塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム水和物、乳酸ナトリウム
- 関
- 血液代用剤
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ニソリ輸液
組成
容量
成分・含量(1瓶中)
- 日局 塩化ナトリウム:3.0g
日局 塩化カリウム:0.15g
日局 塩化カルシウム水和物:0.1g
乳酸ナトリウム:1.55g
禁忌
効能または効果
- 循環血液量及び組織間液の減少時における細胞外液の補給・補正、代謝性アシドーシスの補正
- 通常成人、1回500〜1000mLを点滴静注する。
投与速度は、通常成人1時間あたり300〜500mLとする。
なお、年齢、症状、体重により適宜増減する。
慎重投与
- 腎不全のある患者〔水分、電解質の過剰投与に陥りやすく、症状が悪化するおそれがある。〕
- 心不全のある患者〔循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ、症状が悪化するおそれがある。〕
- 重篤な肝障害のある患者〔水分、電解質代謝異常が悪化するおそれがある。〕
- 高張性脱水症の患者〔本症では水分補給が必要であり、電解質を含む本剤の投与により症状が悪化するおそれがある。〕
- 閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者〔水分、電解質の過負荷となり、症状が悪化するおそれがある。〕
重大な副作用
※※過敏症
(頻度不明)
大量・急速投与
(頻度不明)
★リンクテーブル★
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商品
[★]
- 英
- infusion, transfusion
- 同
- 輸注
種類
- NSU. 731
-
- 維持輸液剤:一日の水・電解質バランスを保つべく作成される
- 輸液期間が長くなる場合に用いられる。
- Na+, Cl-は少なく、K+、HPO4-ブドウ糖を含む
乳幼児
- 1. 脱水になりやすい。
- 2. 腎機能が未熟。(K排泄能が低い)
- 3. 低血糖になりやすい
輸液量
- 新生児:80-120 ml/kg/日 ← 成人よりも多い
- 乳児下痢症に対する初期輸液:Na 90mEq/l, Cl 70mEql/L, ブドウ糖 2.6%, 乳酸 20mEq/L
投与量の計算
- 体重には身長とBMI22としたときの標準体重を用いる。
- 尿量 + 不感蒸泄(700ml) + 代謝水(5ml x 体重)
乳幼児
- 小児の薬の選び方・使い方
- 10kg以下 100ml/hr
- 10-20kg 200ml/hr
- 20-30kg 300ml/hr
- 30-40kg 400ml/hr
- 成人用のクレンメ:20滴で1ml (1滴 50ul)
- 小児用のクレンメ:60滴で1ml
- x (ml/hr) = 20x (滴/時) = x/3 (滴/分) = x/180 (滴/秒)
- ∴ x (ml/hr) で輸液するためには 180/x (秒/滴) となるようにクレンメの滴下速度を調節する。
[★]