- 英
- adrenal incidentaloma
- 同
- 副腎偶発腫
- 関
- 副腎腫瘍
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- 副腎偶発腫瘍は腹部CT施行例の0.3~0.8%に副腎腫瘍が認められる。
- 男性51.9%.女性48.1%、平均年齢58.0歳であった。
- 腫瘍の内訳は非機能性副腎腺腫が50.8%と最も多く、次いでコルチゾール産生腺腫10.5%、褐色細胞腫8.5%、アルドステロン産生腺腫5.1%の順であった。
- 副腎癌は副腎偶発腫の1.4%であった。
- 悪性腫瘍転移は3.7%であった。
- 副腎径が大きいほその確率が高くなり、副腎径が5cm以上の腫瘍では、無症候でも確率が高く、手術を考慮する。
参考
- 副腎偶発腫瘍の鑑別診断と治療 - 日本内科学会雑誌 第103巻 第 3 号
- https://www.jstage.jst.go.jp/article/naika/103/3/103_650/_pdf
UpToDate Contents
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- 1. 副腎偶発腫 the adrenal incidentaloma
- 2. 副腎皮質腫瘍の臨床症状および評価 clinical presentation and evaluation of adrenocortical tumors
- 3. 副腎皮質腺腫の治療 treatment of adrenocortical adenomas
- 4. 褐色細胞腫の臨床症状および診断 clinical presentation and diagnosis of pheochromocytoma
- 5. クッシング症候群の診断 establishing the diagnosis of cushings syndrome
Japanese Journal
- 副腎腫瘍の検査・診断 副腎皮質腫瘍の検査・診断法--概論 (内分泌腺腫瘍--基礎・臨床研究のアップデート) -- (副腎腫瘍)
- Case of Adrenal Incidentaloma with 131I-adosterol Scintigraphy Showing High Uptake Despite No Significant Physical or Endocrinological Abnormalities
- Ogo Atsushi,Mayoba Yuka,Sakai Yoshiyuki,Hiramatsu Shinsuke,小河 淳,的場 ゆか,坂井 義之,平松 真祐,オゴウ アツシ,マトバ ユカ,サカイ ヨシユキ,ヒラマツ シンスケ
- 福岡医学雑誌 101(6), 128-131, 2010-06-25
- … 歳,女性.4年前に指摘された,24mm × 19mm の左側副腎偶発腫瘍の再評価目的で入院となった.MR 所見でも腺腫を示唆され,内分泌学的身体所見は認めなかった.内分泌学的検査では,コルチゾールは正常な日内リズムで,デキサメサゾン1 mg 抑制試験で十分な抑制を認めた.早朝ACTH値は正常で,CRH負荷試験においても正常な反応がみられた.レニンーアルドステロン系や副腎髄質ホルモンは正常であり,以上 …
- NAID 120002451552
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- 副腎偶発腫瘍の患者様へ 内科(日本内分泌学会 指導医):山北 宜由 副腎とは? 腰の左右にある腎臓の上についている、幅2-3cm、長さ4-6cm、厚さ1cm程度で、重さ4-6gしかない小さな臓器です。しかし、そこでは、ヒトが生きていくためには ...
- 概要 副腎(ふくじん)とは、左右の腎臓の上にある小さな内分泌臓器(左右2つあります)で、皮質と髄質からできています。皮質では、アルドステロン、コルチゾール、副腎男性ホルモンを作っています。髄質では、カテコラミン ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- adrenal tumor
- 関
- 副腎癌、副腎新生物 adrenal neoplasm adrenal gland neoplasm。副腎偶発腫瘍
- 131I-アドステロール副腎シンチグラフィ
概念
分類
-
- 副腎癌:(原発性)腺癌が多い。予後は悪い。(転移性)
ホルモン分泌の有無
部位
-
-
- 褐色細胞腫:90%が副腎由来。両側性が10%。サイズは2cmを超えるものが多い。単純CTでは内部に壊死や嚢胞変性による低吸収域を示すものが多く、点状あるいは粗大な石灰化は約30%に認める。
- 神経芽腫:乳幼児期に好発。80%が副腎由来。単純CTでは大多数に石灰化を認め、出血や壊死による低吸収を伴う。
検査
画像検査
- 131I-アドステロール副腎シンチグラフィ:副腎のホルモン産生を反映したアドステロールの取り込みを放射性核種によりシンチグラムを行う。原発性アルドステロンではアルドステロンがATCHを抑制しないので、原則として両側副腎が描出され、腺腫側の副腎が強く描出される。過形成の場合は明らかな左右差を認めない場合が多い。グッシング症候群では、コルチゾールとACTHのフィードバック機構があるため、副腎腺腫の場合には腺腫側の副腎のみが、下垂体性の場合にはATCH増加により両側の副腎が強く描出される。副腎癌の場合は不均一な取り込みか全く取り込まれないが、健側の副腎が描出されないのは腺腫と同様である。
- *副腎髄質シンチグラフィ(123I-MIBGシンチグラフィ):正常では交感神経に富む唾液腺・心臓、カテコールアミンの代謝部位である肝臓、MIBGの排泄による膀胱が生理的な集積として描出される。褐色細胞腫では副腎性、異所性、転移性問わずに90%が集積する。神経芽細胞腫でも同様の集積を見せ、原発巣や転移巣に集積する。甲状腺髄様癌やカルチノイドなどの神経堤関連腫瘍への集積も見られる。
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- 英
- tumor
- 同
- 新生物 neoplasm new growth NG
- 関
分類(EPT.65)
悪性度
細胞と間質の割合
発生学的由来
組織学的分類
上皮性腫瘍
良性腫瘍
悪性腫瘍
非上皮性腫瘍
良性腫瘍
悪性腫瘍
-
臓器別分類
外陰部(女性)
子宮
卵巣
- 表層上皮性・間質性腫瘍 Surface epithelial-stromal tumors
- 性索間質性腫瘍 Sex cord/stromal tumors
- 胚細胞腫瘍 Germ cell tumors
腫瘍と関連する疾患 first aid step1 2006 p.294
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- 英
- adrenal gland (KH), suprarenal gland (Z)
- 同
- 腎上体
解剖
血管(図:N.322)
- ref(renal_gland_av.png,副腎)
組織
機能
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- 英
- adrenal incidentaloma
- 関
- 副腎腫瘍
- 画像検査をきっかけに偶然発見される副腎腫瘍のことを指す
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- 関
- 偶発腫瘍
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- 関
- 偶発腫