ジアゼパム
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/05/10 17:42:57」(JST)
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セルシン (CERCINE)
セルシン (selsyn)
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Japanese Journal
- 28pTF-1 ピクセルシンチレータとアクティブマスクを用いたガンマ線検出器の開発(28pTF X線・γ線,宇宙線・宇宙物理領域)
- 平栗 慎也,榎戸 輝揚,国分 紀秀,伊藤 健,柳田 健之,高橋 弘充,北口 貴雄,佐藤 光浩,牧島 一夫,内堀 幸夫
- 日本物理学会講演概要集 61(1-1), 97, 2006-03-04
- NAID 110007177181
- 石田 陽子,武田 利明
- 岩手県立大学看護学部紀要 7, 1-5, 2005-03
- … 害性について検討し,注射技術の安全性を考察するための知見を得る目的で,実験動物を用いた基礎的研究を行った.本研究では,ラットとウサギの2種類の動物を使用した.使用薬剤は,筋肉内注射用製剤であるセルシン,スペロン,プロステチンの3剤を選択した.各動物の注射部位を剪毛した後,ラットでは右後肢に筋肉内注射を,左に皮下注射を実施した.各部位に0.3mlの薬剤を注入した.ウサギにおいては,左広背筋部に筋肉内注 …
- NAID 110004599918
Related Links
- セルシン,ホリゾンとは?ジアゼパムの効能,副作用等を説明,ジェネリックや薬価も調べ られる(おくすり110番:薬事典版)
- セルシンの効能. 【適用】. * 神経症における不安・緊張・抑うつ。 * うつ病における不安・ 緊張。 * 心身症(消化器疾患、循環器疾患、自律神経失調症、更年期障害、 ... セルシン はベンゾジアゼピン系とカテゴライズされる「抗不安薬・マイナートランキライザー」です。
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
セルシン注射液5mg
組成
容量
1管中の有効成分
添加物
- 本剤1管中にベンジルアルコール 0.015mL、プロピレングリコール 0.4mL、無水エタノール 0.1mL、安息香酸 42.8mg、水酸化ナトリウム 13.05mg、pH調整剤を含有
禁忌
- 急性狭隅角緑内障のある患者
[本剤の弱い抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状が悪化するおそれがある。]
- 重症筋無力症のある患者
[本剤の筋弛緩作用により症状が悪化するおそれがある。]
- ショック、昏睡、バイタルサインの悪い急性アルコール中毒の患者
[ときに頻脈、徐脈、血圧低下、循環性ショックがあらわれることがある。]
- リトナビル(HIVプロテアーゼ阻害剤)を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
効能または効果
- 神経症における不安・緊張・抑うつ
- 下記疾患及び状態における不安・興奮・抑うつの軽減
- ●麻酔前、麻酔導入時、麻酔中、術後
- ●アルコール依存症の禁断(離脱)症状
- ●分娩時
- てんかん様重積状態におけるけいれんの抑制
- 本剤は、疾患の種類、症状の程度、年齢及び体重などを考慮して用いる。
一般に成人には、初回2mL(ジアゼパムとして10mg)を静脈内又は筋肉内に、できるだけ緩徐に注射する。以後、必要に応じて3〜4時間ごとに注射する。
静脈内に注射する場合には、なるべく太い静脈を選んで、できるだけ緩徐に(2分間以上の時間をかけて)注射する。
- 低出生体重児、新生児、乳児、幼児、小児には、筋肉内注射しないこと。
- 痙攣の抑制のために本剤を投与する時、特に追加投与を繰り返す際には、呼吸器・循環器系の抑制に注意すること。
慎重投与
- 心障害、肝障害、腎障害のある患者
[心障害では症状が悪化、肝・腎障害では排泄が遅延するおそれがある。]
- 脳に器質的障害のある患者
[作用が強くあらわれる。]
- 乳児、幼児
[作用が強くあらわれる。]
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
- 衰弱患者
[作用が強くあらわれる。]
- 高度重症患者、呼吸予備力の制限されている患者
[静脈内注射時、無呼吸、心停止が起こり易い。]
重大な副作用
