- 英
- esophagectomy、((古))oesophagectomy
- 関
- 食道切除
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/05/28 13:04:13」(JST)
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食道切除術(しょくどうせつじょじゅつ、英Esophagectomy)とは、食道を切除する手術のこと。
目次
- 1 歴史
- 2 種類
- 3 術式
- 4 再建
- 5 脚注
- 6 関連
歴史
1913年にアメリカのニューヨーク大学医学部ニューヨーク皮膚・癌病院のFranz Torekが初めて報告し、1938年にアメリカのSamuel F Marshallが成功例を報告している[要出典]。
1991年にイギリスのダンディー大学医学部のAlfred Cuschieriによって胸腔鏡下での食道切除術が初めて報告された[要出典]。
種類
術式
再建
脚注
- ^ 東北大学病院 移植・再建・内視鏡外科 食道班. “食道癌に対する手術”. 東北大学. 2010年3月22日閲覧。
関連
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- 1. 切除可能食道癌および食道胃接合部癌に対する外科的マネージメントsurgical management of resectable esophageal and esophagogastric junction cancers [show details]
…death following esophagectomy. Obesity is not associated with any increase in overall morbidity following esophagectomy and should not be considered a contraindication for esophagectomy . The presence …
- 2. 食道切除術の合併症complications of esophageal resection [show details]
… following esophageal resection and reconstruction, accounting for approximately two thirds of deaths related to esophageal resection and reconstruction. Patients undergoing a transthoracic esophagectomy are …
- 3. 食道切除術やその他の食道手術での麻酔anesthesia for esophagectomy and other esophageal surgery [show details]
…avoidance of intrathoracic anastomotic leakage after esophagectomy. General anesthesia is necessary for any of the surgical approaches for esophagectomy. When feasible, general anesthesia is combined with …
- 4. 食道穿孔の外科的マネージメントsurgical management of esophageal perforation [show details]
…generally an esophagectomy is indicated. If there is minimal contamination and the patient is stable, such as following an iatrogenic injury, the surgeon may choose to proceed with esophagectomy and reconstruction …
- 5. 限局進行性の切除不能(手術不能)食道癌のマネージメントmanagement of locally advanced unresectable and inoperable esophageal cancer [show details]
…that salvage esophagectomy is a more morbid operation than either primary esophagectomy or planned esophagectomy after neoadjuvant chemoradiotherapy . The feasibility of salvage esophagectomy for persistent …
Japanese Journal
- 人工気胸を併用した腹臥位胸腔鏡下食道切除術中に換気困難となった1症例
- 合併症と対策 (特集 体腔鏡下 上部消化管手術) -- (体腔鏡下食道癌手術)
- 松田 諭,竹内 裕也,福田 和正 [他]
- 外科 = Surgey : 臨床雑誌 77(7), 765-768, 2015-07
- NAID 40020515132
- 腹臥位でのリンパ節郭清 : 腹臥位胸腔鏡下食道切除術 (特集 体腔鏡下 上部消化管手術) -- (体腔鏡下食道癌手術)
- 大幸 宏幸,藤田 武郎,眞栁 修平 [他]
- 外科 = Surgey : 臨床雑誌 77(7), 753-759, 2015-07
- NAID 40020515096
Related Links
- はじめに 食道外科グループでは、消化管内科、放射線治療科、放射線診断科との密な医療連携のもと、食道から発生する悪性腫瘍に対して、進行度と患者さんの状態に応じた外科治療を行っています。また、頸部食道から発生する ...
