- 英
- hereditary Heinz body hemolytic anemia
- 関
- ハインツ小体溶血性貧血
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- 1. 球状赤血球 spherocyte :中央淡明がなく,厚みが増し、直径が減少し小円形状になる。 ①カップ型(有口状)に変形し球状化:遺伝性球状赤血球症 ②膜の部分的喪失:自己免疫性溶血性貧血 ③細胞突起(ウニ状)から球状化:老化 ...
- 遺伝性ハインツ小体溶血性貧血 ・ このページの最終更新日時 2015年10月18日 (日) 10:31 「遺伝性ハインツ小体溶血性貧血」の掲示板 / 関連記事 / コメント イデンセイハインツショウタイヨウケツセイヒンケツ 【英】hereditary Heinz body ...
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★リンクテーブル★
[★]
- 英
- anemia
- 同
- 貧血症
- 関
- 慢性疾患による貧血 anemia of chronic disease ACD
定義(2007前期生理学プリント、WHOの貧血判定基準)
|
Hb(g/dl)
|
Ht(%)
|
男性
|
13
|
39
|
女性
|
12
|
36
|
高齢者・乳幼児・妊婦
|
11
|
33
|
ヘモグロビンと貧血症状
- 8 g/dl :急性貧血で症状が出る
- 7 g/dl :慢性貧血で症状が出る
- 5 g/dl :心雑音
- 3 g/dl :生命の危険
病因
臨床検査
- 一つの赤血球の平均の大きさが分かる
臨床検査に基づく分類
- 正球性貧血
- 小球性貧血
- 大球性貧血
- 低色素性貧血
- 正色素性貧血
貧血の鑑別 (文献不明)
スクリーニングによる貧血の鑑別 (OLM.80)
- Fe↓、UIBC↑、フェリチン↓:鉄欠乏性貧血、慢性出血、慢性体内溶血。体内での鉄の絶対量が不足
- Fe↓、UIBC↓、フェリチン↑:慢性感染症、慢性炎症。細網系では鉄が増加しているが(フェリチン↑)、末梢に鉄を放出できず(Fe↓)、トランスフェリンも減少している(UIBC↓)
身体所見
USMLE
貧血と低酸素血症
- 貧血とは血液中のヘモグロビン濃度が低下した状態であり、一方、低酸素血症は単位体積あたりの酸素分圧が低下してる状態である。PaO2低下すなわちSpO2の低下に相当すると考えてみよう。貧血ではヘモグロビン濃度は少なくても、その少ないヘモグロビンの各々は十分に酸素化されるため、SpO2は低下しない。ただし、ヘモグロビンの絶対量が少ないために、末梢組織に届ける酸素の量が少なくなるだけなのである。(cf. 101B071)
臨床
- MCVで検査項目を絞っていくが、病態が複雑な場合はMCVによる絞り込みが意味をなさないことがある。commonな貧血から除外していく。
- 1. 血算、網状赤血球、フェリチン、鉄、UIBC、葉酸、ビタミンB12
- 2. 銅、亜鉛
- 3. 赤沈、血液像
- 4. 抗核抗体、抗dsDNA抗体、ハプトグロビン、免疫電気泳動(血液)、蛋白分画、IgG,IgA,IgM、C3c、C4、CH50、エリスロポエチン
- 5. 抗SS-A抗体、抗Sm抗体、ループスアンチコアグラント、抗カルジオ抗体、抗CLGPI抗体、抗RNA抗体、PR3-ANCA、MPO-ANCA、直接クームス検査
- 6. リンパ球サブセット、PNH(CD55,CD59)
[★]
- 英
- hemolytic anemia
- 同
- 溶血性黄疸 hemolytic jaundice
- 関
- 貧血
概念
- 赤血球寿命が種々の原因により短縮することに伴う貧血の総称。
病因
- 赤血球が何らかの原因により破壊され、骨髄の代償能力を超えて赤血球が減少することにより貧血を呈する。 → 溶血が存在するが貧血ではない状態がある。
- 溶血の原因
-
-
HIM.653
赤血球内の素因
- 1. ヘモグロビンの異常
- 2. 膜-細胞骨格複合体の異常
赤血球外の素因
- 家族性溶血尿毒症 familial hemolytic uremic syndrome
-
症状
参考
- [charged]Extrinsic nonimmune hemolytic anemia due to mechanical damage: Fragmentation hemolysis and hypersplenism - uptodate
- http://www.uptodate.com/contents/extrinsic-nonimmune-hemolytic-anemia-due-to-mechanical-damage-fragmentation-hemolysis-and-hypersplenism?source=search_result&selectedTitle=2%7E150
[★]
- 英
- hemolysis, hematolysis
- 関
- HELLP syndrome
- 溶血性疾患 see → OLM.125
溶血と臨床検査
- 採血した血液の溶血により影響の大きい測定項目はLDHとASTである。
- しかしながら下表によれば、LDH、Fe、酸ホスファターゼ、カリウム、AST、ALTの順に影響が大きいとある。
血清と赤血球の生化学成分の濃度差
- LAB.465
成分
|
単位
|
血漿
|
赤血球
|
赤血球/血漿
|
クレアチニン
|
mg/dl
|
1.1
|
1.8
|
1.63636363636364
|
非タンパク性窒素
|
mg/dl
|
8
|
14.4
|
1.8
|
Mg
|
mEq/l
|
2.2
|
5.5
|
2.5
|
非糖性還元物質
|
mg/dl
|
8
|
40
|
5
|
ALT
|
IU/l
|
30
|
150
|
5
|
AST
|
IU/l
|
25
|
500
|
20
|
カリウム
|
mEq/l
|
1.1
|
100
|
90.9090909090909
|
酸性ホスファターゼ
|
IU/l
|
3
|
200
|
66.6666666666667
|
Fe
|
ug/dl
|
100
|
9700
|
97
|
LDH
|
IU/l
|
360
|
58000
|
161.111111111111
|
アルギナーゼ
|
IU/l
|
trace
|
12
|
>1,000,000
|
[★]
- 英
- heredity, inheritance
- 同
- 氏か育ちか
- 関
- 遺伝子、遺伝性疾患。遺伝形式
- 親のもつ遺伝情報が遺伝子によって子孫に伝達され、その作用によって形質が発現すること。
[★]
- 英
- Heinz body hemolytic anemia
- 同
- 遺伝性ハインツ小体溶血性貧血 hereditary Heinz body hemolytic anemia
- 関
- ハインツ小体