第1度無月経
UpToDate Contents
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- 1. 原発性無月経の原因causes of primary amenorrhea [show details]
…evaluation and treatment options for primary amenorrhea and the etiology, diagnosis, and treatment of secondary amenorrhea are discussed separately. Primary amenorrhea is defined as the absence of menses at …
- 2. 続発性無月経の疫学および原因epidemiology and causes of secondary amenorrhea [show details]
…oligomenorrhea are the same as for secondary amenorrhea. The epidemiology and causes of secondary amenorrhea are reviewed here. The evaluation and management of secondary amenorrhea and the causes, evaluation, and …
- 3. 続発性無月経の評価およびマネージメントevaluation and management of secondary amenorrhea [show details]
…same as for secondary amenorrhea. The evaluation of secondary amenorrhea and a brief summary of treatment options are reviewed here. The epidemiology and causes of secondary amenorrhea and overviews of primary …
- 4. 機能性視床下部性無月経:病態生理と臨床症状functional hypothalamic amenorrhea pathophysiology and clinical manifestations [show details]
…Functional hypothalamic amenorrhea (FHA) is the term used to describe amenorrhea that results from such causes and is diagnosed after ruling out other etiologies of amenorrhea. The terms functional hypothalamic …
- 5. 機能性視床下部性無月経:評価とマネージメントfunctional hypothalamic amenorrhea evaluation and management [show details]
… Women with FHA usually present with secondary amenorrhea, although some present with primary amenorrhea. The evaluation of both types of amenorrhea includes a thorough history and physical examination …
Japanese Journal
- 症例 10年にわたるKaufmann療法後に自然妊娠に至った無月経の1例
- 正常プロラクチン血性月経異常に対するブロモクリプチンの適応選択ならびに治療成績 : ことにクロミフェンとの比較に関する多施設治験成績
- 玉田 太朗,赤塚 正純,春日 義生,熊坂 高弘,斉藤 達郎,田村 貴,野口 忠男,正岡 薫,村田 高明,柳田 千代男
- 日本産科婦人科學會雜誌 39(4), 621-625, 1987
- … が正常レベルの月経異常でも排卵誘発,妊娠成立にブロモクリプチン(以下Br)が有効の場合があることが知られている.本研究はクロミッドとの使い分けを知る目的で,軽症の正常PRL性排卵障害(無排卵周期症,第一度無月経,稀発月経,黄体機能不全)53例より,I)クロミッドで排郵誘発無効例21例,II)クロミッドで排卵するが妊娠しない挙児希望例23例について,Brの排卵誘発,妊娠成立への効果および内分泌学的検討を行って下記の結 …
- NAID 110002119595
Related Links
- 無月経の重症度は第1度無月経と第2度無月経の2つに分類されます。. ① 第1度無月経. 無月経の方にゲスターゲン(プロゲスチン)テストといって、プロゲスチン製剤(黄体ホルモン製剤)を投与し、出血が認められた場合を第1度無月経といいます。. 第1度無月経の場合、ある程度の卵胞(卵子を入れている卵巣にある袋)の発育が認められます。. 発育した ...
- 無月経は大きく第1度と第2度に分類されます。 第1度は、卵胞ホルモンの分泌は確保されていますが、黄体ホルモンの分泌が減少しているもので、黄体ホルモンを投与すると月経に似た出血があります(消退出血)。
- 第一度無月経では内因性のエストロゲン分泌は保たれており、エストロゲンのみに長期間暴露されていることによる弊害(子宮内膜症や将来の子宮体がん発症リスクの上昇など)や、多嚢胞性卵巣症候群などにみられる高アンドロゲン血症やインスリン抵抗性などによる将来の生活習慣病発症のリスク増大などから、Holmstrom治療を2-3ヵ月毎に行って月経を誘導する。
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★リンクテーブル★
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- 英
- clomiphene, clomifene
- 化
- クエン酸クロミフェン クロミフェンクエン酸塩 clomifene citrate clomifeni citras
- 同
- クロラミフェン chloramiphene
- 商
- クロミッド、セロフェン、スパクロミン
- 関
- エンクロミフェン、エストロゲン。クロミフェン療法
作用機序
- 弱いエストロゲン作用と中程度の抗エストロゲン作用を有しており、視床下部のエストロゲン受容体に競合的に結合して(ネガティブフィードバックを解除することで?。単なる競合阻害薬として作用するのであろう)、ゴナドトロピン放出ホルモン、ゴナドトロピンの分泌を促す。
- ⇔ GnRHアゴニスト(GnRH受容体アゴニスト。下垂体のGnRH受容体のダウンレギュレーションを狙って用いられる。これによりゴナドトロピンの分泌が抑制される。)
薬理作用
適応
排卵誘発
- 投与方法:月経第5日から5日間
- 排卵率:70-80%
- 1-5の卵胞が成熟卵胞となる ⇔ hMG刺激では数個から十数個の卵胞が成熟卵胞となる。
禁忌
重要な基本的注意
- 参考1
- (1) 投与前少なくとも1ヵ月間及び治療期間中は基礎体温を必ず記録させ,排卵誘発の有無を観察すること。
- (2) 無月経患者においては投与前にgestagen testを行い,消退性出血開始日を第1日として5日目に,また投与前に自然出血(無排卵周期症)があった場合はその5日目に投与を開始すること。
- (3) 投与後基礎体温が高温相に移行した場合は,投与を中止し,必ず妊娠成立の有無を確認すること。
副作用
- 頚管粘液低下、子宮内膜発育不良(抗エストロゲン作用に基づく)
- 参考1
- 卵巣過剰刺激(≧5%。下腹部痛等の卵巣腫大症状)、虚血性視神経症(≧5%)、霧視等の視覚症状(>0.1-5%未満)、過敏症(≧5%。発疹等)、精神変調(≧5%)、頭痛・情動不安等(0.1-5%未満)、肝臓酵素異常(≧5%。AST上昇,ALT上昇,ビリルビン上昇,γ-GTP上昇)、肝機能低下(<0.1%。5%以上のBSP排泄遅延)、悪心・嘔吐・食欲不振等(<0.1-5%)、顔面潮紅・尿量増加・口渇・疲労感(<0.1-5%)
臨床関連
参考
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/2499009F1080_1_03/2499009F1080_1_03
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- 英
- amenorrhea first grade
- 同
- 第I度無月経、第一度無月経、第1度無月経
- 関
- クッパーマン試験、無月経、第2度無月経、消退出血
[show details]
概念
- クッパーマン試験において、プロゲステロン投与によって消退出血を起こしうる無月経
- 比較的軽度の無月経と判断される。
- エストロゲンは十分に子宮内膜に作用しているが、プロゲステロンが作用しきれない?
原因
治療
- プロゲステロンの周期投与
- クロミフェン療法(エストロゲン分泌軽度低下~正常、プロゲステロン×)
[★]
- 英
- amenorrhea second grade
- 同
- 第II度無月経
- 関
- 無月経、第一度無月経
[★]
- 英
- amenorrhea
- 関
- 月経 menorrhea、月経異常
発症時期による分類
原因による分類
検査
-
[★]
- 英
- primarily
- 関
- 一次的、主、主要、本来
[★]
- 英
- menstruation, menses
- 関
- 月経周期