- chorionic
- 英
- human chorionic gonadotrophin, (国試)hCG, HCG
- 同
- ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン、絨毛性ゴナドトロピン chorionic gonadotropin、絨毛性性腺刺激ホルモン、胎盤性性腺刺激ホルモン placental gonadotrophin
- 商
- HCG、プベローゲン、ゲストロン、ゴナトロピン、プレグニール、プロファシー, Chorex, Choron, Pregnyl
- 関
- β-HCG
概念
- シンチオトロホブラストで産生される糖タンパクホルモン(NGY.290)
分類
性状
産生組織
標的組織
受容体
作用
- TSH様作用:正常妊婦に一過性の甲状腺機能亢進症が見られることがある(YN.D-33)
分泌の調整
- 胚が子宮内膜に着床してから48時間たつと産生するホルモン (SP.965)
- 受精後2週間後には分泌され始める (SP.965)
- 黄体機能を6-7週まで刺激し、黄体からのホルモン分泌を維持する (SP.965)
- hCGの分泌は妊娠10週頃がピーク (G9M.183)
- 作用期間は短期間。最初の8週に上昇、15週にかけて低下、低レベルで維持される。妊娠末期に小さな増加 (SP.966)
分子機構
生合成
臨床関連
- 精巣からのテストステロン分泌能評価(OLM.339) ← LHと構造が似ており、ライディッヒ細胞に作用してテストステロンの産生・分泌を促す
- 妊婦の甲状腺機能亢進(gestational thyrotoxicosis)
検査
- 妊娠中:100 ← (出典不明)
- 妊娠判定:25 ← (出典不明)
正常
- 正常(男性、非妊婦)ではhCG(αβコンプレックス)は以下の通り。
- 血中:0.7mIU/ml以下
- 尿中:0.7mIU/ml以下
妊娠・疾患
- 妊娠により1万以上に上昇、正常妊娠では数万~10万mIU/mlまで上層。
- 全胞状奇胎なら50万-100万mIU/mlと高値となり、部分胞状奇胎なら数十万mIU/mlとやはり高値となる。
妊娠経過中の変化
- 妊娠4-5週 :50-1000IU/l
- 妊娠8-10週 :20万IU/l。ピークとなる。
WordNet
- of or relating to a chorion; "a chorionic villus is a minute vascular projection on the fetal chorion"
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2013/02/15 23:07:52」(JST)
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ヒト絨毛性ゴナドトロピン(-じゅうもうせい-、Human chorionic gonadotropin, hCG)とは、妊娠中に産生されるホルモンである。
目次
- 1 概要
- 2 構造
- 3 機能
- 4 妊娠検査
- 5 腫瘍マーカー
- 6 ステロイドとの娯楽利用
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概要
ヒト絨毛性ゴナドトロピンは、受胎の直後から胎児の栄養膜合胞体層(胎盤の一部)で作られる。その役割は卵巣にある黄体の分解を防いで、ヒトの妊娠に重要であるプロゲステロンの産生を保たせる。hCGの別の働きに、例えば母児免疫寛容へ影響していると考えられている。早期の妊娠検査はhCGの検出や測定によるものである。
Pregnyl®、Follutein®、Ovidrel®といった薬品(いずれも日本国外での商品名。日本では『ゴナトロピン®』など多数)は有効成分に絨毛性ゴナドトロピンを使っている。これらの製剤は排卵を誘発する黄体形成ホルモンの代わりに補助受胎(ART、いわゆる不妊治療)で使われる。
構造
hCGは237のアミノ酸からなる36.7kDaの糖タンパク質であり、また、黄体形成ホルモン(LH)、卵胞刺激ホルモン(FSH)、甲状腺刺激ホルモン(TSH)と同一のαサブユニットと独自のβサブユニットからなるヘテロダイマーである。
機能
hCGは黄体の保持を促進し、それにホルモンのプロゲステロンを分泌させる。プロゲステロンは子宮の内側を血管で肥厚させ胎児の成長ができるようにする。
LHとFSHとの類似性により、hCGもまた臨床的に卵巣では排卵、そして精巣ではテストステロン産生を誘発することができる。最も豊富な生物学的資源としては妊娠している女性があり、いくつかの団体では妊婦から尿を集めhCGを抽出して不妊治療へ役立てている。
妊娠検査
妊娠検査ではhCGの血中または尿中レベル計測して受精卵の有無を示す。特に、殆どの妊娠検査ではhCGのβサブユニット(βhCG)に特異的な抗体を用いる。検査で重要なのはhCGがLHやFSHと混乱して擬陽性の出ないことである。(後者の2つは体内で異なったレベルで存在しているのに対し、hCGは妊娠中を除き無視できるレベルである。)尿検査は25~100mIU/mlを検出できるクロマトグラフィーの免疫測定法である。尿はhCGレベルの高い朝の最初の尿でなくてはならない。もし尿の比重が1.015を越えていた場合、尿は薄める。血清検査では2~4mlの静脈血を用い、βhCGを5mIU/mlを検出でき、その濃度を定量可能な放射性免疫測定法(RIA)である。βhCGの定量できることは子宮外妊娠かどうかを見たり、胚細胞腫瘍や栄養膜腫瘍を監視するのに便利である。
胞状奇胎では胚が存在しないのに高濃度のβhCGが産生されるため、妊娠検査で擬陽性を出す。
腫瘍マーカー
