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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
リプラス1号輸液 200mL(ポリアル)
組成
- リプラス1号輸液は1ポリアル(プラスチックボトル)中次の成分・分量を含む無色澄明の水性注射液である。
塩化ナトリウム(NaCl) 0.828g
乳酸ナトリウム(C3H5O3Na) 0.448g
ブドウ糖(C6H12O6) 5.200g
添加物 pH調節剤
〔電解質濃度〕(理論値)
- Na+ 90.8mEq/L
Cl− 70.8mEq/L
Lact.− 20.0mEq/L
〔カロリー〕
禁忌
効能または効果
- ◇脱水症及び病態不明時の水分・電解質の初期補給
- ◇手術前後の水分・電解質の補給
- 通常成人1回500〜1,000mLを点滴静注する。投与速度は通常成人1時間あたり300〜500mL,小児の場合,1時間あたり50〜100mLとする。
なお,年齢,症状,体重により適宜増減する。
慎重投与
- 腎疾患に基づく腎不全のある患者[水分,電解質の過剰投与に陥りやすく,症状が悪化するおそれがある。]
- 心不全のある患者[循環血液量を増すことから心臓に負担をかけ,症状が悪化するおそれがある。]
- 重篤な肝障害のある患者[水分,電解質代謝異常が悪化するおそれがある。]
- 閉塞性尿路疾患により尿量が減少している患者[水分,電解質の過負荷となり,症状が悪化するおそれがある。]
- 糖尿病の患者[高血糖を生じ症状が悪化するおそれがある。]
薬効薬理
- 種々の原因によって起こる脱水症により,血管内血液量に不足をきたし,その結果循環障害に陥る。その際,病態は十分把握できないが,とりあえず循環不全を改善する目的で使用されるのが初期輸液である。初期輸液として,次の条件が必要とされている1,2)。
- 電解質組成は細胞外液の主成分であるNaとClの補給が基本である。
- 自由水は比較的少ない方が良いが,逆に自由水の全くない高Na濃度の液を用いると,浮腫と心負荷の危険を伴う。
- 循環血液量の減少に伴って腎障害が起こり,乏尿・無尿となることがあるのでKを含まない。
- 本剤は上記の条件を考慮にいれ,さらに脱水症にはアシドーシス傾向を伴うことがあるので,生体の酸塩基平衡維持の目的で乳酸ナトリウム(HCO3−の供給源)を添加し2,3),ブドウ糖を加えてほぼ等張にしている。
本剤の電解質濃度は血漿浸透圧の約2/3に相当する濃度で,生体の安全域内に処方されているため高張,低張いずれの脱水症の場合にも比較的安全に使用できる1)。
しかし,利尿がみられ,臨床検査成績等より脱水状態が明らかになった後は,脱水補給液,維持液等の適切な輸液に切り替えるのが原則とされている。
★リンクテーブル★
[★]
商品
[★]
- 英
- infusion, transfusion
- 同
- 輸注
種類
- NSU. 731
-
- 維持輸液剤:一日の水・電解質バランスを保つべく作成される
- 輸液期間が長くなる場合に用いられる。
- Na+, Cl-は少なく、K+、HPO4-ブドウ糖を含む
乳幼児
- 1. 脱水になりやすい。
- 2. 腎機能が未熟。(K排泄能が低い)
- 3. 低血糖になりやすい
輸液量
- 新生児:80-120 ml/kg/日 ← 成人よりも多い
- 乳児下痢症に対する初期輸液:Na 90mEq/l, Cl 70mEql/L, ブドウ糖 2.6%, 乳酸 20mEq/L
投与量の計算
- 体重には身長とBMI22としたときの標準体重を用いる。
- 尿量 + 不感蒸泄(700ml) + 代謝水(5ml x 体重)
乳幼児
- 小児の薬の選び方・使い方
- 10kg以下 100ml/hr
- 10-20kg 200ml/hr
- 20-30kg 300ml/hr
- 30-40kg 400ml/hr
- 成人用のクレンメ:20滴で1ml (1滴 50ul)
- 小児用のクレンメ:60滴で1ml
- x (ml/hr) = 20x (滴/時) = x/3 (滴/分) = x/180 (滴/秒)
- ∴ x (ml/hr) で輸液するためには 180/x (秒/滴) となるようにクレンメの滴下速度を調節する。