- 英
- nuclear receptor superfamily
- 同
- 核内レセプタースーパーファミリー
- 関
- 核内受容体
- 細胞質体に存在し、リガンドの結合により核内に移行してDNAに結合して転写を促進する
ドメイン構造
- N末端--A/B(制御領域)--C(DNA結合領域)--D(核移行シグナル)--E/F(リガンド結合領域)--C末端
受容体とリガンド
UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 甲状腺ホルモン受容体(TR)による遺伝子発現調節とTR遺伝子異常 : 甲状腺ホルモン不応症モデルマウスに発生する下垂体TSH産生腫瘍(中村賞受賞者)
- 古元 礼子
- 山口医学 57(5), 145-152, 2008-10-31
- 甲状腺ホルモン(T3,T4)は発生,成長,代謝において重要な働きをしているが,その作用は甲状腺ホルモン受容体(TR)を介して発現する.TRは核内受容体スーパーファミリーに属するリガンド依存性の転写調節因子であり,標的遺伝子の発現を調節する.ヒトのTR遺伝子の異常は甲状腺ホルモン不応症(RTH)として報告され,αとβの2つのTR遺伝子のうち,TRβ遺伝子の欠損または変異によるホルモン作用の異常である …
- NAID 110006990344
- ラット個体発生におけるNerve Growth Factor-induced GeneB-βの発現
- 李 英敏
- 新潟医学会雑誌 122(4), 194-204, 2008-04
- Nerve growth factor-induced geneB-β(NGFIB-19)は核内受容体スーパーファミリーの一員で,主に中枢神経系に発現する.本研究では新たに作製された抗ヒトNGFIB-β抗体を用いて免疫組織化学染色(以下[免疫染色])を行い,ヒトおよびラットの副腎皮質,網膜細胞,中枢神経系の神経細胞における発現を観察した.さらに神経細胞分化におけるNGFIB-βの意義を明らかにする …
- NAID 110007146534
- 男性ホルモン受容体を介した転写活性に影響を及ぼす化合物(<特集>農薬活性分子の作用機構研究に関する最近の進歩)
- 田村 廣人,細田 晃文,赤松 美紀
- 日本農薬学会誌 33(1), 33-39, 2008-02-20
- 外因性内分泌かく乱化学物質は,「内分泌機能の変化を介して正常個体(intact organism)あるいはその子孫の健康に悪影響を及ぼす外来性物質である」とOECDにより定義され,我国では環境省が1998年にSPEED98計画(Strategic Programs on Environmental Endocrine Disruptorsの頭文字の略)を実施した.外因性内分泌かく乱化学物質の中で最 …
- NAID 110006614068
Related Links
- 核内受容体同士は上記のように遺伝子配列に高い共通性があり、遺伝子スーパー ファミリーを形成している。以下に、ヒトに存在する48種の核内受容体を相同性に基づく 分類により以下のように列記 ...
- エストロゲン受容体(-じゅようたい、英:Estrogen Receptor、ER)とはステロイド受容体 スーパーファミリーに属する分子の一つである .... GPR30はGタンパク質共役受容体の 一種であり、核内受容体タイプのERがリガンドの結合により転写因子としてDNAと相互 ...
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★リンクテーブル★
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- 英
- thyroid hormone, thyroid hormones
- 関
- 甲状腺、サイログロブリン、カルシトニン、甲状腺ホルモン製剤
- 胎児の発育・新生児の生理と適応
種類
分類
性状
産生組織
標的組織
受容体
- 核内甲状腺受容体(甲状腺ホルモン受容体ファミリー)
- ステロイドレセプタースーパーファミリーに属する → 核内受容体スーパーファミリー
作用
代謝系別
- 脳、脾臓、睾丸をのぞくすべての組織で酸素消費を高める ← 甲状腺クリーゼによる発熱の原因
- カテコラミンの作用を増強する
心筋細胞のカテコールアミン受容体を増加 ←証明されていない?