βhCGはまた、奇形腫、絨毛がん、島細胞腫瘍などのいくつかのがんから分泌される。奇形腫(大抵は精巣と卵巣で見つかるが未分化胚細胞腫として脳でもみられる)を持っている疑いのある患者の場合、外科医はβhCGの測定を考えるだろう。上昇した水準が腫瘍の存在を証明することはできず、低い水準がそれを排除することもない。にも関わらず、上昇したβhCG水準は順調な治療(例えば外科手術や化学療法)の後に低下し、再発はその水準の上昇により検出される。
ステロイドとの娯楽利用
hCGは様々な蛋白同化ステロイド(Anabolic Androgenic Steroid, AAS)サイクルと組み合わされてドーピングへ用いられている。AASが男性の体へ入ると、体は自然に負のフィードバックが作動して自らのテストステロンをHPTA(視床下部下垂体甲状腺軸)を通してシャットダウンする。天然のテストステロンに擬態した高レベルのAASの類は脳下垂体へその性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)の産生をシャットダウンする。GnRHがないと下垂体は黄体形成ホルモン(LH)の分泌を停止される。LHは通常、下垂体から血流に乗って精巣へ行きテストステロンの産生と分泌の引き金を引く。LHがないと、精巣はそのテストステロン産生をシャットダウンし、精巣は萎縮する。男性ではhCGはLHに擬態して精巣内のテストステロンの回復・保持を補助する。そのため、hCGは通常、ステロイドサイクル中や後に精巣のサイズ、そして自身のテストステロン産生を保持・回復するために使用される。
内分泌器:ホルモン(ペプチドホルモン、ステロイドホルモン) |
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視床下部 - 脳下垂体 |
視床下部
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GnRH - TRH - ドーパミン - CRH - GHRH - ソマトスタチン - ORX - MCH - MRH - MIH
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脳下垂体後葉
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バソプレッシン - OXT
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脳下垂体中葉
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インテルメジン
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脳下垂体前葉
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αサブユニット糖タンパク質ホルモン(FSH - LH - TSH) - GH - PRL - POMC(ACTH - MSH - エンドルフィン - リポトロピン)
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副腎 |
副腎髄質
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副腎髄質ホルモン(アドレナリン - ノルアドレナリン - ドーパミン)
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副腎皮質
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副腎皮質ホルモン(アルドステロン - コルチゾール - DHEA)
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甲状腺 |
甲状腺
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甲状腺ホルモン(T3 - T4 - カルシトニン)
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副甲状腺
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PTH
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生殖腺 |
精巣
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テストステロン - AMH - インヒビン
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卵巣
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エストラジオール - プロゲステロン - インヒビン/アクチビン - リラキシン(妊娠時)
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その他の内分泌器 |
膵臓
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グルカゴン - インスリン - ソマトスタチン
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松果体
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メラトニン
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内分泌器でない器官 |