- 胃、大腸と比べ、食道は、粘膜固有層、粘膜下層におけるリンパ組織が豊富なため、早期にリンパ節転移をきたしやすい特徴があります。 食道は細長い臓器であるため、リンパ流が広範なネットワークを構成しています。
★リンクテーブル★
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- 次の文を読み、 50-52の問いに答えよ。
- 76歳の男性。転居に伴いB型慢性肝疾患の治療継続目的で紹介され来院した。
- 現病歴 10年前に自宅近くの医療機関でB型慢性肝炎と診断され、ウルソデオキシコール酸を服用していた。自覚症状は特にない。
- 生活歴 飲酒は機会飲酒。
- 既往歴・家族歴 特記すべきことはない。
- 現 症 意識は清明。身長176cm、体重64kg。体温36.4℃。脈拍76/分、整。血圧132/68mmHg。腹部は平坦で、心窩部に肝を1cm触知するが、圧痛を認めない。左肋骨弓下に脾を1cm触知する。下肢に浮腫を認めない。
- 検査所見 尿所見:蛋白(-)、糖(-)。血液所見:赤血球 311万、Hb 10.9g/dl、Ht 32%、白血球 3,600。血液生化学所見:総蛋白 6.0g/dl、アルブミン 2.6g/dl、クレアチニン0.8mg/dl、総ビリルビン 0.9mg/dl、AST 84IU/l、ALT 68IU/l、ALP 220IU/l(基準115-359)。免疫学所見:HBs抗原陽性、HCV抗体陰性、AFP 140ng/ml(基準20以下)。食道内視鏡写真(別冊No.7)を別に示す。
[正答]
※国試ナビ4※ [105B050]←[国試_105]→[105B052]
[★]
- 70歳の男性。嚥下困難を主訴に来院した。2か月前から食物の飲み込みにくさを自覚するようになった。徐々に食事摂取が困難となり、体重は1か月で4kg減少した。身長 170cm、体重 59kg。体温 36.5℃。脈拍 76/分、整。腹部は平坦、軟で、肝・脾を触知しない。血液所見:赤血球 334万、Hb 10.8g/dL、Ht 31%、白血球 7,200、血小板 18万。血液生化学所見:総蛋白 6.3g/dL、アルブミン 3.3g/dL、AST 36U/L、ALT 40U/L、尿素窒素 19mg/dL、クレアチニン 0.8mg/dL、CEA 14ng/mL(基準5以下)、SCC 7.8ng/mL(基準1.5以下)。上部消化管内視鏡像(別冊No.19A)、生検組織のH-E染色標本(別冊No.19B)及び腹部造影CT(別冊No.19C)を別に示す。
- 対応として適切なのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [114A047]←[国試_114]→[114A049]
[★]
- 37歳の女性。8年前から嚥下障害を自覚していたが、最近症状の増悪があり来院した。食道造影写真を以下に示す。この疾患で正しいのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [095C009]←[国試_095]→[095C011]
[★]
- 関
- oesophagectomy
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食道切除、食道切除術
- 関
- esophagectomy
[★]
- 英
- esophagus (Z)
- 関
- 消化器系
解剖
- 正中面付近を下行してくるが、横隔膜近傍で左側に寄り、背面で胸大動脈と交叉する。
- L10椎体の高さで、食道裂孔を食道神経叢と共に通過して腹腔に入る
部位区分
- SSUR.456
生理的狭窄部 (KL.283, KH. 139)
- 第1狭窄部位:輪状軟骨狭窄部:cricopharyngeal constriction
- 切歯から15cm
- 食道の上端で、咽頭に連なる部位
- 下咽頭収縮筋が食道を囲み、輪状軟骨に付き、この筋の緊張によると考えられる
- 第2狭窄部位:大動脈狭窄部:bronchoaortic constriction
- 切歯から25cm
- 食道の中部で、大動脈弓と左気管支が交叉し、それによって圧される。つまり大動脈弓の
- 第3狭窄部位:横隔膜狭窄部:diaphragmatic constriction
運動 (SP.720)
組織
- 食道腺は粘膜筋板の下に存在する。 ← 粘膜下組織に腺があるのは食道の固有食道腺と十二指腸のブルンネル腺だけ
- 食道は横隔膜より上位では漿膜がなく、癌が周囲に浸潤しやすい
食道の上皮と上皮下の組織
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層構造
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1
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2
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3
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4
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5
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6
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器官
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単層扁平上皮
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単層立方上皮
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単層円柱上皮
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角化重層扁平上皮
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非角化重層扁平上皮
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上皮表層の構成細胞
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粘膜固有層
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腺の構成細胞
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粘膜筋板
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粘膜下組織 (大抵、粗結合組織)
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筋層
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漿膜(結合組織+単層扁平上皮) 外膜(結合組織のみ)
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食道
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○
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食道噴門腺 (咽頭付近と胃付近に局在)、粘液腺
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粘液細胞 (スムーズに食べ物を流す)
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縱層 (縦走筋のみ)
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固有食道腺(粘液腺、管状胞状、ペプシノーゲン、リゾチーム)
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内輪筋層 外縱筋層 (食道上1/3:骨格筋、食道中1/3:骨格筋、平滑筋、食道下1/3:平滑筋)
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外膜(横隔膜まで) 漿膜
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臨床関連
- 食事の通過障害は生理的狭窄部でおこりやすい。特に第1狭窄部で異物が見られる (KH.141)
- 生理的狭窄部は癌の好発部位であり、第2,第3狭窄部位に多い (KH.141)
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- 英
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- 関
- 横切、横切開、横断、横断面、消失、切除術、切除法、切断、摘出、摘出術、摘除、摘除術、離断、アブレーション、切り取る、焼灼、焼灼術
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- 英
- excision, resection
- 同
- 捻除術 exeresis
- 関
- 切除、切除法、摘出、摘出術、摘除、摘除術
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- 英
- surgery
- 関
- 外科、外科学、手術、外科術、外科手術
[★]
- 英
- esophagectomy、((古))oesophagectomy
- 関
- 食道切除術