- 同
- 131I-アドステロール副腎皮質シンチグラフィー
- 関
- アドステロール
「アドステロール-I131注射液」添付文書より
- 本品の有効性についてのモニター調査の結果、読影できたものを有効例とした場合の有効率(有効例数/症例数)は次のとおりであった。
- 本品の原発性アルドステロン症の腺腫への集積率はホルモン産生能と腺腫の大きさとに関係すると考えられており、通常、直径が1cm以下の腺腫では診断が困難とされている。また、たとえ直径が1cm以上の場合でも、ホルモン産生能が低い場合、陽性描出不可能な場合がある。
参考
UpToDate Contents
全文を閲覧するには購読必要です。 To read the full text you will need to subscribe.
- 1. 原発性アルドステロン症の診断diagnosis of primary aldosteronism [show details]
…. However, the accuracy of the test is low, and it does not help with localization . Iodocholesterol scintigraphy – Radionuclide scintigraphy with 131-I-iodocholesterol or an analog (NP-59) is no longer …
- 2. クッシング症候群の原因の特定establishing the cause of cushings syndrome [show details]
- 3. 副腎偶発腫the adrenal incidentaloma [show details]
- 4. 小児の褐色細胞腫と傍神経節腫pheochromocytoma and paraganglioma in children [show details]
- 5. 原発性色素沈着性結節性副腎皮質病変によるクッシング症候群cushings syndrome due to primary pigmented nodular adrenocortical disease [show details]
…unilateral mass was seen in 15 percent and bilateral nodularity was seen in only 12 percent. Adrenal scintigraphy with iodine-131 (131-I)-labeled cholesterol (NP-59) was done in 18 patients, showing bilateral …
Related Links
- <学術雑誌論文> 131I-アドステロールシンチグラフィーが陽性所見の非機能性副腎偶発腫瘍の一例 ... National Hospital Organization Kyushu Medical Center Department of Metabolism and Endocrinology,Clinical Research Institute 国立 ...
- 副腎髄質シンチグラフィ(123I-MIBG) 副腎の形態や機能を画像化する検査です。 検査当日の食事制限はありません。 ...
- アドステロール-I131注射液の主な効果と作用 副腎の検査に用いるお薬です。 アドステロール-I131注射液の用途 副腎疾患部位の局在診断 アドステロール-I131注射液の副作用
★リンクテーブル★
[★]
- a. (1)(2)
- b. (1)(5)
- c. (2)(3)
- d. (3)(4)
- e. (4)(5)
[正答]
※国試ナビ4※ [096H056]←[国試_096]→[096H058]
[★]
- 英
- adrenal tumor
- 関
- 副腎癌、副腎新生物 adrenal neoplasm adrenal gland neoplasm。副腎偶発腫瘍
- 131I-アドステロール副腎シンチグラフィ
概念
分類
-
- 副腎癌:(原発性)腺癌が多い。予後は悪い。(転移性)
ホルモン分泌の有無
部位
-
-
- 褐色細胞腫:90%が副腎由来。両側性が10%。サイズは2cmを超えるものが多い。単純CTでは内部に壊死や嚢胞変性による低吸収域を示すものが多く、点状あるいは粗大な石灰化は約30%に認める。