胎盤:hCG - HPL - エストロゲン - プロゲステロン - 腎臓:レニン - EPO - カルシトリオール - プロスタグランジン - 心臓:ANP - BNP - ET - 胃:ガストリン - グレリン - 十二指腸:CCK - GIP - セクレチン - モチリン - VIP - 回腸:エンテログルカゴン - 脂肪組織:レプチン - アディポネクチン - レジスチン - 胸腺:サイモシン - サイモポイエチン - サイムリン - STF - THF - 肝臓:IGFs(IGF-1 - IGF-2) - 耳下腺:バロチン - 末梢神経系:CGRP - P物質
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誘導タンパク質 |
NGF - BDNF - NT-3
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UpToDate Contents
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Japanese Journal
- 高位精巣摘除術後にヒト絨毛性ゴナドトロピンβ (hCG-β)が偽陽性を呈したStage Iセミノーマの1例
- 富田 圭司,西川 信之,瀧本 啓太,金 哲將
- 泌尿器科紀要 56(11), 663-665, 2010-11
- A 21-year-old male presented at our hospital with a complaint of left scrotal swelling. The serum human chorionic gonadotropin-β (hCG-β) level was 1.3 ng/ml. A left high orchitectomy was performed, an …
- NAID 120002694066
- 脳腫瘍の腫瘍マーカー 中枢神経系胚細胞性腫瘍 (新時代の脳腫瘍学--診断・治療の最前線) -- (脳腫瘍の診断)
- ヒト絨毛性ゴナドトロピン-β-コアフラグメント(hCGβcf) (広範囲 血液・尿化学検査 免疫学的検査(第7版・4)その数値をどう読むか) -- (腫瘍マーカー)
- ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)およびサブユニット (広範囲 血液・尿化学検査 免疫学的検査(第7版・4)その数値をどう読むか) -- (内分泌学的検査 性線・胎盤関係)
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- ELISA(酵素-結合免疫吸着測定法)妊娠試験が迅速に、そして容易に尿中のヒト絨毛性 ゴナドトロピンの低いレベルさえ検出 ... この方法を使っているたいていの感度の高い 妊娠検査のいくつかは、およそ受精後、1.5週間存在しているヒト絨毛性ゴナドトロピン の ...
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- 次の文を読み、10~12の問いに答えよ。
- 35歳の1回経産婦。挙児希望で来院した。
- 現病歴 : 月経周期は不規則である。最近100日間の基礎体温表を以下に示す。
- 既往歴 : 27歳時、妊娠40週で正常分娩した。他に特記すべきことはない。
- 現症 : 身長154cm、体重48kg。
- 検査所見 : 血液所見と血清生化学所見とに特記すべきことはない。バルーンカテーテルを用いた子宮卵管造影と初診後の基礎体温表とを以下に示す。
- 初診後の経過 : 月経5日目から5日間治療薬Xを経口服用し、診察A、B及びCで卵胞の発育を確認した。診察Cで卵胞径が20mmとなったので、治療薬Yを筋肉注射した。診察Dで妊娠反応が陽性を示し、診察Eにおける経膣超音波検査で胎嚢は写真に示す通りであり、各々の胎嚢内に胎児心拍動を確認した。
[正答]
※国試ナビ4※ [098C009]←[国試_098]→[098C011]
[★]
- 22歳の女性。未経妊。無月経と挙児希望とを主訴に来院した。クロミフェンでは排卵が起こらず、ゴナドトロピン療法を行った。両側卵巣が径15cmに腫大し、胸水と大量の腹水との貯留を認める。一日尿量は300ml。血液所見: 赤血球 500万、Hb 16.5g/dl、Ht 55%、白血球 19,000。血液生化学所見: LH 35.8mIU/ml(基準1.8-7.6)、FSH 10.5mIU/ml(基準5.2-14.4)。
- 治療として適切なのはどれか。2つ選べ。
[正答]
※国試ナビ4※ [104I076]←[国試_104]→[104I078]
[★]
- 32歳の女性。無月経を主訴に来院した。妊娠反応 陽性。超音波検査で子宮12cm内に小嚢胞の集簇を認め、妊娠10週の全胞状奇胎と診断した。
- 患者への説明として適切でないのはどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [113A044]←[国試_113]→[113A046]
[★]
- 生後0日の新生児。外性器の異常があり診察を依頼された。外性器は女性型であるが、陰核が肥大し、尿道と腟とが共通の瘻孔を形成している。鼠径部に腫瘍を触知しない。
- 確定診断に有用な血液検査項目はどれか。
[正答]
※国試ナビ4※ [104I074]←[国試_104]→[104I076]
[★]
[正答]
※国試ナビ4※ [106E023]←[国試_106]→[106E025]
[★]
- 英
- thyroid hormone, thyroid hormones
- 関
- 甲状腺、サイログロブリン、カルシトニン、甲状腺ホルモン製剤
- 胎児の発育・新生児の生理と適応
種類
分類
性状
産生組織
標的組織
受容体
- 核内甲状腺受容体(甲状腺ホルモン受容体ファミリー)
- ステロイドレセプタースーパーファミリーに属する → 核内受容体スーパーファミリー
作用
代謝系別
- 脳、脾臓、睾丸をのぞくすべての組織で酸素消費を高める ← 甲状腺クリーゼによる発熱の原因
- カテコラミンの作用を増強する
心筋細胞のカテコールアミン受容体を増加 ←証明されていない?
