- 英
- pulmonary arterial pressure pulmonary artery pressure PAP
- 関
- 肺静脈圧、肺動脈楔入圧、血圧
図:ICU.144
- スワンガンツカテーテルで測定
- 圧波形は歪んだ三角波
正常値
- (安静時)
- 収縮期圧 15-35 mmHg
- 拡張期圧 8-12 mmHg、6-12 mmHg(ICU.144)
- 17-32/4-13 mmHg (YN.C-29)
臨床関連
参考
- http://www.info.pmda.go.jp/ygo/pack/20600BZY00755000_A_01_01/figures/200225_20600BZY00755000_A_01_01_fig05.gif
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 特発性肺動脈性肺高血圧症の治療目標としての肺動脈圧降下の重要性(6.肺高血圧症の最新治療,<特集>第75回日本循環器学会学術集会)
- 獣医師生涯研修事業のページ Q&A小動物編[含 解答と解説] (日本獣医師会雑誌(日獣会誌))
- 心エコー図検査での肺動脈圧ならびに右心不全の評価の注意点 (特集 肺高血圧症の最新診療早わかり) -- (診断法のエッセンス)
Related Links
- 肺動脈の血圧のこと。正常値は収縮期圧30~15mmHg、拡張期圧8~2mmHg、平均 圧18~9mmHgとされている。肺高血圧症診断のために測定される。肺動脈圧が高いと 右心室に負荷がかかるため、心臓.
- 黄色カテーテルの先端にあるバルーンを膨らませて右心室からの圧を遮断すると、肺の 毛細血管の静水圧を示すようになる。これが肺動脈楔入圧(Pulmonary capillary wedge pressure; PCWP)である。この圧は左心房の圧に ...
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★リンクテーブル★
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- 次の文を読み、7~9の問いに答えよ。
- 46歳の男性。背部に放散する激しい腹痛を主訴に来院した。
- 現病歴 : 昨日の夕方に大量飲酒した。夜半から背部に放散する上腹部痛が出現した。今朝から疼痛がさらに増強し、腹部全体に広がり、冷汗も出現した。
- 既往歴 : 6年前腹部超音波検査で胆石を発見されたが放置している。3年前から高血圧症でカルシウム拮抗薬を投与されている。
- 嗜好 : 32歳時から1日平均約3合の日本酒を毎日飲酒している。
- 現症 : 身長165cm、体重76kg。体温37.8℃。呼吸数34/分。脈拍124/分、整。血圧76/48mmHg。心肺に異常所見はない。腹部では、全体に圧痛を認め、反跳痛も認める。左背部に叩打痛を認める。
- 検査所見 : 尿所見:蛋白1+、糖(-)。血液所見:赤血球391万、Hb12.7g/dl、Ht38%、白血球11,800。血清生化学所見:血糖215mg/dl、総蛋白6.2g/dl、アルブミン3.3 g/dl、尿素窒素50mg/dl、クレアチニン2.0mg/dl、総ビリルビン1.0 mg/dl、GOT62単位(基準40以下)、GPT76単位(基準35以下)、LDH760単位(基準176~353)、アルカリホスファターゼ296単位(基準260以下)、γ-GTP320単位(基準8~50)、アミラーゼ1,560単位(基準37~160)、Na133mEq/l、K5.0mEq/l、Cl 100mEq/l、Ca 7.2mg/dl、CRP 38mg/dl(基準0.3以下)。動脈血ガス分析(自発呼吸、room air)PO2 60.6 Torr、base excess -5mEq/l。
[正答]
※国試ナビ4※ [095H008]←[国試_095]→[095H010]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [103C031]←[国試_103]→[103D002]
[★]
- Swan-Ganzカテーテル検査で測定できないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [103E038]←[国試_103]→[103E040]
[★]
- 生理学での圧力の単位には以下のようなものが使われている。
- 例えば、気体の分圧、血圧、浸透圧の大きさを表現するために使われている。
mmHgとtorr
- 厳密には異なる → トル
mmHgとmmH2O
Wikiによれば
