プロチレリン
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- 商品名, 欧文商標名, 製造会社, YJコード, 薬価, 規制区分. ヒシダリン注1mg (後発品), HISHIDARIN INJECTION, ニプロファーマ, 7223401A2062, 1020円/管, 処方せん 医薬品. ヒシダリン注2mg (後発品), HISHIDARIN INJECTION, ニプロファーマ ...
- ヒシダリン注2mg,プロチレリン酒石酸塩水和物注射液.
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Japan Pharmaceutical Reference
薬効分類名
販売名
組成
容量
有効成分(1管中)
- 日本薬局方 プロチレリン酒石酸塩水和物(プロチレリンとして) 1.464mg(1.0mg)
添加物(1管中)
効能または効果
○下記疾患に伴う昏睡、半昏睡を除く遷延性意識障害
- ・頭部外傷
- ・くも膜下出血、ただし、意識障害固定期間3週以内
○脊髄小脳変性症における運動失調の改善
○遷延性意識障害の場合(ただし、昏睡、半昏睡を除く)
- 通常、成人には疾患に応じて、下記の用量を1日1回10日間静注又は点滴静注する。静脈内注射の場合は、生理食塩液、ブドウ糖注射液又は注射用水5〜10mLに希釈して、徐々に注射する。
頭部外傷
- 1回プロチレリン酒石酸塩水和物として0.732〜2.92mg(プロチレリンとして0.5〜2mg)
くも膜下出血(ただし、意識障害固定期間3週以内)
- 1回プロチレリン酒石酸塩水和物として2.92mg(プロチレリンとして2mg)
○脊髄小脳変性症の場合
- 通常、成人には1日1回プロチレリン酒石酸塩水和物として0.732〜2.92mg(プロチレリンとして0.5〜2mg)を筋肉内又は静脈内に注射するが、重症例にはプロチレリン酒石酸塩水和物として2.92mg(プロチレリンとして2mg)を注射する。
2〜3週間連日注射した後、2〜3週間の休薬期間をおく。以後、これを反復するか、週2〜3回の間歇注射を行う。
静脈内注射の場合は、生理食塩液、ブドウ糖注射液又は注射用水5〜10mLに希釈して、徐々に注射する。
慎重投与
- 心障害のある患者[本剤は、血圧及び脈拍数を一過性に上昇させることがある。]
重大な副作用
ショック様症状(頻度不明)
- 一過性の血圧低下、意識喪失等のショック様症状があらわれることがある。
痙攣(頻度不明)
下垂体卒中(頻度不明)
- 下垂体腺腫患者に投与した場合、頭痛、視力・視野障害等を伴う下垂体卒中があらわれることがあるので、このような症状があらわれた場合には外科的治療等適切な処置を行うこと。
血小板減少(頻度不明)
- 血小板減少があらわれることがあるので、観察を十分に行い、異常が認められた場合には投与を中止するなど適切な処置を行うこと。
薬効薬理
- 動物実験で、自発運動亢進作用、覚せい促進作用、脳波賦活作用が認められている。自発運動亢進作用は、正常マウス、下垂体摘出マウス及び正常ラットで見られる。覚せい促進作用は、正常マウス、正常ラット及び下垂体摘出ラットでペントバルビタール睡眠時間の短縮が、正常マウスでエタノール麻酔時間の短縮がそれぞれ認められ、また、意識障害モデル動物(頭部外傷マウス、脳幹圧迫ネコ、視床下部電気破壊ネコ)を用いた実験で行動上及び脳波上覚せい反応が早期に認められている。また、正常ネコで脳波賦活作用が見られている。2)
有効成分に関する理化学的知見
一般名
- プロチレリン酒石酸塩水和物
(Protirelin Tartrate Hydrate)
化学名
- 5-Oxo-L-prolyl-L-histidyl-L-prolinamide monotartrate monohydrate
分子式
分子量
融点
性状
- ・白色〜微帯黄白色の結晶又は結晶性の粉末である。
・水に溶けやすく、酢酸(100)にやや溶けにくく、エタノール(95)又はジエチルエーテルにほとんど溶けない。
★リンクテーブル★
[★]
- 英
- tartaric acid
- 商
- MS温シップ、MS冷シップ、アイファガン、アポノール、アミノレバンEN配合、アリメジン、イフェンプロジル酒石酸塩、イブロノール、エレンタールP乳幼児用配合、エレンタール配合、エンセロン、オーラ、クリアミン配合、サーカネッテン配合、サルポグレラート塩酸塩、ジフェニドール塩酸塩、シプセロン、ゼグミューラー、セリミック、セレクナート、セロクラール、セロケン、セロケンL、ゾルピデム酒石酸塩、タラモナール、チャンピックス、テクニス、テクネMAG3、デトルシトール、デンタカインカートリッジ、トラベルミン配合、ナベルビン、ハーネシップ、バックス、バリエース、バルギン、バロス、ヒシダリン、ヒルトニン、ヒルロック、フレザニール、プロチレリン酒石酸塩、プロヘパール配合、ペチロルファン、ヘパンED配合、ボグニン、マイスリー、マルファ配合、ミルサート冷シップ、メサフィリン配合、メデピン、メトプリック、メトプロロール酒石酸塩、メルコモン、ヨウアジール、ラクール冷シップ、リーバクト配合、リスペリドン、リンブレーン、ロゼウス、ロプレソール、ロプレソールSR、ロルファン、酒石酸
- C4H6O6。
- IUPAC名:2,3-ジヒドロキシブタン二酸
- 分子量150.09。
[★]
商品
[★]
- 英
- protirelin
- 化
- 酒石酸プロチレリン protirelin tartrate、プロチレリン酒石酸塩
- 商
- TRH注、ヒシダリン、ヒルトニン、ヒルロック、ボグニン
[★]
- 商
- ヒシダリン、ヒルトニン、ヒルロック、ボグニン
- 同
- プロチレリン酒石酸塩
- 関
- プロチレリン(TRH注)
[★]
- 英
- phosphorus P
- 関
- serum phosphorus level
分子量
- 30.973762 u (wikipedia)
- 単体で化合物としてはP4、淡黄色を帯びた半透明の固体、所謂黄リンで毒性が高い。分子量124.08。
基準値
- 血清中のリンおよびリン化合物(リン酸イオンなどとして存在)を無機リン(P)として定量した値。
- (serum)phosphorus, inorganic 2.5–4.3 mg/dL(HIM.Appendix)
- 2.5-4.5 mg/dL (QB)
代謝
- リンは経口的に摂取され、小腸から吸収され、細胞内に取り込まれる。
- 骨形成とともに骨に取り込まれる。
- 腎より排泄される。
尿細管での分泌・再吸収
- 排泄:10%
尿細管における再吸収の調節要素
臨床検査
- 無機リンとして定量される。
基準範囲
血清
- 小児:4-7mg/dL
- 閉経後女性は一般集団より0.3mg/dL高値となる
尿
測定値に影響を与える要因
臨床関連
参考
- http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AA%E3%83%B3
[★]
- 英
- fern
- 関
- シダ植物