-
-
- →甲状腺ホルモンの投与によりコルチゾールが減少し副腎クリーゼを誘発
- エリスロポエチン産生促進 → 赤血球増加
- ヘモグロビンからの酸素解離を促進 → 末梢組織での酸素利用↑
- 骨代謝回転を高め、骨形成・骨吸収を促進 (閉経後女性で甲状腺ホルモン多 → 骨塩量減少 → 骨粗鬆症
- グレーブス病では筋肉蛋白の代謝亢進、筋肉量の減少、筋力低下、筋脱力、四肢麻痺
-
- 肝臓におけるコレステロール産生を促進
- 肝臓のトリグリセリドリパーゼ活性を亢進し、コレステロールの代謝を促進
- コレステロールが減少 ← 総じて分解系の法が作用が強い
薬理学的作用 (SPC.321)
- 全ての生体の活動に関わる-(不足)→成長停止、身体的・精神的発育停止
- 組織の酸素消費を高め、基礎代謝を亢進させる。Na+,K+-ATApaseの活性刺激や、核内クロマチンに作用してDNA転写を促進する作用による
- 上記の通り
- ネガティブフィードバック
分泌の調節
- 視床下部--(甲状腺刺激ホルモン放出ホルモン)-→下垂体前葉--(甲状腺刺激ホルモン)-→甲状腺濾胞細胞-→T3, T4-→T3, T4は下垂体前葉・視床下部に作用し甲状腺刺激ホルモンの分泌を抑制
分子機構
臨床関連
過多
欠乏
-
- 低栄養、外傷、感染症、手術、腎不全、肝不全、心不全、悪性腫瘍
- エネルギー消費を減らすための適応かもしれない
- 以上2007後期生理学授業プリント内分泌(3)
生合成 (SP.916)
[★]
- 英
- corpus luteum cyst
- 同
- 妊娠性黄体化卵胞嚢胞 luteinized follicle cyst of pregnancy、顆粒膜黄体嚢胞、ルテイン嚢胞 lutein cyst
- 関
- 卵巣、上位の概念(卵巣嚢胞、卵巣貯留嚢胞)。黄体出血
概念
- 過剰のヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)の存在下で、黄体内に分泌物が貯留して嚢胞化したもの。良性であり、妊娠中の場合、妊娠12-16週以降に縮小するため、茎捻転、破裂がなければ経過観察とする。
病因
臨床関連
国試
[★]
- 英
- gonadotropin therapy
- 同
- ヒト閉経期ゴナドトロピン-ヒト絨毛性ゴナドトロピン療法 human menopausal gonadotropin-human chorionic gonadotropin therapy、hMG-hCG療法 hMG-hCG therapy、FSH-hCG療法 FSH-hCG therapy
- 関
- 排卵誘発法
[★]
- 英
- human chorionic gonadotrophin
- 同
- ヒト絨毛性ゴナドトロピン
- 商
- HCGモチダ、ゲストロン、ゴナトロピン、プレグニール、注射用HCG
[★]
- 英
- luteinizing hormone/human chorionic gonadotropin receptor LH/hCG-R
- 関
- 黄体化ホルモン, ヒト絨毛性ゴナドトロピン
[★]
- 英
- human chorionic gonadotropin producing tumor
- 同
- ヒト絨毛ゴナドトロピン産生腫瘍
- 関
- ゴナドトロピン、hCG
[★]
- 英
- hCG receptor
- 関
- 黄体形成ホルモン受容体、ヒト絨毛性ゴナドトロピンレセプター
[★]
- 英
- human chorionic gonadotropin beta subunit, hCG-beta, human chorionic gonadotropin β-subunit hCG-β
[★]
- 英
- human menopausal gonadotropin-human chorionic gonadotropin test hMG-hCG test
[★]
- 英
- chorionic、trophoblastic
- 関
- 栄養膜、コリオン、漿膜、絨毛膜、絨毛膜性
[★]
- 英
- tropine
[★]
- 英
- villi
[★]
- 英
- human, Homo sapiens
- 同
- 人
[★]
ヒト絨毛性ゴナドトロピン