1 [mH2O] = 9.80665 [m/s2] × 1000 [kg/m3] × 1 [m] = 9806.65 [Pa]
ゆえに
1 [cmH2O] = 9.80665 [m/s2] × 1000 [kg/m3] × 1 [mm] = 98.0665 [Pa]
1 [mmH2O] = 9.80665 [m/s2] × 1000 [kg/m3] × 1 [mm] = 9.80665 [Pa]
また
133.322 [Pa]=1 [torr] ≒ 1 [mmHg]~
よって
1 [mmHg] = 1.35951 [cmH2O] = 13.5951 [mmH2O]};
これはHgの密度を反映している
生体内の圧力
- http://www8.ocn.ne.jp/~halfboil/note/not-03.html
正常血圧
|
120/80mmHg
|
SpO2=98%
|
CVP 中心静脈圧
|
4-8 mmHg
|
50-100mmH2O
|
SpO2=70-75%
|
RA右房圧
|
6mmHg
|
SpO2=75%
|
LA左房圧
|
10/0mmHg
|
SpO2=95%
|
RV右室圧
|
20/0mmHg
|
SpO2=75%
|
LV左室圧
|
110/10mmHg
|
SpO2=95%
|
PA肺動脈圧
|
20/10mmHg
|
SpO2=75%
|
Ao 大動脈圧
|
110/70mmHg
|
SpO2=95%
|
PAWP肺動脈楔入圧
|
10-12mmHg
|
SpO2=100%
|
PaO2動脈酸素分圧
|
100-80mmHg
|
|
PaCO2動脈炭酸ガス分圧
|
45+-5mmHg
|
|
頭蓋内圧ICP intracranial pressure
|
6-12mmHg
|
120-180mmH2O
|
髄液圧
|
|
20-40mmH2O
|
門脈圧PVP
|
|
80-180mmH2O
|
胸腔内圧
|
|
正常眼圧
|
15±5mmHg
|
|
- 肺毛細管圧:8-10 mmHg (SAN.192)
- 肺静脈圧:4-5 mmHg (SAN.192)
[★]
- 英
- pulmonary artery catheterization
- 同
- スワン-ガンツ・カテーテル Swan-Ganzカテーテル Swan-Ganz catheterization, Swan-Ganz catheter
測定可能な項目
合併症
- ICU.141 参考1改変
- 穿刺時:動脈穿刺、出血、気胸、神経損傷
- 挿入時:不正脈、抜去困難、心臓・肺動脈穿孔
- 維持中:不整脈、血栓(カテーテル閉塞、静脈内血栓)、肺梗塞、カテーテル関連感染症/敗血症、肺動脈弁損傷、血小板減少
参考
- http://yf0117.blogspot.com/2009/01/swan-ganz.html
- 2. [charged] Insertion of pulmonary artery catheters - uptodate [1]
- 3. [charged] Pulmonary artery catheterization: Indications and complications - uptodate [2]
- 4. [charged] Pulmonary artery catheterization: Interpretation of tracings - uptodate [3]
[★]
[★]
- 英
- [[]]
- 関
- 肺動脈圧
[★]
- 英
- mean pulmonary arterial pressure, MPA
- 関
- 肺動脈圧 PAP
[★]
- 英
- pulse pressure, PP
- 関
- 血圧、脈圧低下 脈圧狭小
- 収縮期血圧(最高血圧)と拡張期血圧(最小血圧)の差。
脈圧の上昇
- 血管壁の硬直によるウインドケッセル効果?の消失による
脈圧の低下
- 拡張期の短縮 → 心室に血液が充分充満しないうちに駆出されるため
[★]
- 英
- plumonary artery PA
- 同?
- 肺動脈幹 pulmonary trunk truncus pulmonalis
- 関
- 肺静脈
- 肺門で肺動脈はT5椎体の高さで肺に入る (Qbook. p56)
疾患との関連
肺動脈の拡張 QB.C-384
[★]
- 英
- arterial blood pressure、arterial pressure, AP
- 関
- 血圧、静脈圧、動脈、静脈
[★]
- 英
- artery (Z)
- ラ
- arteria
- 関
- 静脈
[★]
- 英
- pressure
- 関
- 圧力