アルプラゾラム
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2017/09/14 01:16:10」(JST)
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コンスタン(Constant)は、ヨーロッパの男性名、または姓である。
- ※このページの言語リンクは姓についての英語版 en:Constant (surname) に対応しています。名については英語版 en:Constant (given name) を参照。
姓
- バンジャマン・コンスタン - フランスの思想家
- マリユス・コンスタン - ルーマニア出身のフランスの作曲家、指揮者
名
その他
- 定数(constant) - 定数 (曖昧さ回避)を参照。
- コンスタン - 抗不安薬アルプラゾラムの商品名
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
コンスタン0.4mg錠
組成
1錠中の有効成分
添加物
- トウモロコシデンプン、ヒドロキシプロピルセルロース、ステアリン酸マグネシウム、乳糖水和物
禁忌
- 本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
- 急性狭隅角緑内障のある患者
[弱い抗コリン作用により眼圧が上昇し、症状が悪化するおそれがある。]
- 重症筋無力症の患者
[筋弛緩作用により症状が悪化するおそれがある。]
- HIVプロテアーゼ阻害剤(インジナビル等)を投与中の患者(「相互作用」の項参照)
効能または効果
- 心身症(胃・十二指腸潰瘍、過敏性腸症候群、自律神経失調症)における身体症候並びに不安・緊張・抑うつ・睡眠障害
- 通常、成人にはアルプラゾラムとして1日1.2mgを3回に分けて経口投与する。なお、年齢、症状により適宜増減する。
増量する場合には、最高用量を1日2.4mgとして漸次増量し、3〜4回に分けて経口投与する。
高齢者では、1回0.4mgの1日1〜2回投与から開始し、増量する場合でも1日1.2mgを超えないものとする。
慎重投与
- 心障害のある患者
[症状が悪化するおそれがある。]
- 肝障害のある患者
[肝臓で代謝されるため、クリアランスが低下するおそれがある。]
- 腎障害のある患者
[排泄が遅延するおそれがある。]
- 脳に器質的障害のある患者
[作用が強くあらわれる。]
- 小児(「小児等への投与」の項参照)
- 高齢者(「高齢者への投与」の項参照)
- 衰弱患者
[作用が強くあらわれる。]
- 中等度呼吸障害又は重篤な呼吸障害(呼吸不全)のある患者
[症状が悪化するおそれがある。]
重大な副作用
- 大量連用により、薬物依存(頻度不明)を生じることがあるので、観察を十分に行い、用量を超えないよう慎重に投与すること。また、大量投与又は連用中における投与量の急激な減少ないし投与の中止により、痙攣発作、せん妄、振戦、不眠、不安、幻覚、妄想等の離脱症状(頻度不明)があらわれることがあるので、投与を中止する場合には徐々に減量するなど慎重に行うこと。
- 統合失調症等の精神障害者に投与すると、逆に刺激興奮、錯乱(頻度不明)等があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- 慢性気管支炎等の呼吸器疾患に用いた場合、呼吸抑制(頻度不明)があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には、投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
- そう痒、蕁麻疹、顔面潮紅・腫脹、息切れ等のアナフィラキシー様症状(0.1%未満)があらわれたとの報告があるので、このような場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。
- AST(GOT)、ALT(GPT)、γ-GTPの上昇等を伴う肝機能障害、黄疸(頻度不明)があらわれることがあるので、患者の状態を十分に観察し、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 既存のベンゾジアゼピン系化合物と類似した薬理学的スペクトラムを有するが葛藤行動緩解作用、馴化作用、鎮静作用に比べ筋弛緩作用は比較的弱い。葛藤行動緩解作用、馴化作用、鎮静作用の作用機序は視床下部並びに扁桃核を含む大脳辺縁系に対する抑制と考えられる。4)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
化学名
- 8-Chloro-1-methyl-6-phenyl-4H-[1,2,4]triazolo[4,3-a]-[1,4]benzodiazepine
分子式
分子量
融点
性状
- アルプラゾラムは、白色の結晶又は結晶性の粉末である。クロロホルムに溶けやすく、メタノール又はエタノール(95)にやや溶けやすく、無水酢酸にやや溶けにくく、水にほとんど溶けない。希硝酸に溶ける。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- alprazolam
- 商
- アゾリタン、カームダン、コンスタン、ソラナックス Xanax、メデポリン
- 抗不安薬、睡眠薬
- ベンゾジアゼピン系抗不安薬(中間型)
一般名
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商品名
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抗不安
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催眠鎮静
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筋弛緩
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抗痙攣
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抗うつ
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Tmax(hr)
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作用持続時間
|
備考
|
アルプラゾラム
|
ソラナックス/コンスタン
|
++
|
++
|
+
|
ー
|
++
|
約2時間
|
中
|
抗コリン作用弱いが眠気の頻度が高い
|
特徴
- 抗不安作用、抗パニック作用が強い
- 筋弛緩作用は比較的弱い
- 半減期短い
- 過鎮静に注意
- こころの治療薬ハンドブック 第10版
- ジアゼパムに比べて、抗コンフリクト作用は2倍、馴化作用は2.5~7倍、傾眠・睡眠作用は4~7倍、筋弛緩作用は1.5~3倍、抗痙攣作用は1.5~3倍強い。
構造
適応
禁忌
- 過敏症、急性狭隅角緑内障、重症筋無力症、HIVプロテアーゼ阻害剤投与中
副作用
- 薬物依存性、刺激興奮・錯乱、呼吸抑制、アナフィラキシー様症状
[★]
- 関
- 睡眠薬、鎮静薬、抗不安薬
商品