- 大量連用により、薬物依存(頻度不明)を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量を超えないよう慎重に投与すること。また、大量投与又は連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、痙攣発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想等の離脱症状(頻度不明)があらわれることがあるので、投与を中止する場合には徐々に減量するなど慎重に行うこと。
- 舌根の沈下による上気道閉塞(0.1〜5%未満)が、また、慢性気管支炎等の呼吸器疾患に用いた場合、呼吸抑制(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 統合失調症等の精神障害者に投与すると逆に刺激興奮、錯乱(0.1〜5%未満)等があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 循環性ショック(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
馴化、鎮静作用
- 大脳辺縁系に特異的に作用し1,2)、正常な意識・行動に影響をおよぼすことなく、馴化、鎮静作用をあらわす。
- ●粗暴猿、闘争マウスに対する馴化作用3)
- ●ラット3)、ウサギ4)における条件刺激に対する回避行動の抑制作用
- ●中隔野損傷ラットの興奮に対する鎮静作用3)
筋弛緩作用
- 主として脊髄反射を抑制することにより5)筋の過緊張を緩解する。
- ●マウス傾斜板法、除脳硬直ネコ3)
抗痙攣作用
- ストリキニーネ痙攣、メトラゾール痙攣、電気ショック痙攣に対して抗痙攣作用を示す(マウス)。3)
子宮筋弛緩作用
- 子宮筋に作用して、子宮筋の異常緊張を除去する(マウス摘出子宮、ヒト子宮)。6)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 7-Chloro-1-methyl-5-phenyl-1,3-dihydro-2H-1,4-benzodiazepin-2-one
分子式
分子量
融点
性状
- ジアゼパムは白色〜淡黄色の結晶性の粉末で、においはなく、味はわずかに苦い。アセトンに溶けやすく、無水酢酸又はエタノール(95)にやや溶けやすく、ジエチルエーテルにやや溶けにくく、エタノール(99.5)に溶けにくく、水にほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- metabolic encephalopathy
- 同??
- 代謝性脳疾患 metabolic brain disease
- 関
- 肝性昏睡、肺性脳症、羽ばたき振戦
- 意識障害
特徴
代表疾患
神経内科プリント
- 神経細胞の代謝障害を起こす疾患を上げればよい
- てんかん重積発作、肝性脳症、尿毒症、CO2ナルコーシス、糖尿病性昏睡、電解質異常(Na,Ca)、内分泌障害、中毒など
- 電解質異常(Na,Ca):Kは心筋収縮に影響があり得るが、意識障害に関わることはない?低カルシウム血症はテタニー、てんかんを起こしうるが、意識障害には関わりにくい?むしろ高カルシウム血症で意識障害をきたす。
IMD.237
1) ショック:心筋梗塞、大出血など
2) 薬物、毒物
3) 無酸素ないし低酸素血症
4) DIC、全身性感染症:敗血症など
5) 肝不全、腎不全、糖尿病性高血糖、重症肝炎、内分泌疾患など
6) 低血糖、ビタミンB1欠乏: Wernicke脳症
7) 脳振盪、てんかん大発作後
8) 酸塩基平衡および電解質異常
9) 栄養障害
[★]
- 関
- 睡眠薬、鎮静薬、抗不安薬
商品
[★]
- 英
- diazepam, DZP
- ラ
- diazepamum
- 商
- エリスパン、ジアパックス、セエルカム、セルシン、セレナミン、ダイアップ、パールキット、ホリゾン。Valium。セレンジン、ソナコン
作用機序
- →中枢での興奮性シナプス伝導を抑制
適応
- 抗てんかん薬(てんかん重積)、抗不安薬、抗痙攣薬、静脈麻酔薬(前投与)
- 精神症状:神経症、うつ病、心身症
- 筋弛緩:筋痙攣疾患
- 麻酔前投与:不安・緊張・抑うつ,筋緊張の軽減
拮抗薬
添付文書
- 2mgセルシン錠/5mgセルシン錠/10mgセルシン錠/セルシン散1%
- http://www.info.pmda.go.jp/go/pack/1124017B1129_1_10/
[★]