考えられた. …
- NAID 110007340396
- 逆流性食道炎に伴う食道噴門腺の病理組織形態・粘液形質・細胞増殖活性の変化についての研究
Related Links
- 食道噴門腺は粘膜筋板(lmm)上の固有層に見られ、胃 噴門腺と同じ構造を示します。この食道噴門腺(eg)と呼ば れる腺は食道の上端の一部、食道が胃に変わる噴門部 食道寄りにわずかに見られます。この腺組織は固有の食
- 世界大百科事典 第2版 噴門腺の用語解説 - 粘膜の表面部分と腺窩部分は上皮細胞でできていて,その下の部分は粘膜固有層といわれる種々の働きをもった細胞の層である。粘膜固有層の働きや構造のちがいから,胃粘膜は幽門側から噴門 ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- stomach (Z)
- ラ
- gaster, ventriculus
- 関
- 消化器系#上皮の移行
解剖
- 胃は以下の間膜によって連結されている。
- 横隔膜の下面との間は胃横隔間膜
- 脾臓との間は胃脾間膜
胃の位置
- 噴門口:第7肋軟骨の胸骨付着部より約2cm左(T11の高さ) (KL.342)
- 胃底:胃底の上端は左第5肋骨の高さ (KL.342)
- 幽門:L1の高さ (KL.342)
胃の動脈
生理
胃腺の分布
2007年後期生理学授業プリント
HIS
胃腺の移動
- 胃底腺と幽門腺の境界は移動する。
- 年齢に伴って上昇する?らしく、これにともない胃酸の分泌が低下する。
胃液のホルモンによる分泌調節
生理
神経支配
-
- T6,7の側柱→大内臓神経(節前線維)→腹腔神経叢(節後線維)→内在神経叢内でシナプス前抑制、一部直接作用
- 迷走神経(節前線維)→内在神経系(アセチルコリン作動性ニューロン(興奮性)、VIP,NO作動性ニューロン(抑制性))
役割
- 1. タンパク質の消化
- 2. 食物の貯蔵
- 3. 殺菌
機能
- 受け入れ弛緩(胃近位部弛緩)
- 蠕動運動、逆移送
受け入れ弛緩
- 迷走神経反射。胃近位部伸展受容器→迷走神経→脳幹→迷走神経
臨床関連
[★]
- 英
- gastric glands
- 関
- 固有胃腺
- 胃腺開口部 80~100個/mm2
- 副細胞(=頚部粘液細胞) mucous neck cell
- アルカリ性の粘液を分泌。ペプシノーゲン分泌(僅か)。
- 壁細胞 parietal cell,Oxyntic cell
- 塩酸、内因子分泌(ビタミンB12の吸収に必要なタンパク質)
- 細胞内分泌細管(分泌活発な時に↑)
- 小管小胞構造(分泌時には細胞内分泌細管と融合)
- 腸クロム親和様細胞 enterochroma餌nw like cell(=ECL細胞)
- アルカリ性の粘液を分泌。ペプシノーゲン分泌(僅か)。
- ガストリン分泌→壁細胞→胃酸分泌→pH低下(pHく3)→ガストリン抑制
[★]
- 英
- pepsinogen
- 同
- ペプシノーゲン
- 関
- 主細胞
分泌細胞
分泌刺激 (Q book p.107)
分類
- 主に胃酸分泌と相関し、消化性潰瘍の高リスク群で上昇する。
- →ペプシノゲンI/II比
- ペプシノゲンI(PG I) 低下(≦70ng/mL)、PG I/II比低下(≦3)で胃癌リスク陽性
[★]
- 英
- pylolic gland (Z), pyloric glands
- ラ
- glandulae pyloricae
- 関
- 胃腺、胃底腺、噴門腺
臨床関連
- H.pylori感染により幽門腺と胃底腺の腺境界(F-line)が口側(胃底腺領域)に移動する。
[★]
- 英
- fundus glands
- 同
- 固有胃腺 proper gastric glands glandulae gastricae propriae
- 関
- 噴門腺、幽門腺、胃腺 gastric glands
[★]
- 英
- cardia (Z)
- 関
- 胃
[★]
- 英
- gland
- ラ
- glandula
- 関
- 腺細胞、分泌