イコサペント酸エチル
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
メルブラール粒状カプセル300mg
組成
成分
含量
添加物
- トコフェロール、(カプセル本体にゼラチン、コハク化ゼラチン、グリセリン、パラベン)
禁忌
- 出血している患者(血友病、毛細血管脆弱症、消化管潰瘍、尿路出血、喀血、硝子体出血等)〔止血が困難となるおそれがある。〕
効能または効果
○閉塞性動脈硬化症に伴う潰瘍、疼痛および冷感の改善
○高脂血症
閉塞性動脈硬化症に伴う潰瘍、疼痛および冷感の改善
- イコサペント酸エチルとして、通常、成人1回600mgを1日3回、毎食直後に経口投与する。
なお、年齢、症状により、適宜増減する。
高脂血症
- イコサペント酸エチルとして、通常、成人1回600mgを1日3回、毎食直後に経口投与する。
ただし、トリグリセリドの異常を呈する場合には、その程度により、1回900mg、1日3回まで増量できる。
慎重投与
- 月経期間中の患者〔出血を助長するおそれがある。〕
- 出血傾向のある患者〔出血を助長するおそれがある。〕
- 手術を予定している患者〔出血を助長するおそれがある。〕
- 抗凝血剤あるいは血小板凝集を抑制する薬剤を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
薬効薬理
- イコサペント酸エチルは、血小板膜リン脂質に取り込まれ、膜構成成分のイコサペント酸エチル含有率を高め、血小板膜のアラキドン酸代謝を競合的に阻害することにより、TXA2産生を抑制し、血小板凝集抑制作用を示す。
また、血清リポ蛋白に取り込まれリポ蛋白代謝の活性化や肝ミクロソームに取り込まれ脂質の生合成・分泌を阻害することにより、血清総コレステロール及び血清トリグリセリドを減少させると考えられている。
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- イコサペント酸エチル、Ethyl Icosapentate(JAN)
化学名
- Ethyl(5Z,8Z,11Z,14Z,17Z)‐icosa‐5,8,11,14,17‐pentaenoate
分子式
分子量
性状
- 無色〜微黄色の澄明な液で、わずかに特異なにおいがある。エタノール(99.5)、酢酸(100)、ヘキサンと混和する。水又はエチレングリコールにほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
商品
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- 英
- ethyl icosapentate, EPA
- 商
- アテロパン、アンサチュール、イコペント、エパキャップソフト、エパデール、エパフィール、エパラ、エパロース、エメラドール、クレスエパ、シスレコン、ソルミラン、ナサチーム、ノンソル、メタパス、メルブラール、ヤトリップ
[★]
- 英
- bulla, pulmonary bulla
- 同
- 気腫性嚢胞 emphysematous bulla
- 関
- ブレブ
- ブラ bulla 気腫性嚢胞 肺胞が破壊されてできた肺実質内の気腔
- 肺胞壁の破壊、融合、拡張により生じた気腫 ただし胸膜の弾性板の内側に留まっている