- 神経芽腫:乳幼児期に好発。80%が副腎由来。単純CTでは大多数に石灰化を認め、出血や壊死による低吸収を伴う。
検査
画像検査
- 131I-アドステロール副腎シンチグラフィ:副腎のホルモン産生を反映したアドステロールの取り込みを放射性核種によりシンチグラムを行う。原発性アルドステロンではアルドステロンがATCHを抑制しないので、原則として両側副腎が描出され、腺腫側の副腎が強く描出される。過形成の場合は明らかな左右差を認めない場合が多い。グッシング症候群では、コルチゾールとACTHのフィードバック機構があるため、副腎腺腫の場合には腺腫側の副腎のみが、下垂体性の場合にはATCH増加により両側の副腎が強く描出される。副腎癌の場合は不均一な取り込みか全く取り込まれないが、健側の副腎が描出されないのは腺腫と同様である。
- *副腎髄質シンチグラフィ(123I-MIBGシンチグラフィ):正常では交感神経に富む唾液腺・心臓、カテコールアミンの代謝部位である肝臓、MIBGの排泄による膀胱が生理的な集積として描出される。褐色細胞腫では副腎性、異所性、転移性問わずに90%が集積する。神経芽細胞腫でも同様の集積を見せ、原発巣や転移巣に集積する。甲状腺髄様癌やカルチノイドなどの神経堤関連腫瘍への集積も見られる。
[★]
- 英
- 131I-adosterol
- 関
- アドステロール、131I-アドステロール副腎シンチグラフィ
- 副腎皮質に取り込まれる。
- クッシング症候群や原発性アルドステロンの確定診断に有用
[★]
- 関
- シンチグラフィー、シンチグラム
脳血流シンチグラム
脳槽シンチグラム
心筋シンチグラム
心筋壊死シンチグラム
心筋脂肪酸代謝シンチグラム
心筋交感神経シンチグラム
骨血流シンチグラム
肺換気シンチグラム
骨シンチグラム
骨髄シンチグラム
甲状腺シンチグラム
- 123I :(甲状腺摂取率)3時間値5-20%、24時間値15-35%
- 99mTcO4-:(甲状腺摂取率)30分値0.4-3.0%。唾液腺、唾液への生理的な取り込みが多いためバックグラウンドが高い。
- 131I :全身シンチグラムに使用。甲状腺全摘出後に行う。
- 123I-MIBG:甲状腺髄様癌
- 210Tl:分化型甲状腺癌
- 67Ga:甲状腺未分化癌、甲状腺悪性リンパ腫
副甲状腺シンチグラム
- 99mTc-MIBI:ヘキサキス(2-メトキシイソブチルイソニトリル)テクネチウム(99mTc):副甲状腺腫に集積
副腎髄質シンチグラム
副腎皮質シンチグラム
- 131I-アドステロール:クッシング症候群や原発性アルドステロンの確定診断に有用。たぶんステロール環をもっており副腎皮質に取り込まれる
腎シンチグラム
肝受容体シンチグラム
肝胆道シンチグラム
唾液腺シンチグラム
全身検索
ガリウムシンチグラム
タリウムシンチグラム
MIBGシンチグラム
FDGシンチグラム
[★]
- 英
- kidney、renal
- 関
- 腎性、腎臓
漢方医学
機能
- 1. 成長、発達、生殖能を維持する
- 2. 骨、歯牙の形成と維持に関与
- 3. 水分代謝を調節する
- 4. 呼吸脳を維持する
- 5. 思考力、判断力、集中力を維持する
失調
- 症状:性欲減退、骨の退行性変化、歯芽の脱落、毛髪の脱落、夜間頻尿、浮腫、口渇、息切れ、精神運動の低下、視力・聴力の低下、不眠、四肢の冷え・ほてり、しびれ、小腹不仁
- 治療方剤
[★]
- 英
- adrenal gland (KH), suprarenal gland (Z)
- 同
- 腎上体
解剖
血管(図:N.322)
- ref(renal_gland_av.png,副腎)
組織
機能
[★]
- 英
- iodine-131
- 同
- radioiodine-131、ヨウ素-131、ヨウ素131
- 関
- 放射性核種、ヨウ素
- 治療を目的として用いられる(放射線ヨード療法):バセドウ病、甲状腺癌 → 被曝が大きいので
- 半減期:8 d
- 壊変様式:β- β崩壊
- 13153I → + e- + νe
- 中性子が陽子、β線(電子)、反電子ニュートリノに変換。
- 131m54Xe → 13154Xe + γ
- 半減期:2 d
- 壊変様式:IT 核異性体転移
[★]
- 英
- adosterol
- 関
- 131I-アドステロール、131I-アドステロール副腎シンチグラフィ
- 副腎に集積する特徴を有する。
- 放射性核種に置換した131I-アドステロールを用いて、シンチグラムの為に用いられる。