- 関
- 血液代用剤
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- サリンヘス輸液6%,ヒドロキシエチルデンプン70000注射液 ... 薬効 3319 その他の血液代用剤 一般名 ヒドロキシエチルデンプン70000注射液 英名 Salinhes 剤形 注射液 薬価 816.00
- 作成又は改訂年月 ** 2013年10月改訂 (第6版) * 2013年10月改訂 (第5版、販売業者の変更に伴う改訂) 日本標準商品分類番号 873319 薬効分類名 代用血漿・体外循環希釈剤 承認等 販売名 サリンヘス輸液6% 販売名コード 3319400A2046
- サリンヘス輸液6%,ヒドロキシエチルデンプン70000注射液 ... 副作用 総症例2,581例中、6例(0.23%)に副作用がみられた[鼻充血1例(0.04%)、蕁麻疹1例(0.04%)、悪寒4例(0.16%)]。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
成分・含量(g/100mL)
添加物(g/100mL)
添加物(g/100mL)
電解質組成(mEq/L)
電解質組成(mEq/L)
禁忌
うっ血性心不全のある患者
- [循環血流量の増加によりうっ血性心不全を悪化させるおそれがある。]
乏尿等を伴う腎障害又は脱水状態のある患者
効能または効果
各科領域における出血多量の場合
体外循環における血液希釈液
成人は1回100〜1,000mLを静脈内に注射する。小児は通常体重kg当り、10mL以内を用いる。症状に応じ、適宜増減する。体外循環における血液希釈液としては、通常体重kg当り10〜20mLを用いる。
重大な副作用
ショック、アナフィラキシー様症状(呼吸困難、喘鳴等)
- ショック、アナフィラキシー様症状(呼吸困難、喘鳴等)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
薬効薬理
血漿増量作用7)
- 41.5mL/kgを脱血後のイヌに、ヒドロキシエチルデンプン〔重量平均分子量(Mw)70000〕を脱血量と等量投与した場合、ヒドロキシエチルデンプン投与後3〜4時間にわたって良好な血漿増量効果が得られた。
血圧保持作用及び血液粘度低下作用8)
- 30mL/kgを脱血後のイヌに、脱血液を用いて作製した赤血球濃厚液(以下CRCと略)を本剤又は生理食塩液で希釈し(1:1)、点滴注入した結果、本剤で希釈したCRCは生理食塩液で希釈したCRCに比較して脱血後の血圧の低下や血流の減少を速やかに回復するとともに血液粘度に対しても有意な低下を示した。
有効成分に関する理化学的知見
一般名:
- ヒドロキシエチルデンプン70000(Hydroxyethylated Starch)[JAN]
極限粘度:
置換度:
重量平均分子量(Mw):
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- infusion, transfusion
- 同
- 輸注
種類
- NSU. 731
-
- 維持輸液剤:一日の水・電解質バランスを保つべく作成される
- 輸液期間が長くなる場合に用いられる。
- Na+, Cl-は少なく、K+、HPO4-ブドウ糖を含む
乳幼児
- 1. 脱水になりやすい。
- 2. 腎機能が未熟。(K排泄能が低い)
- 3. 低血糖になりやすい
輸液量
- 新生児:80-120 ml/kg/日 ← 成人よりも多い
- 乳児下痢症に対する初期輸液:Na 90mEq/l, Cl 70mEql/L, ブドウ糖 2.6%, 乳酸 20mEq/L
投与量の計算
- 体重には身長とBMI22としたときの標準体重を用いる。
- 尿量 + 不感蒸泄(700ml) + 代謝水(5ml x 体重)
乳幼児
- 小児の薬の選び方・使い方
- 10kg以下 100ml/hr
- 10-20kg 200ml/hr
- 20-30kg 300ml/hr
- 30-40kg 400ml/hr
- 成人用のクレンメ:20滴で1ml (1滴 50ul)
- 小児用のクレンメ:60滴で1ml
- x (ml/hr) = 20x (滴/時) = x/3 (滴/分) = x/180 (滴/秒)
- ∴ x (ml/hr) で輸液するためには 180/x (秒/滴) となるようにクレンメの滴下速度を調節する。
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- sarin
- 同
- イソプロピルメチルホスホノフルオリデート isopropyl-methylphosphonofluoridate
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ヒドロキシエチルデンプン