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- アミノレバンEN配合、エレンタールP乳幼児用配合、エレンタール配合、プロヘパール配合、ヘパンED配合
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出典(authority):フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』「2015/05/31 05:20:03」(JST)
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重酒石酸コリン
Choline Bitartrate[1] |
|
識別情報 |
CAS登録番号 |
87-67-2 |
特性 |
化学式 |
C9H19NO7 |
モル質量 |
253.25 g mol−1 |
外観 |
白色の結晶ないしは粉末 |
匂い |
わずかな特異臭[2] |
融点 |
150 °C, 423 K, 302 °F
|
関連する物質 |
関連物質 |
コリン (栄養素)
塩化コリン
クエン酸コリン |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
重酒石酸コリン(じゅうしゅせきさんコリン)は、コリンの重酒石酸塩で、化学式C9H19NO7で表される有機化合物である。アセチルコリンの前駆体であり、抗欝作用や肝機能向上を目的として医薬品やスマートドラッグに使用される[3][4]
脚注
- ^ 重酒石酸コリン(東京化成工業)
- ^ アミノレバンEN配合散 医薬品インタビューフォーム (PDF) (大塚製薬)
- ^ “一斗缶ラベルの薬品名、広く流通せず 大阪切断遺体”. 日本経済新聞. (2011年8月18日). http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1704J_X10C11A8CC1000/ 2014年10月17日閲覧。
- ^ weblio辞書
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
ヘパンED配合内用剤
組成
成分・分量
- 1包(80g)中、L‐イソロイシン 1,730mg、L‐ロイシン 2,122mg、L‐リシン塩酸塩 974mg、L‐メチオニン 117mg、L‐フェニルアラニン 117mg、L‐トレオニン 436mg、L‐トリプトファン 56mg、L‐バリン 1,615mg、L‐ヒスチジン 306mg、L‐アルギニン 1,647mg、L‐アルギニン塩酸塩 108mg、L‐アラニン 978mg、グリシン 430mg、L‐プロリン 522mg、L‐セリン 257mg、デキストリン 61.7g、クエン酸ナトリウム水和物 785mg、塩化カリウム 358mg、グリセロリン酸カルシウム 1,282mg、硫酸マグネシウム水和物 406mg、グルコン酸第一鉄二水和物 9.2mg、硫酸亜鉛水和物 15.8mg、硫酸マンガン五水和物 1.27mg、硫酸銅 0.82mg、ヨウ化カリウム 33μg、チアミン塩化物塩酸塩 897μg、リボフラビンリン酸エステルナトリウム 967μg、ピリドキシン塩酸塩 671μg、シアノコバラミン 2.2μg、パントテン酸カルシウム 1.65mg、ニコチン酸アミド 3.30mg、葉酸 132μg、ビオチン 39μg、重酒石酸コリン 84mg、アスコルビン酸 23.4mg、トコフェロール酢酸エステル 16.6mg、レチノール酢酸エステル 720IU、エルゴカルシフェロール 3.8μg、フィトナジオン 44μg、ダイズ油 2.80g
添加物
- ソルビン酸カリウム、ポリソルベート80、大豆レシチン、L‐アスコルビン酸ステアリン酸エステル、無水クエン酸、乳糖水和物、カルメロースナトリウム
禁忌
- 重症糖尿病、又はステロイド大量投与の患者で糖代謝異常が疑われる場合[高血糖があらわれるおそれがある。]
- 肝障害以外のアミノ酸代謝異常のある患者[高アミノ酸血症等を起こすおそれがある。]
効能または効果
- 通常、成人に1回量として1包(80g)を約250mLの常温の水又は微温湯に溶かし(約310kcal/300mL)、1日2回食事とともに経口摂取する。なお、年齢・症状に応じて適宜増減する。
調製方法
- 本剤1包(80g)を約1kcal/mLに調製する場合
容器に常温の水又は微温湯を約250mL入れ、本剤1包(80g)を加えて速やかに攪拌する。この場合、溶解後の液量は約300mL(約1kcal/mL)となる。
- 本剤プラスチック容器入り(80g)を約1kcal/mLに調製する場合
常温の水又は微温湯で溶解し、液量を約300mLの目盛り(凸部)に調製する。
慎重投与
- 腎障害のある患者[腎障害を悪化させるおそれがある。]
薬効薬理
- 肝性脳症モデルとして、肝切除ラットにおけるアンモニア負荷に対する本剤の効果について検討した。その結果、本剤は血漿アンモニア濃度の低下作用、血漿Fischer比の上昇作用を示し、昏睡時間を短縮した5)。
- 慢性肝不全モデルとして、門脈下大静脈吻合(PCS)ラットにおける本剤の効果について検討した。その結果、本剤は血漿中及び脳内遊離アミノ酸のインバランスを是正し、脳内モノアミン代謝異常を改善した6)。
- 80%肝切除による重度肝障害モデルラットにおいて、本剤は窒素出納の改善効果を示した7)。
- 肝硬変モデルとして、四塩化炭素慢性肝障害ラットにおける本剤の効果について検討した。その結果、本剤は肝蛋白合成能の指標とされるヘパプラスチンテストにおいて改善効果を示し、血漿アミノ酸パターンにおいても改善効果を示した8)。
- 閉塞性黄疸モデルとして、胆管結紮離断ラットにおける本剤の効果について検討した。その結果、本剤は血清総蛋白、アルブミン濃度、血漿アミノ酸パターンの改善効果を示し、窒素出納においても改善効果を示した9)。
★リンクテーブル★
[★]
イノシトール、塩酸システイン(システイン)、肝臓加水分解物、重酒石酸コリン、シアノコバラミン
- 関
- 肝臓疾患用剤
[★]
イノシトール、塩酸システイン、肝臓加水分解物、重酒石酸コリン、シアノコバラミン
[★]
- 英
- tartaric acid
- 商
- MS温シップ、MS冷シップ、アイファガン、アポノール、アミノレバンEN配合、アリメジン、イフェンプロジル酒石酸塩、イブロノール、エレンタールP乳幼児用配合、エレンタール配合、エンセロン、オーラ、クリアミン配合、サーカネッテン配合、サルポグレラート塩酸塩、ジフェニドール塩酸塩、シプセロン、ゼグミューラー、セリミック、セレクナート、セロクラール、セロケン、セロケンL、ゾルピデム酒石酸塩、タラモナール、チャンピックス、テクニス、テクネMAG3、デトルシトール、デンタカインカートリッジ、トラベルミン配合、ナベルビン、ハーネシップ、バックス、バリエース、バルギン、バロス、ヒシダリン、ヒルトニン、ヒルロック、フレザニール、プロチレリン酒石酸塩、プロヘパール配合、ペチロルファン、ヘパンED配合、ボグニン、マイスリー、マルファ配合、ミルサート冷シップ、メサフィリン配合、メデピン、メトプリック、メトプロロール酒石酸塩、メルコモン、ヨウアジール、ラクール冷シップ、リーバクト配合、リスペリドン、リンブレーン、ロゼウス、ロプレソール、ロプレソールSR、ロルファン、酒石酸
- C4H6O6。
- IUPAC名:2,3-ジヒドロキシブタン二酸
- 分子量150.09。
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- choline
- 化
- 塩化コリン
- 関
- アセチルコリン
- choline + acetylCoA → acetylcholine + CoA
[★]
- 英
- acid
- 関
- 塩基
ブランステッド-ローリーの定義
ルイスの定義
[★]
- 英
- tartar
- 関
- 歯石