-
-
- →甲状腺ホルモンの投与によりコルチゾールが減少し副腎クリーゼを誘発
- エリスロポエチン産生促進 → 赤血球増加
- ヘモグロビンからの酸素解離を促進 → 末梢組織での酸素利用↑
- 骨代謝回転を高め、骨形成・骨吸収を促進 (閉経後女性で甲状腺ホルモン多 → 骨塩量減少 → 骨粗鬆症
- グレーブス病では筋肉蛋白の代謝亢進、筋肉量の減少、筋力低下、筋脱力、四肢麻痺
-
- 肝臓におけるコレステロール産生を促進
- 肝臓のトリグリセリドリパーゼ活性を亢進し、コレステロールの代謝を促進
- コレステロールが減少 ← 総じて分解系の法が作用が強い
薬理学的作用 (SPC.321)
- 全ての生体の活動に関わる-(不足)→成長停止、身体的・精神的発育停止
- 組織の酸素消費を高め、基礎代謝を亢進させる。Na+,K+-ATApaseの活性刺激や、核内クロマチンに作用してDNA転写を促進する作用による
- 上記の通り
- ネガティブフィードバック
分泌の調節
- 視床下部--(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン)-→下垂体前葉--(甲状腺刺激ホルモン)-→甲状腺濾胞細胞-→T3, T4-→T3, T4は下垂体前葉・視床下部に作用し甲状腺刺激ホルモンの分泌を抑制
分子機構
臨床関連
過多
欠乏
-
- 低栄養、外傷、感染症、手術、腎不全、肝不全、心不全、悪性腫瘍
- エネルギー消費を減らすための適応かもしれない
- 以上2007後期生理学授業プリント内分泌(3)
生合成 (SP.916)
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- 英
- nuclear receptor superfamily
- 関
- 核内受容体スーパーファミリー
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核内受容体スーパーファミリー
- 同
- 16
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- 英
- receptor
- 同
- レセプター、リセプター
- 関
種類
First Aid FOR THE USMLE STEP 1 2006 p.199
一般的作動薬
|
受容体
|
G protein subunit
|
作用
|
アドレナリン ノルアドレナリン
|
α1
|
Gq
|
血管平滑筋収縮
|
α2
|
Gi
|
中枢交感神経抑制、インスリン放出抑制
|
β1
|
Gs
|
心拍数増加、収縮力増加、レニン放出、脂肪分解
|
β2
|
骨格筋筋弛緩、内臓平滑筋弛緩、気道平滑筋弛緩、グリコーゲン放出
|
β3
|
肥満細胞脂質分解亢進
|
アセチルコリン
|
M1
|
Gq
|
中枢神経
|
M2
|
Gi
|
心拍数低下
|
M3
|
Gq
|
外分泌腺分泌亢進
|
ドーパミン
|
D1
|
Gs
|
腎臓平滑筋弛緩
|
D2
|
Gi
|
神経伝達物質放出を調節
|
ヒスタミン
|
H1
|
Gq
|
鼻、器官粘膜分泌、細気管支収縮、かゆみ、痛み
|
H2
|
Gs
|
胃酸分泌
|
バソプレシン
|
V1
|
Gq
|
血管平滑筋収縮
|
V2
|
Gs
|
腎集合管で水の透過性亢進
|
チャネルの型による分類(SP. 154改変)
イオンチャネル連結型受容体
Gタンパク質共役型受容体
受容体とシグナル伝達系
リガンド、受容体、細胞内情報伝達系
PKA,PKC
癌細胞における
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- 英
- nuclear receptor
- 関
- 核内受容体スーパーファミリー
- 細胞質受容体 intranuclear receptor
核内受容体スーパーファミリー
構造 (SPC.57)
- DNA結合部位とホルモン結合部位を有する
- ホルモン非存在下ではホルモン結合部位がDNA結合部位に結合して抑制している
- DNA結合部位にZnフィンガーモチーフを有する
[★]
- 英
- accept, acceptance
- 関
- 受け取る、承認、受諾、認容、認める、受け入れる
[★]
- 英
- body
- ラ
- corpus、corpora
- 関
- 肉体、身体、本体、コーパス、ボディー
[★]
- 英
- family
- 関
- 科、家族、系統群、親戚、ファミリー